沖縄美ら海水族館で叶える、忘れられない海洋体験

本記事にはプロモーションが含まれています。
沖縄 美ら海水族館
  • URLをコピーしました!

添乗員ライターがお届けする旅行情報。今回は、沖縄本島北部の本部町に位置する「沖縄美ら海水族館」を徹底解説します。

沖縄旅行を計画する際、多くの観光客が訪れたい施設として挙げるのが「沖縄美ら海水族館」です。しかし、「混雑しているのではないか」「効率よく回れるだろうか」「料金が高いのでは」といった不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

確かに、年間300万人以上が訪れる日本屈指の人気水族館ですが、事前の情報収集と計画があれば、その魅力を最大限に堪能できます。世界最大級の水槽で悠々と泳ぐジンベエザメの迫力、色鮮やかなサンゴ礁が織りなす神秘的な世界、そして東シナ海を背景に繰り広げられるイルカたちのダイナミックなショー。これらすべてが、沖縄の海の素晴らしさを体感できる貴重な機会となります。

本記事では、沖縄美ら海水族館を訪れる前に知っておきたい最新の料金情報、お得な割引チケットの入手方法、効率的な見学ルート、周辺の観光スポットまで、添乗員の視点から徹底的に解説します。

目次

沖縄美ら海水族館の基本情報

正式名称と由来

「沖縄美ら海水族館」の読み方は「おきなわちゅらうみすいぞくかん」です。「ちゅら」とは沖縄の方言で「美しい」「清らか」という意味を持ち、その名の通り、美しく豊かな沖縄の海を再現した水族館として知られています。

沖縄美ら海水族館の歴史と誕生の背景

沖縄国際海洋博覧会からの始まり

沖縄美ら海水族館の歴史は、1975年に開催された「沖縄国際海洋博覧会」にさかのぼります。この博覧会は、1972年の沖縄本土復帰を記念し、全国民をあげてこれを祝うことを目的として開催されました。また、世界で初めて「海-その望ましい未来」をテーマとした国際博覧会でもありました。

博覧会では、日本政府が出展した「海洋生物園」が大きな注目を集めました。会期中の約6ヶ月間(1975年7月20日〜1976年1月18日)で、延べ350万人もの来場者が訪れる盛況ぶりでした。

初代水族館の開館と人気の確立

博覧会終了後の1976年8月、会場跡地は「国営沖縄記念公園海洋博覧会地区(海洋博公園)」として国営公園に整備されました。当初は「沖縄エメラルドパーク」と呼ばれ、博覧会の海洋生物園を引き継ぐ形で水族館が運営を開始しました。

初代の「国営沖縄記念公園水族館」は、公園内で最も利用者の多い人気スポットとして、年間約80万人もの来館者を集めました。人気の要因は、沖縄近海の定置網漁業の発達により、ジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)をはじめとした大型魚類の展示が可能になったことでした。

しかし、26年間の運営で施設の老朽化が進み、2002年8月に初代水族館は閉館を迎えました。

2002年の大規模リニューアルと再出発

2002年11月1日、沖縄本土復帰30周年を記念して、初代水族館は大幅なリニューアルを受け、新名称「沖縄美ら海水族館」として再オープンしました。この名称は、全国から寄せられた13,897点もの応募の中から選ばれたもので、「県外の水族館と区別でき、沖縄という地域性が感じられる」「親しみやすく多くの人に覚えてもらえる」という理由で選考されました。

新水族館のオープン前年の入館者数は43万人強でしたが、リニューアル後の1年間で275万人へと約6.4倍に激増しました。この劇的な増加の背景には、2001年のドラマ「ちゅらさん」に代表される沖縄ブームもありました。

全国的に有名になった5つの理由

1. 世界最大級の水槽「黒潮の海」

沖縄美ら海水族館が世界的に注目されるきっかけとなったのが、高さ8.2m、幅22.5m、奥行き27m、水量7,500㎥という世界最大級の大水槽「黒潮の海」です。2002年のオープン当初は世界最大の水槽として、2005年にアメリカのジョージア水族館が開館するまでその記録を保持していました。

