【割引情報あり】石打丸山スキー場完全ガイド|75年の歴史を持つ新潟の名門ゲレンデの魅力と楽しみ方

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【割引情報あり】石打丸山スキー場完全ガイド|75年の歴史を持つ新潟の名門ゲレンデの魅力と楽しみ方
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添乗員ライターがお届けする旅行情報。今回は新潟県南魚沼市に位置する石打丸山スキー場をご紹介します。1949年の開業から75年以上もの歴史を誇るこのスキー場は、広大なゲレンデと充実した施設で初心者から上級者まで楽しめる魅力満載のスノーリゾートです。

目次

アクセスの課題と注意点

石打丸山スキー場は3つの入口(中央口、ハツカ石口、観光口)に分かれており、初めて訪れる方にとっては待ち合わせ場所の特定が難しい場合があります。各入口は離れているため、事前にどの入口を利用するか確認が必要です。

また、中央口からゲレンデ上部へアクセスする際はゴンドラの利用が必要となり、初心者が下山する際も同様にゴンドラでの移動が推奨されます。自力での下山は中級者以上のスキルが求められるコースもあるため、レベルに応じた計画が重要です。

75年の歴史が紡ぐ伝統と格式

石打丸山スキー場は、1949年(昭和24年)の開業以来、日本のスキー史を彩ってきた名門スキー場です。2024-2025シーズンで開業75周年を迎えました。

戦後まもない1949年、魚沼の山々に最初のロープトウが架かったことから石打丸山の物語は始まりました。当時は地元の有志によって運営され、スキーが国民的なスポーツとして普及し始めた時代の中で、多くのスキーヤーたちの技術向上の場として親しまれてきました。

1973年には冬季国体(国民体育大会冬季大会スキー競技会)の会場に選ばれ、全国から集まったトップアスリートたちが技を競い合いました。この国体開催を契機に、石打丸山は競技スキー場としての地位を確立し、以後も数々の大会が開催される名門として知られるようになりました。

かつては運営が4つの事業者に分かれており、地元企業の日本リフトサービスが中央口を中心に運営、国際スキー開発株式会社がハツカ石口、大生総業が観光口、グリーンリフトが中腹の1本のリフトをそれぞれ運営していました。1997年には、これらの会社が一体となって「石打丸山索道事業協同組合」を設立し、スキー場全体を統一的に運営する体制が整いました。

2019年以降は大規模な組織再編を経て、現在は日本ケーブル株式会社のNCリゾートグループに属するアルピナBI株式会社が運営を担っています。びわ湖バレイや湯沢高原など全国8か所のスノーリゾートを展開するアルピナグループの一員として、最新の経営ノウハウと設備投資により、伝統を守りながらも革新を続けています。

2025-26シーズンで76年目を迎える石打丸山は、かつて日本スキー史を彩った名門の風格を今に伝えながら、世界最新鋭のサンライズエクスプレスをはじめとする最新設備を導入し続けることで、現代のスノーリゾートとして進化を続けています。

関越最大級のスケールを誇るゲレンデ

圧倒的な規模と多彩なコース

石打丸山スキー場は総面積236ヘクタール、全23コースを擁する関東甲信越地方でも最大級のスキー場です。標高差は664メートル、最長滑走距離は4,000メートルに達し、初級者向けから上級者向けまで幅広いレベルのスキーヤーやスノーボーダーが満喫できます。

コース構成は初級30%、中級40%、上級30%と、各レベルにバランスよく配分されています。ゲレンデは山頂から扇状に広がる一枚バーンが特徴で、幅広いコースが多いため、初心者でも安心して練習可能です。

3つの個性的なエリア

ハツカ石エリア

石打丸山スキー場のハツカ石口のリフト乗り場
石打丸山スキー場のハツカ石口のリフト乗り場

ハツカ石口は初級者やファミリー層に最適なエリアです。比較的緩やかな斜面が続き、スキーデビューに理想的な環境が整っています。幅広いコースで視界も良好なため、安心して滑走練習ができます。

