京都旅行、特に小さなお子様連れのファミリーにとって、移動の合間やちょっとした休憩時間に「子どもが飽きずに過ごせる場所」を探すのは悩みの種ですよね。そんな時、京都の玄関口である京都駅ビルの中に、無料で利用できる素敵な遊び場があるのをご存知でしたか? それが今回ご紹介する「みんなの広場 うっどすくえあ」です。
この記事では、ファミリーに嬉しい「うっどすくえあ」の魅力と活用術をたっぷりお届けします! 京都駅での乗り換え待ちや、観光の合間に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
「うっどすくえあ」とは?京都駅ビル内の人気遊び場
「うっどすくえあ」は、京都駅ビルの4階、南広場(South Square)にある、誰でも無料で利用できるオープンスペースです。広々とした通路に設けられており、木のぬくもりを感じられる遊具が設置されています。

京都駅というアクセス抜群の立地で、気軽に立ち寄れるのが最大の魅力。電車待ちの時間や、ショッピングの合間に子どもを遊ばせたい、そんなファミリーのニーズに応えてくれる、まさに「かゆいところに手が届く」スポットとして人気を集めています。
京都府が主導する、木材の良さを学ぶ「木育スペース」
この「うっどすくえあ」は、ただの遊び場ではありません。実は、京都府が推進する「子育て環境日本一の実現に向けた取組」の一環として整備された「木育(もくいく)スペース」なんです。「木育」とは、木とふれあい、木材への親しみや木の文化への理解を深め、木材の良さなどを学んでもらうことを目指す活動のこと。ここに使われている木材は、主に京都府内産のスギやヒノキ。子どもたちが遊びを通して、木の香りや手触り、温かみを感じ、自然素材の良さを体感できる貴重な空間となっています。遊びながら、京都の豊かな森林資源に触れることができるなんて、素敵ですよね。

遊具や空間設計が魅力!「うっどすくえあ」の推しどころ
「うっどすくえあ」の魅力は、なんといってもその遊具と空間デザインにあります。中心にあるのは、なだらかなカーブを描く木製のすべり台。小さなお子様でも安心して滑れる優しい設計です。他にも、小さめの滑り台や、ベンチとも平均台とも見えるもの、北陸新幹線のフォトスポット、しまじろうのビデオが流れるモニターなどが置かれています。

全体的に角の少ない丸みを帯びたデザインで、安全面にも配慮されているのが嬉しいポイント。人工芝の様な柔らかい床になっており、ハイハイ中の赤ちゃんでも比較的安心して過ごせます。木の香りに包まれた優しい空間は、子どもだけでなく大人も癒されること間違いなしです。
子どもたちの笑顔が広がるキッズスペース「うっどすくえあ」の秘密
なぜ「うっどすくえあ」は、多くのファミリーに支持され、子どもたちの笑顔を引き出すのでしょうか? その秘密は、無料で気軽に利用できる手軽さ、天候に左右されない快適さ、そして赤ちゃん連れにも優しい設備にあります。京都駅という多くの人が行き交う場所で、ほっと一息つけるオアシスのような存在。その魅力をさらに深掘りしてみましょう。
無料なのに充実!時間つぶしにも最適なスポット
特筆すべきは、これだけの設備が「無料」で利用できること! 京都駅周辺で、無料でこれだけ子どもが体を動かして遊べるスペースは非常に貴重です。新幹線の待ち時間、電車の乗り換え時間、あるいは「ちょっとだけ子どもを遊ばせて休憩したい」という時に、予約不要でふらっと立ち寄れる手軽さが嬉しいですね。数十分の隙間時間でも、子どもにとっては良い気分転換になります。まさに、京都駅での時間つぶしに最適なスポットと言えるでしょう。

雨の日でも安心な室内の遊び場としての魅力
「うっどすくえあ」は京都駅ビル内、屋根のある通路内に設置されたスペースです。完全な室内ではありませんが、雨をしのげる場所にあるため、天候が不安定な日でも比較的安心して利用できます。
「せっかくの京都旅行なのに雨…」「外で遊べなくて子どもの元気が有り余ってる…」そんな時でも、「うっどすくえあ」なら大丈夫。天気を気にせず子どもを遊ばせられるのは、パパ・ママにとって大きな安心材料ですね。
個室型授乳室「mamaro」があるから赤ちゃん連れでも安心
「うっどすくえあ」のすぐ隣には、個室型ベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」が設置されています。これは、授乳やおむつ替えが安心してできるプライベート空間。施錠も可能で、内部にはソファやモニターなどが備わっています。

赤ちゃん連れのファミリーにとって、授乳やおむつ替えの場所を探すのは一苦労ですが、ここなら遊び場のすぐそばでケアできるので、とても便利で安心です。mamaroの正面に設置された飲料自販機では、パンツタイプの紙おむつ(M/L)とおしりふきの販売があります。旅行中におむつが足りなくなった時も、ここに来れば少量で買えます!この配慮も、ファミリーに人気の理由の一つですね。
「うっどすくえあ」使い方の提案
京都駅直結という利便性の高い「うっどすくえあ」。その魅力を最大限に活かすための、添乗員ライターおすすめの使い方をいくつかご紹介します。単なる遊び場としてだけでなく、旅のスケジュールに組み込むことで、より快適で思い出深い京都滞在になるはずです。
京都駅内の展望空間!家族でのんびり過ごす時間
「うっどすくえあ」がある南広場(South Square)遊歩道は、京都駅の中央改札口前を見下ろせるちょっとした展望スペースにもなっています。反対側は遠目に新幹線も見えるため、子どもたちが遊具で遊ぶ傍ら、行き交う新幹線を眺めるのも楽しいひととき。改札側と新幹線側の両方にベンチが設置されているので、テイクアウトしたドリンクや駅弁を片手に、家族でのんびり休憩するのにぴったりです。京都タワーもしっかり目の前に見えますよ。