この巨大な水槽で、ジンベエザメやマンタが悠々と泳ぐ姿は、訪れる人々に圧倒的なインパクトを与え、口コミやメディアを通じて全国に広がりました。

2. ジンベエザメの世界最長飼育記録

沖縄美ら海水族館は、世界で初めてジンベエザメの長期飼育に成功した水族館です。1995年に水族館にやってきたオスのジンベエザメ「ジンタ」は、2025年3月で飼育30年を迎え、世界最長飼育記録を更新し続けています。

来館時の全長4.6mから、現在では8.8mにまで成長したジンタは、世界中で最もジンベエザメの学術的知見の発見に貢献している個体でもあります。長期飼育により、雄の性成熟過程における形態的特徴や生理的変化を世界で初めて明らかにするなど、研究面でも大きな成果を上げています。

3. マンタの世界初繁殖成功

沖縄美ら海水族館は、2007年にナンヨウマンタの繁殖に世界で初めて成功しました。さらに、水中エコーを用いて産まれる前の生きた仔マンタの撮影にも世界で初めて成功するなど、マンタの繁殖研究において世界をリードしています。

2024年12月からは、全身が真っ黒なブラックマンタが飼育下で繁殖した世界初の事例として、親子同時展示を開始しました。これも世界初の快挙として大きな注目を集めています。

4. 沖縄の海を忠実に再現した展示コンセプト

「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、館内では沖縄の沿岸部から徐々に深くなっていく海中環境を段階的に再現しています。4階から1階へと降りながら、浅瀬からサンゴ礁域、そして深海へと移り変わる展示は、まるで実際の沖縄の海に潜り込んだような体験を提供します。

特に「サンゴの海」では屋根をなくし、太陽光が直接水槽に差し込む設計を採用。約800群体のサンゴを大規模に飼育する技術は、沖縄美ら海水族館ならではの見どころです。

5. 研究機関としての世界的評価

単なる観光施設ではなく、海洋生物の研究機関としての存在感も、沖縄美ら海水族館の人気を支えています。ジンベエザメの性成熟に関する研究、マンタの繁殖生理の解明、さらにはジンベエザメの目に約2,900枚もの鱗が生えていることを発見するなど、世界的に注目される研究成果を次々と発表しています。

これらの研究成果は、国際的な学術論文として公表され、世界中の水族館や研究機関と知見を共有することで、海洋生物の保全に貢献しています。

施設の概要

現在の沖縄美ら海水族館は、地上3階、地下1階建ての構造で、約780種、13,000点もの海洋生物を展示しています。館内は「イノーの生き物たち」「サンゴの海」「熱帯魚の海」「黒潮の海」「深層の海」など、テーマごとにエリアが分かれており、沖縄の海の多様性を体系的に学ぶことが可能です。

年間来館者数は約300万人を超え、沖縄県を代表する観光施設として、また世界的にも有名な水族館として、多くの人々に愛され続けています。

営業時間と休館日

沖縄美ら海水族館の営業時間は以下の通りです。

  • 通常期:8:30〜18:30(入館締切 17:30)
  • 繁忙期:8:30〜20:00(入館締切 19:00)

繁忙期は主にゴールデンウィーク、夏休み期間、年末年始などが該当します。詳細な営業時間は公式サイトで確認できます。

休館日は12月の第1水曜日とその翌日(木曜日)です。訪問予定日が休館日に当たらないよう、事前に確認することをおすすめします。

入館料金と最新の割引情報

通常料金

沖縄美ら海水族館の入館料金は以下の通りです。

区分通常料金団体料金年間パスポート
大人(18歳以上)2,180円1,730円4,360円
高校生(15〜18歳)1,440円1,140円2,880円
小・中学生(6〜15歳)710円560円1,420円
6歳未満無料N/AN/A
沖縄美ら海水族館の入館料金 (2025年10月現在)