中央エリア

中央口は石打丸山のメインエントランスで、最新鋭のコンビリフト「サンライズエクスプレス」が設置されています。リゾートセンターが併設され、レンタル、ショップ、カフェなど必要な機能がワンストップで揃います。

銀座ゲレンデと呼ばれる中腹エリアには、古くからのロッジや食事処が軒を連ね、昭和の趣を感じさせる懐かしい雰囲気が漂います。幅約200メートルの広々としたゲレンデは、適度な斜度で多くのスキーヤーやボーダーが集まる石打丸山の中心地です。

観光エリア(北口)

観光口は上級者向けコースが多く、充実したスノーパークやハーフパイプが設置されています。急斜面の非圧雪コースや、スキルアップを目指すスキーヤーに人気のチャレンジングなコースが揃います。

山頂からの絶景体験

石打丸山スキー場からの景色
石打丸山スキー場からの景色

山頂高速リフトで到達する標高920メートルの山頂エリアからは、眼下に魚沼平野、遠方に越後三山(八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳)の雄大な山並みを一望できます。晴れた日には谷川連峰や巻機山も望める絶景ポイントです。

山頂ゲレンデは最大斜度35度の上級者向けコースですが、初級者向けのメルヘンコースを利用すれば、誰でも山頂からの景色を楽しめます。山頂から中央口まで一気に滑り降りれば、標高差650メートル、全長4キロメートルのロングダウンヒルが体験できます。

世界最新鋭の施設が充実

サンライズエクスプレス

2018-2019シーズンに登場した「サンライズエクスプレス」は、ゴンドラキャビンと6人乗りフード付きリフトが同じケーブルに連結された世界最新鋭のコンビリフトです。全長1,178メートルを約7分で移動し、中央口から中腹エリアまで快適にアクセスできます。

チェアはまるで車のバケットシートのような座り心地で、ヒーター付きのため寒い日でも快適です。ファーストクラスのような乗り心地で、気軽に白銀のスノーランドへ向かえます。

リゾートセンター

中央口にあるリゾートセンターは、2018-2019シーズンに開設された石打丸山の新しいランドマークです。周辺の美しい山並みをモチーフにしたシンボリックなデザインで、全面ガラス張りの明るく開放感あふれる空間が広がります。

館内には、インフォメーションデスク、チケット売り場、レンタルショップ、Goldwinショップ(地域初出店)、カフェスタンド、更衣室、ロッカールームなど、スキーリゾートに必要な機能が集約されています。清潔で快適な施設は、スキーやスノーボードを快適に楽しむための拠点として機能します。

ザ・ヴェランダ石打丸山

サンライズエクスプレスを降りた中腹のビューポイントに位置する「ザ・ヴェランダ石打丸山」は、エリア最大級の広さを誇る展望テラス&カフェです。2階メインフロアには焚き火の炎が揺れるカフェと展望テラスがあり、3階には展望フロア、1階にはドームテントなどの体験コンテンツが用意されています。

南魚沼の田園風景と、その先に雄大な越後の山並みが連なる大パノラマを眺めながら、名物の「雪山のパンケーキ」をはじめとするカフェ自慢のグルメを楽しめます。

初心者から上級者まで楽しめる多彩なコース

石打丸山スキー場のコースマップ
石打丸山スキー場のコースマップ

初級者向けコース

ファミリーコース

サンライズエクスプレスの下車場所から乗車場所へと続くロングコースで、初心者でも滑りやすい広々とした緩斜面が続きます。ゆったりとクルージングを楽しめる人気コースです。