ショッピング中や観光中の子どもの休憩やリフレッシュ施設として
京都駅ビルには、伊勢丹やThe CUBE、ポルタなど、魅力的なショッピング施設がたくさんあります。また、周辺には東寺や西本願寺などの観光スポットも徒歩圏内。大人にとっては楽しい時間でも、子どもにとっては少し退屈してしまうこともありますよね。そんな時、「うっどすくえあ」で少し遊ばせるだけで、子どもの気分もリフレッシュ! パパと子どもがここで遊んでいる間にママがゆっくりとお買い物、といった使い方も可能です。観光の合間の休憩スポットとしても最適です。
子ども達が遊んでいる様子を眺めながら、ベンチで仕事や勉強
広場の周囲にはベンチがいくつか設置されています。子どもたちが安全に遊んでいる様子を見守りながら、親御さんは少しの間、旅の計画を確認したり、メールチェックをしたり、あるいは持参した本を読んだりすることも可能です。

ただし、お子様からは絶対に目を離さないようにしてくださいね。あくまで、子どもの安全を見守れる範囲での小休憩や作業にとどめましょう。
「うっどすくえあ」の利用前に知っておきたいポイント
無料で気軽に利用できる「うっどすくえあ」ですが、より快適に、そして安全に楽しむために、事前に知っておきたい利用上のポイントがいくつかあります。営業時間や対象年齢、利用ルールなどをしっかり確認してから訪れましょう。
利用可能時間の確認
ゲート等がある訳ではありませんが、「うっどすくえあ」の利用時間は、午前10時から午後6時(10:00~18:00)までとなっています。早朝や夜間は利用できない点はご注意ください。また利用の際は、安全のため、必ず保護者同伴でご利用ください。
予約の必要は?混雑しやすい時間帯の避け方
「うっどすくえあ」の利用に予約は必要ありません。好きな時間に自由に訪れることができます。ただし、無料の人気スポットであるため、土日祝日や、お昼前後の時間帯は混雑する傾向にあります。特に連休などは多くのファミリーで賑わいます。もし可能であれば、平日の午前中や、夕方少し前の時間帯を狙うと、比較的ゆったりと利用できるかもしれません。譲り合って利用しましょう。
ルールやマナーを守って安心して遊ぶためのポイント
みんなが気持ちよく安全に利用するために、いくつかルールとマナーがあります。まず、必ず保護者の方が付き添い、お子様から目を離さないようにしてください。細かな注意点が表示されている場合は、表示に従ってください。他の利用者への配慮を忘れず、譲り合いの気持ちを持って利用することが大切です。万が一の怪我やトラブルがないよう、安全に注意して遊びましょう。
アクセス抜群!京都駅ビル内「うっどすくえあ」への行き方
「うっどすくえあ」の最大の魅力の一つは、そのアクセスの良さです。京都駅ビル内にあるため、電車を降りてすぐ立ち寄ることができます。ここでは、迷わずたどり着けるように、具体的なアクセス方法をご案内します。
JR京都駅から徒歩ですぐ!わかりやすいアクセス方法
「うっどすくえあ」は、ポイントを押さえればJR京都駅の中央部分にある南北自由通路から比較的簡単にアクセスできます。
まず、改札口の名称について、基本情報をおさらいしましょう。京都駅には、複数の運行事業者が乗り入れており、改札の名称は事業者ごとでバラバラのため統一性がありません。特に「中央」と付く名称は、その運行事業者における中央であり、事業者ごとで全く違う場所です。JR東海の新幹線中央口は南北自由通路に面していますが、JR西日本の中央口は京都タワー側の吹き抜けの大きな改札口です。
うっどすくえあにアクセスしやすい「南北自由通路」に面した改札口の名称について、事業者毎の一覧を以下にまとめました。
運行事業者 | 改札口の名称 |
JR西日本 | 西口 |
JR東海(東海道新幹線) | 新幹線中央口 |
近鉄 | 改札口(特に名称なし) |
京都市営地下鉄 | なし(東側の地下自由通路に並行して駅があります) |
JR(西日本および東海)の場合は改札口を出て右、近鉄の場合は左側へ、北側に進みます。そのまままっすぐ進むと、左側にJR伊勢丹の入口が現れますが、その少し手前の右側でコインロッカーと階段の間に「みんなの広場 うっどすくえあ」の看板が見えます。

階段を上がり天井がない南遊歩道に出ます。そして、さらに近くの狭い階段を上がると、うっどすくえあがある「南広場(South Square)」に出ます。
車でも安心!駐車場情報をチェック
京都駅まで車で来る場合は、京都駅ビル直結の駐車場を利用するのが便利です。京都駅ビルには東駐車場と西駐車場の2つの大きな駐車場があります。どちらも有料ですが、駅ビル内の店舗利用額に応じて駐車サービスを受けられる場合がありますので、確認しておくと良いでしょう。
まだ行ったことがない方は、ぜひ行ってみましょう!
京都駅で無料で利用できる「うっどすくえあ」。木のぬくもりあふれる空間で、子どもたちはのびのびと遊び、大人もほっと一息つける、ファミリーにとって嬉しいスポットです。京都旅行の計画に、ぜひこの「うっどすくえあ」での休憩時間を加えてみてはいかがでしょうか?
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この記事が、あなたの京都での素敵な思い出作りのお役に立てれば幸いです。