支払方法は現金のほか、クレジットカード、各種電子マネーが利用可能です。

年間パスポート

年に2回以上訪れる予定がある方には、年間パスポートが非常にお得です。年間パスポートは2回分の入館料金で1年間何度でも入館でき、さらに以下の特典が受けられます。

新規作成者特典

  • 海洋博公園内のショップ・カフェ・レストラン全店舗で5%割引
  • 園内遊覧車が無料(本人のみ)
  • 熱帯ドリームセンターの入館料が半額

更新者特典(1回以上更新した方)

  • 海洋博公園内のショップ・カフェ・レストラン全店舗で10%割引
  • 園内遊覧車が無料(本人のみ)
  • 熱帯ドリームセンターの入館料が半額
  • オリジナルグッズ詰め合わせが抽選で毎月約3名様に当選
  • 2,000円分の「美ら海クーポン」が抽選で毎月約30名様に当選

お得な割引チケット購入方法

JALダイナミックパッケージ「びっくりオプション」

JAL(日本航空)のダイナミックパッケージ利用者限定で、「びっくりオプション」として美ら海水族館の入館券が特別価格で購入できます。

びっくりオプション料金

時期大人料金通常料金との差額
セール時(期間限定)500円〜1,000円1,180円〜1,680円引き
通常時1,000円〜1,500円680円〜1,180円引き

※びっくりオプションは、JALダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)の予約が必須です ※タイムセール期間中のみ販売される期間限定の特別価格です ※販売時期や在庫状況により価格が変動します ※最新の価格と販売期間は、JAL公式サイトで確認できます

利用条件

  • JALダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)の予約が必要
  • 1回の旅行につきお一人様1メニュー1回限り
  • 出発日の7日前までの予約が必要
  • 電子クーポン形式での提供(スマートフォンが必要)

沖縄旅行をJALで計画している方には、最もお得な選択肢の一つです。タイムセール期間を狙えば、通常の半額以下で入館できる可能性があります。

なお、タイムセール時はフライト予約ができなくなるほど混み合います。びっくりオプションは、セール期間中であれば追加購入できるので、フライト+ホテルなどの基本予約は、セール前に手配してしまうのもひとつの手ですよ!

前売り券の購入方法

事前に入館券を購入しておくことで、当日の窓口混雑を回避し、スムーズに入場できます。以下の店舗やオンラインサイトで前売り券の購入が可能です。

店舗での前売り券購入

沖縄県内の道の駅、ファミリーマート、イオンモールなどで前売り券を購入できます。以前は割引価格で販売されていましたが、2025年からは通常価格での販売となっています。ただし、一部店舗では在庫が残っている場合に限り、割引チケットが販売されている可能性があります。

前売り券販売店舗一覧

店舗カテゴリ店舗名所在地営業時間販売場所支払方法
道の駅おんなの駅 なかゆくい市場沖縄県国頭郡恩納村字仲泊1656-910:00〜19:00店内レジ現金のみ
道の駅道の駅 許田 やんばる物産センター沖縄県名護市字許田17番地の18:30〜19:00特産物売場レジ現金のみ
コンビニファミリーマート もとぶ山川店水族館まで車で約2分24時間店内レジ現金・ファミペイ
コンビニファミリーマート 海洋博公園前店水族館まで車で約5分24時間店内レジ現金・ファミペイ
ショッピングモールイオンモール沖縄ライカム沖縄県中頭郡北中城村字ライカム1番地10:00〜22:002階インフォメーションカウンター現金のみ

道の駅許田は那覇空港から美ら海水族館へ向かう途中に位置し、高速道路の許田ICからすぐのアクセスです。朝8:30から営業しているため、水族館の開館時間に合わせて訪問する方に便利です。

オンラインチケット(電子チケット)

当日の窓口混雑を完全回避!スマホでラクラク入場

オンラインで事前に電子チケットを購入すれば、チケット窓口に並ぶ必要がありません。スマートフォンでQRコードを提示するだけで、そのまま入場ゲートへ直行できます。特にゴールデンウィークや夏休みなどの混雑期には、30分以上の待ち時間短縮も可能です。