メルヘンコース

山頂ゲレンデを迂回して下山できる初級者向けコースです。山頂の絶景を楽しみながら、無理なく安全に滑り降りられます。

中級者向けコース

銀座ゲレンデ

中腹に位置する石打丸山の中心的なゲレンデで、幅広く気持ちよく滑れる適度な斜度が特徴です。多くのスキーヤーやボーダーが集まる賑やかなエリアです。

大丸山ゲレンデ

観光第3エクスプレス沿いに位置する中級向けバーンで、出だしはやや急斜面ですが、途中から滑りやすくなります。並行するパラダイスコースは初級者向けです。

上級者向けコース

山頂ゲレンデ

標高920メートルの山頂に位置する最大斜度35度の急斜面コースです。魚沼平野と越後三山を望む絶景に飛び込んでいくような迫力ある滑りが楽しめます。

デビルダウンコース

細い2コースが一直線に続く難関コースで、非圧雪の急斜面かつコースが狭いため、板の切り替えしが非常に難しくなっています。上級者はぜひ挑戦してください。

国体コース

かつて国体の会場となった由緒あるコースで、技術を試すのに最適な難易度です。

非圧雪エリア

石打丸山スキー場内には約6か所の非圧雪コースがあり、降雪の翌日にはさらさらのパウダースノーでの滑走が楽しめます。山頂ゲレンデ、大丸山ゲレンデ、ジャイアントコース、国体コース、デビルダウンコース、ダイナミックAコースなどが非圧雪コースとして開放されています。

ツリーランエリア

山頂エリアと中腹エリアの2か所に非圧雪ツリーランエリアが登場しました。自然の地形と木々の間を滑り抜ける、スリリングな体験が可能です。

スノーパークとハーフパイプ

石打丸山スキー場の様子
石打丸山スキー場の様子

石打丸山スノーパーク

観光第2エクスプレス沿いの銀座ゲレンデ横に設置されたスノーパークは、全長500メートルのコースにビギナーから上級者まで楽しめるアイテムが最大20セクション用意されています。エリア屈指の規模を誇り、初心者用のビギナーパークと中・上級者用のメインパークが設置されています。

ジャンプ、レール、ボックスなど多彩なアイテムが整備され、初めての方でも挑戦しやすい環境が整っています。レベルに応じて段階的にステップアップできる配置になっており、幅広いスキルレベルのスキーヤーやボーダーに愛されています。

ガンホー・モンスターパイプ

サンライズエクスプレス降り場から左手に向かうと、南魚沼市営の世界最大級のハーフパイプ「ガンホー・モンスターパイプ」が設置されています。2018年2月にオープンしたこの施設は、国際競技基準を満たす本格的なハーフパイプです。

石打丸山は、2014年ソチオリンピックの女子スキーハーフパイプで銅メダルを獲得した小野塚彩那選手の出身地であり、このような世界レベルの施設が整備されています。利用にはシーズン毎の登録とリフト券以外の利用料金が必要で、ヘルメット着用が必須です。

エリア最大級のナイター営業

石打丸山スキー場は、エリア最大級のナイター対応コースを誇ります。2025-26シーズンのナイター営業は、2025年12月27日から2026年2月28日、および3月28日までの金・土曜日に実施され、16時から20時まで楽しめます。

ナイター営業時間中は、中央・観光口エリアとハツカ石エリア間を移動可能です(ハツカ石エリアのナイター営業は3月7日までの土曜日のみ)。夜は気温が下がり雪質が向上するため、「ナイターパウダー」と呼ばれる最高のコンディションで滑走できます。

魚沼平野の夜景を望む絶景ロケーションの中、照明が明るく整備されたゲレンデで、幻想的な雰囲気を楽しみながらスキーやスノーボードが満喫できます。降雪時のナイターは特に狙い目で、石打丸山の真価を体験できるとの評判です。

スキーを履かずに楽しむスノーガーデン

石打丸山スキー場では、2025-26シーズンより「スノーガーデン」が本格オープンしました。スキーを履かなくても雪山を楽しめる雪山体験エリアで、観光客にも人気のスポットです。

スノーテラスやドームテント、フォトジェニックなスポットが点在し、絶景の雪景色の中で手軽に雪上グランピング体験ができます。キッズパークにはスノーエスカレーター、チュービング、スノーシュー、そり、スノーレーサーなどが設置され、小さなお子様連れのファミリーも安心して雪遊びを楽しめます。