おすすめオンライン予約サイト

アソビュー – 国内最大級のレジャー予約サイト

  • スマートフォンから簡単に予約完了
  • 電子チケットですぐに使える
  • クーポンやキャンペーンを実施していることも
  • ポイントが貯まる・使える

Klook(クルック) – 海外からの観光客にも人気の予約サイト

  • 日本語に完全対応
  • 入館券に加えて、周辺観光スポットとのセットプランも充実
  • 時期によってはクーポンやキャンペーンでお得に購入できる

オンライン予約なら、旅行前に自宅でゆっくりチケットを手配でき、当日は貴重な時間を水族館の観覧にたっぷり使えます。事前決済なので、現地での支払いの手間もありません。

美ら海とくとく5パス

沖縄県内の複数施設を訪れる予定がある方には、「美ら海とくとく5パス」がおすすめです。美ら海水族館と、以下の15施設から選択した4施設の入場券がセットになったお得なパスです。

  • Little Universe OKINAWA
  • 旧海軍司令部壕
  • ひめゆり平和祈念資料館
  • 沖縄平和祈念堂
  • おきなわワールド・文化王国玉泉洞
  • 世界遺産 識名園
  • 首里城公園 有料エリア
  • 世界遺産 玉陵
  • 沖縄こどもの国
  • 体験王国むら咲むら
  • 琉球村
  • ネオパークオキナワ
  • OKINAWAフルーツらんど
  • 古宇利オーシャンタワー
  • ナゴパイナップルパーク

合計5施設を大人1人5,900円で利用でき、1施設目の利用日から連続した5日間有効です。

団体割引

20名以上の団体で利用する場合は、団体料金が適用されます。学校行事の場合は引率教員が無料になる優遇措置もあります。

障がい者割引

「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「障害者手帳アプリ」の交付を受けている方は、水族館券売所にて手帳またはアプリを提示することで、本人と付き添いの方1名まで入館料が無料になります(手帳の等級は問いません)。

沖縄美ら海水族館の見どころ

黒潮の海|圧倒的スケールの大水槽

沖縄美ら海水族館の代名詞ともいえるのが、巨大水槽「黒潮の海」です。高さ8.2m、幅22.5m、奥行き27m、水量7,500㎥という世界最大級のスケールを誇ります。

ジンベエザメ

世界最大の魚類であるジンベエザメが複数頭、悠々と泳ぐ姿は圧巻です。沖縄美ら海水族館は、ジンベエザメの長期飼育に世界で初めて成功した施設として知られています。現在展示されているジンベエザメは全長約8.8mで、世界最長飼育記録を更新し続けています。

ナンヨウマンタ

世界最大のエイの一種であるナンヨウマンタも見どころの一つです。沖縄美ら海水族館は、ナンヨウマンタの世界初の繁殖に成功した施設でもあります。

2024年12月からは、全身が真っ黒なブラックマンタの親子展示が開始されました。ブラックマンタが飼育下で繁殖したのは世界初で、親子同時展示も世界初の快挙です。

給餌解説プログラム

「黒潮の海」では、1日3回の給餌解説プログラムが実施されています。

時間内容
9:30ナンヨウマンタの給餌
15:00ジンベエザメ・黒潮の海の生き物たちの給餌
17:00ジンベエザメ・黒潮の海の生き物たちの給餌

特にジンベエザメの給餌時には、垂直に立ち泳ぎをしながら海水ごと餌を吸い込む迫力満点の姿を間近で見ることができます。観覧におすすめの場所は、1階の広いフロアから水面を見上げる位置です。高い位置からだと肝心の口元が天井に隠れてしまうため、注意が必要です。

ナンヨウマンタは、背面宙返りをしながら餌を食べる独特の方法で給餌します。大きな体がグルグルと回る様子は必見で、動画での撮影がおすすめです。

黒潮探検(水上観覧コース)

「黒潮の海」大水槽を4階の水面から観覧できる人気のプログラムです。ジンベエザメやマンタが水面ギリギリを泳ぐ姿を上から眺めることができ、その巨大さを実感できます。

観覧時間

  • 8:30〜11:00(入場締切 10:45)
  • 17:30〜閉館(入場締切は閉館15分前まで)