1日券以上のリフト券をお持ちの方は無料で利用でき、キッズ券(4歳以上の未就学児専用)にはナイターを含む営業時間内の全てのゴンドラ・リフト利用、雪遊びエリアの入場、ドームテントの入場が含まれています。

ゲレンデグルメの充実

石打丸山スキー場の大きな魅力の一つが、場内に24店舗もの飲食店が立ち並ぶユニークなレイアウトです。おしゃれなカフェから本格焼肉店まで、ゲレ食とは思えないクオリティーのグルメが揃い、「このお店の料理を食べに石打へ行く」というファンも少なくありません。

人気店舗と名物メニュー

レストラン大丸

スキー場内で本格焼肉が楽しめる全国的にも珍しい人気店です。ロースターで焼くアツアツのお肉は絶品で、南魚沼産コシヒカリの大盛りご飯との相性は抜群です。越後もち豚をはじめ、新鮮な肉を提供しており、友人同士でシェアしながら楽しめます。

レストランバレーナ

本格石窯で焼くピッツァが名物の洋食レストランです。特にマルゲリータやクアトロフォルマッジなどの本格ピッツァは、ゲレ食の域を超えた味わいと評判です。ビーフカレーも絶品で、14時以降はデザートセットも楽しめます。明るくおしゃれな雰囲気の店内は、女性グループにも人気です。

レストランケルン

自家製ハーブが香る本格洋食レストランで、名物は「焼きビーフシチュー」です。とろけるような牛肉と野菜、濃厚なルーが調和した逸品で、おかわりしたくなるほどの美味しさと評判です。シーザーサラダも人気メニューで、ボリューム満点のこだわりメニューが揃います。

居酒屋けんちゃん ゲレンデ店

そば粉のガレットやジャンボお好み焼きなどオリジナルメニューが大人気の食堂です。特にジャンボお好み焼きは、見たこともない大きさで、そのボリュームに誰もが驚きます。日替わりランチも見逃せません。

しみず食堂

中腹エリアにあり、にんじんの文字が目印のアットホームな雰囲気が魅力の昔ながらの食堂です。おでんや地元の食材を使った家庭的な料理が楽しめ、ビールのおつまみには季節の山菜料理が提供されることもあります。地元の常連客も足を運ぶ人気店です。

ニュー丸山ロッジ

銀座ゲレンデの中腹に位置する食堂で、魚沼産コシヒカリを使用した定食類が人気です。カツ丼、生姜焼き定食、カツカレーなど、ボリューム満点のメニューが揃い、越後もち豚を使用した料理は特に評判です。

レストランセゾン

カツカレーとナポリタンが名物の洋食レストランです。手作りのカツは厚みがあり、自家製コシヒカリとの相性は抜群です。どのメニューも期待を裏切らない味わいで、安定した人気を誇ります。

ステーションV

中央口の休憩施設内にあり、揚げたての巨大なコロッケが名物です。手のひらほどの大きさのコロッケは一個食べるだけでお腹がいっぱいになり、小腹が空いたときにぴったりです。あんパンやカレーパンなどの揚げパンも人気です。

ザ・ヴェランダ石打丸山

サンライズエクスプレスを降りた中腹のビューポイントに位置する「ザ・ヴェランダ石打丸山」は、エリア最大級の広さを誇る展望テラス&カフェです。南魚沼の田園風景と、その先に雄大な越後の山並みが連なる大パノラマを眺めながら、名物の「雪山のパンケーキ」をはじめとするカフェ自慢のグルメを楽しめます。

2階メインフロアには焚き火の炎が揺れるカフェと展望テラス、3階には展望フロア、1階にはドームテントなどの体験コンテンツが用意されています。

リゾートセンター内カフェスタンド

滑り終わった後のお帰り前におすすめのカフェスタンドでは、焼き立てのパンや温かいコーヒー・紅茶が販売されています。疲れた体を癒しながら、次回の計画を立てるのに最適な場所です。

銀座ゲレンデ

中腹の銀座ゲレンデにはこれらのいくつかの店舗が軒を連ね、古きよき日本のスキー場の風情が漂います。南魚沼産コシヒカリの本場だけあって、どの店舗でもご飯が美味しく、麺類も負けずに美味しいと評判です。約24店舗の個人経営店が味とサービスを競い合う石打丸山は、まさにゲレンデグルメパークといえるでしょう。

充実したレンタルとスクール

レンタル設備

リゾートセンター内の直営レンタルショップでは、スキーはロシニョール、スノーボードはバートンを中心に最新モデルが揃います。小さなお子様のサイズからエキスパートモデルまで幅広いラインナップで、レンタルウェアはクリーニング済みで清潔です。

スキー場デビューから、パウダー用ハイエンドモデルまで幅広くサポートし、手ぶらでも快適にスキーやスノーボードが楽しめます。ゴーグル、帽子、手袋、靴下などの小物は直接肌に身に着けるためレンタルはありませんが、ショップで購入可能です。

スキースクール

石打丸山スキー場には複数のスキースクールがあり、初心者から上級者まで丁寧な指導が受けられます。

SAJ公認 石打丸山スキー・スノーボード学校

一般レッスンは小学生以上が対象で、10時から12時、13時30分から15時30分の時間帯に実施されます。2時間コースと4時間コースがあり、レベルに応じた指導が受けられます。

ジュニアレッスンは5歳から小学6年生が対象で、土曜・日曜・祝日・年末年始に開設されます。子供の成長に合わせた丁寧な指導で、スキーデビューをサポートします。

SIA公認 石打プロスキースクール

7歳以上を対象とした一般レッスンと、5歳から6歳を対象としたキッズレッスンがあります。中央口にて受付を行い、プロフェッショナルな指導陣が技術向上をサポートします。

スキッズキャンプ

宿泊型のスキッズキャンプも開催されており、子供たちが仲間と一緒にスキー技術を学びながら、雪山の楽しさを体験できるプログラムが用意されています。

リフト券の料金と割引情報

石打丸山スキー場では、多彩なリフト券が用意されており、滞在スタイルに合わせて選択できます。事前WEB予約で国内居住者向けの割引料金が利用可能です。

基本リフト券料金

券種対象事前WEB(国内)事前WEB(一般)窓口価格
フレックスタイム1日券(8.5時間)大人5,200〜6,800円7,400円7,900円
小・中学生2,800〜3,600円4,000円4,200円
シニア6,700円
キッズ1,500円1,500円1,500円
オールデイ1日券大人8,300円8,700円
小・中学生4,400円4,600円
シニア7,400円
4時間券大人6,300円6,300円
小・中学生3,200円3,200円
ナイター券大人3,600円3,800円
小・中学生2,000円2,000円
石打丸山スキー場の料金 (2025年4月現在)

※小・中学生:6歳〜15歳、シニア:65歳以上、キッズ:未就学児童(4〜6歳) ※事前WEB(国内)は日本国内居住者専用の割引価格です。

おすすめチケット

フレックスタイム1日券

スタート時刻を自由に選べる8.5時間有効のリフト券で、ナイター営業時間もカバーできます。事前WEB予約で国内居住者は最大2,700円割引になり、5,200円から利用可能です。

10時間券

25-26シーズン中いつでも利用できる時間券で、連続して使用する必要はなく、シーズン中であれば分けて利用できます。事前WEB(国内)で12,000円で購入でき、頻繁に訪れる方におすすめです。

この10時間券は1時間単位で計測される仕組みで、初回ゲート通過時より1時間有効となります。1時間経過後に再度ゲートを通過すると、そのタイミングから次の1時間がカウントされます。つまり、午前中に2時間滑って昼休憩を取り、午後に3時間滑るといった使い方が可能で、自分のペースで滑走時間を管理できる便利なチケットです。

ファミリー券

親子セットのお得な券で、大人5,600円、小・中学生3,000円で購入できます。レンタル1,000円引きクーポン2枚も付属し、家族での来場がよりお得になります。

学生限定プラン

学生限定の特別価格で、1日券が3,900円から5,900円、2日券が8,600円から11,800円、3日券が12,900円から17,700円で購入できます。事前WEB(国内)限定のプランです。

連日券

長期滞在者向けの連日券は、購入当日から最終日の営業終了まで有効で、お得な価格設定となっています。2日券、3日券、4日券、5日券があり、滞在日数に合わせて選択できます。

サンライズエクスプレス往復券

スキーを履かずに雪山観光を楽しみたい方向けに、ゴンドラの往復券が用意されています。大人3,500円、小・中学生1,800円で、中腹の展望エリアまでアクセスできます。

抜群のアクセス

石打丸山スキー場から見た南魚沼市
石打丸山スキー場から見た南魚沼市

電車でのアクセス

JR上越新幹線で東京駅から越後湯沢駅まで最短約80分(最速75分)でアクセスできます。越後湯沢駅から石打丸山スキー場までは、無料シャトルバスで約10分です。シャトルバスは営業期間中毎日運行され、リゾートセンター前に到着します。

JR上越線を利用する場合、石打駅で下車して徒歩約7分でアクセス可能です。新幹線と在来線のどちらでも気軽に訪れられる利便性の高さが魅力です。

車でのアクセス

関越自動車道を利用し、練馬インターチェンジから塩沢石打インターチェンジまで約2時間です。塩沢石打インターチェンジからスキー場までは約5分(約3キロメートル)と、インターチェンジから非常に近く、雪道の運転に不慣れな方でも安心です。

中央口、ハツカ石口、観光口の各エントランスに駐車場が完備されており、広々とした駐車スペースが確保されています。

グリーンシーズンのザ・ヴェランダ石打丸山

石打丸山スキー場は、冬だけでなく夏も魅力的なリゾート地として楽しめます。2022年にオープンした「ザ・ヴェランダ石打丸山」のグリーンシーズンは、雪のないシーズンならではの絶景体験を提供します。

営業期間と時間

グリーンシーズンの営業は、ゴールデンウィーク期間、5月中旬ごろから6月中旬ごろの土日限定特別営業、そして夏休みから11月上旬までの本格営業と、段階的に展開されます。営業時間は通常10時から17時までですが、ナイトテラス営業日は21時まで延長されます。

四季折々の絶景

春から初夏にかけては、田植えの季節に南魚沼平野一帯が水鏡となり輝く景色が広がります。夏は「フレッシュサマーフェスタ」として、涼しげな期間限定メニューが登場し、暑い夏でも標高約550メートルの高原で快適に過ごせます。秋には紅葉に染まる越後の山々と、黄金色に色づく稲穂の田園風景が織りなす圧巻のパノラマが楽しめます。

夏の人気メニュー

展望テラスカフェでは、看板メニューの「雪山のパンケーキ」をベースに、グレープフルーツ、オレンジ、メロン、パイナップルなどの夏らしいフルーツをこぼれるほど贅沢にトッピングした期間限定の「フレッシュフルーツパンケーキ」が登場します。大玉のオレンジを丸ごと一つ使用した「オレンジボム」などのドリンクメニューも人気です。

ナイトテラス営業

毎年大好評のナイトテラス営業は、8月から9月の週末を中心に、お盆期間を含めて実施されます。夕暮れとともに気温が下がり過ごしやすくなる時間帯に、夕焼けが空に赤く染まり、周囲の雄大な山々が輝き、南魚沼市街地や国道などの幻想的な夜景まで、この期間ならではの景色を堪能できます。

ドームテントとフィールドラウンジ

エアコン完備のかまくら型ドームテントでは、プライベート空間でカフェメニューをテイクアウトして楽しめます。フィールドラウンジは、ウッドデッキ上に設置されたティピー型テントとソファで、景色をよりダイナミックに楽しめる無料エリアです。

六華(ROKKA)

展望テラスの並びに2023年秋にオープンした「六華」では、雪国の食文化体験をテーマに、地元の銘酒「八海山」の麹や酒粕を使った料理をはじめ、南魚沼産コシヒカリの新米おむすび、日本酒やオリジナルドリンクなどを楽しめます。

冬のスキーシーズンとは異なる魅力を持つグリーンシーズンの石打丸山は、家族連れやカップル、友人同士で訪れるのに最適な高原リゾートです。

三山共通リフト券で3つのスキー場を制覇

石打丸山スキー場は、隣接する「ガーラ湯沢スキー場」「湯沢高原スキー場」と連絡しており、三山共通リフト券を購入すれば3つのスキー場を1枚のチケットで自由に行き来できます。

三山スノーリンクの概要

「BIG MOUNTAIN 湯沢スノーリンク」は、全48コース、高低差900メートル、南北5,000メートルの広大なエリアを誇る国内最大級のスキー場ネットワークです。三山連絡期間中(2025年12月20日から2026年3月22日)は、山頂エリアのロープウェイやリフトで各スキー場間を移動できます。

接続期間外は山麓シャトルバスで各スキー場へ移動可能です。バリエーション豊かなコースを存分に楽しめるため、長期滞在者や滑り応えを求めるスキーヤーに人気です。

ガーラ湯沢スキー場

ガーラ湯沢のゲレンデ
ガーラ湯沢のゲレンデ

JR上越新幹線「ガーラ湯沢駅」と直結し、東京から最短75分でアクセスできる抜群の立地が魅力です。駅直結のスキーセンターにはレンタルコーナーや広いロッカールームが完備され、手ぶらでスキーを楽しめます。

標高が高く積雪量も豊富で、例年12月から5月中旬までロングシーズン営業しています。春スキーにも人気のスキー場です。

湯沢高原スキー場

湯沢高原スキー場の高原エリア
湯沢高原スキー場の高原エリア

越後湯沢駅から徒歩8分の好立地に位置し、世界最大級の166人乗りロープウェイで山頂へアクセスできます。約7分間の空中遊覧では、雄大な南魚沼の自然を眺められます。

全8コースとややコンパクトですが、初心者から中級者向けのゲレンデとして整備されており、石打丸山やガーラ湯沢との連絡で全48コースを堪能できます。

近隣のスキー場

舞子スノーリゾート

塩沢石打インターチェンジから約1分と、石打丸山と同様にアクセス抜群のスキー場です。全26コースを擁し、ゴンドラで一気に頂上まで行ける長距離滑走が人気です。ゲレンデ直結のホテルやロッジがあり、授乳室も完備されているため、ファミリー層に人気があります。

苗場スキー場

日本で最も有名なスキーリゾートの一つで、総面積196ヘクタールの広大なゲレンデを誇ります。全24コースがあり、緩斜面から上級者向けのコブコースまで多彩なレイアウトが楽しめます。苗場プリンスホテルはゲレンデ直結で、冬の風物詩となったゲレンデ打ち上げ花火などのイベントも開催されます。

神立スノーリゾート

首都圏から最も近い天然雪100%のスキー場として知られ、標高が高く北斜面に位置するため積雪量が豊富です。ナイター営業は深夜2時まで営業しており、幻想的なイルミネーションの中でロマンチックな滑走が楽しめます。

岩原スキー場

岩原スキー場から眺める湯沢町の街並み
岩原スキー場から眺める湯沢町の街並み

1931年創業の歴史あるスキー場で、関越道から見える三角の一大バーンが特徴です。比較的緩斜面で初心者の練習やスキーデビューに最適です。キッズパークとソリコースはエリア最大級で、授乳コーナーやおむつ交換用ベビーベッドなどの設備も充実しています。

湯沢中里スノーリゾート

リフトから見た湯沢中里スノーリゾートのスマイルコースの起点付近
リフトから見た湯沢中里スノーリゾートのスマイルコースの起点付近

JR上越線越後中里駅直結のスキー場で、コンパクトながらも個性的な全16本のコースが楽しめます。名物休憩所の「ブルートレイン」は、実際に国鉄で活躍した寝台列車を再利用したもので、レトロな雰囲気が人気です。雪上アクティビティやスノーアトラクションも充実しています。

石打丸山周辺の観光スポット

越後湯沢温泉街

川端康成の小説『雪国』の舞台として知られる越後湯沢温泉は、石打丸山スキー場から車で約10分の距離にあります。情緒あふれる温泉街には、日帰り入浴施設や温泉旅館が多数あり、スキーの後に体を温めるのに最適です。

越後湯沢駅周辺には、新潟の地酒が味わえる「ぽんしゅ館」があり、100種類以上の日本酒を試飲できます。魚沼産コシヒカリや地元の特産品を購入できるお土産店も充実しています。

三国街道 塩沢宿 牧之通り

2009年に「牧之通り」として再現された三国街道塩沢宿は、江戸時代の雪国の街並みを今に伝える観光スポットです。豪雪地帯特有の「がんぎ」(雁木)と呼ばれる雪除けの屋根が連なる風情ある景観の中、喫茶店やお土産店が立ち並びます。

江戸時代の雪の書「北越雪譜」を書いた鈴木牧之にちなんで名付けられたこの通りは、歴史と文化を感じられる散策スポットとして人気です。

雲洞庵

曹洞宗の古刹で、上杉景勝や直江兼続が幼少期に学んだとされる由緒ある寺院です。境内には雪国ならではの静寂と趣があり、歴史好きな方におすすめの観光スポットです。

八海山

日本酒の銘柄としても有名な八海山は、越後三山の一つで標高1,778メートルの霊峰です。八海山ロープウェイで山頂付近までアクセスでき、冬季は雪山の絶景が楽しめます。ロープウェイ山麓駅周辺には八海山泉ヴィレッジがあり、八海醸造の日本酒や地ビールを味わえます。

大源太湖

大源太山の麓にある周囲1.5キロメートルほどの湖で、周辺にはハイキングコースやキャンプ場があります。冬季は雪に覆われた静寂の景色が広がり、自然の美しさを堪能できます。

まとめ

石打丸山スキー場は、1949年の開業から75年以上もの歴史を誇る新潟県を代表するスノーリゾートです。総面積236ヘクタール、全23コースという関東甲信越地方でも最大級のスケールと、世界最新鋭のコンビリフト「サンライズエクスプレス」をはじめとする充実した施設が魅力です。

初級者から上級者まで楽しめる多彩なコース、山頂からの絶景、エリア最大級のナイター営業、24店舗が立ち並ぶゲレンデグルメ、スキーを履かずに楽しめるスノーガーデンなど、多様な楽しみ方が可能です。三山共通リフト券を利用すれば、隣接するガーラ湯沢や湯沢高原と合わせて全48コースを制覇できます。

東京から新幹線で最短80分、関越道塩沢石打インターチェンジから約5分という抜群のアクセスも魅力で、日帰りでも宿泊でも訪れやすい立地です。越後湯沢温泉街や三国街道塩沢宿、雲洞庵など周辺の観光スポットも充実しており、スキー以外の楽しみも満載です。

事前WEB予約で国内居住者向けの大幅割引が利用でき、フレックスタイム1日券は最大2,700円も安くなります。ファミリー券や学生限定プランなど、お得なチケットも豊富に用意されています。

さらに、グリーンシーズンにはザ・ヴェランダ石打丸山として、四季折々の絶景を楽しめる高原リゾートに姿を変えます。冬も夏も魅力あふれる石打丸山で、新潟の雄大な自然と充実したリゾート体験をぜひご堪能ください。

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