※11:00〜17:30は動物の健康管理作業のため観覧不可

出入口は、水族館内1階のジンベエ・マンタコーナーにある専用エレベーターを利用します。足元が透明なアクリルパネルになっているため、まるで海の上を歩いているような体験ができます。

アクアルーム

「黒潮の海」大水槽の一角にある半ドーム状の空間で、天井がアクリルパネルになっています。まるで海中にいるような感覚で、頭上を悠々と泳ぐジンベエザメやマンタを見上げることが可能です。座れるスペースもあるため、ゆっくりと休憩しながら観賞できます。

ここからは、ジンベエザメの真っ白なお腹の部分も確認できます。普段は見られない角度からの観察は、特別な体験となるでしょう。

サンゴの海

屋根のないオープンシステムを採用した屋外型水槽で、沖縄の強い日差しが直接降り注ぎます。美ら海水族館の目の前にある海から新鮮な海水を供給し、約80種440群体のサンゴを大規模に飼育しています。

水槽は、水族館スタッフが実際に海に潜って再現したもので、色とりどりのサンゴ礁とその間を泳ぎ回る熱帯魚たちの姿は、まさに沖縄の美しい海そのものです。特に晴れた日中は、光が水面に反射してキラキラと輝き、幻想的な景色が広がります。

熱帯魚の海

クマノミやルリスズメダイなど、沖縄の海で暮らすカラフルな熱帯魚たちを間近で観察できるエリアです。鮮やかな色彩の魚たちが泳ぎ回る姿は、見ているだけで癒されます。

深層の海

沖縄周辺の水深200m以上の深海を再現したエリアで、光の届かない世界で生きる不思議な生物たちの生態を知ることができます。約100種の深海生物が展示されており、神秘的な青い光に包まれた空間は、アーティスティックな写真撮影にも最適です。

また、世界でも極めて珍しいダイオウイカの標本も展示されています。1994年に沖縄・うるま市の沖、水深500m付近で生きた状態で捕獲された個体で、世界的にも貴重な事例として知られています。

イノーの生き物たち

館内に入ってすぐのエリアにある「タッチプール」では、沖縄の方言でサンゴ礁に囲まれた浅い海を意味する「イノー」に住むナマコやヒトデを直接触ることができます。特にマンジュウヒトデは、プックリとした体に手を置くと驚きの感触が楽しめます。子供から大人まで、思わず笑顔になる体験です。

サメ博士の部屋

サメについて詳しく学べるエリアで、古代ザメ・メガロドンの巨大なアゴを復元した模型が展示されています。口の中に入って写真を撮ることができ、インパクトのある一枚になること間違いなしです。サメ肌の標本や、無数のサメたちが泳ぎ回る「危険ザメの海」水槽も必見です。

オキちゃん劇場とイルカショー

沖縄美ら海水族館を訪れたら、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「オキちゃん劇場」で開催されるイルカショーです。水族館の出口から徒歩約5分の場所に位置し、美しい東シナ海を背景に、オキゴンドウやバンドウイルカたちがダイナミックなジャンプや華麗な演技を披露します。

イルカショーの開催時間

イルカショーは毎日5回開催されており、所要時間は約20分間です。

開始時間
10:30
11:30
13:00
15:00
17:00

※天候や動物のコンディションにより、内容の変更や中止となる場合があります。

観覧のポイント

オキちゃん劇場は無料で観覧でき、予約も不要です。ただし、人気のショーなので、開演20〜30分前には席を確保することをおすすめします。満席の場合は立ち見も可能ですが、快適に観覧するためには早めの到着が理想的です。

正面の座席は特に人気が高いため、開演直後に到着した場合は横の芝生付近の席になる可能性があります。しかし、横からでもイルカたちの迫力あるジャンプを十分に楽しむことができます。

イルカとのふれあい体験

別途プログラムとして、イルカと直接触れ合える「イルカ体験学習」が用意されています。土日祝日のみの開催で、1ヶ月前からの事前予約制です。イルカたちとの距離を縮め、より深くその魅力を感じることができる貴重な機会となります。

また、「イルカ給餌体験」では、イルカに直接餌をあげることも可能です。こちらも事前予約が必要ですが、イルカとのふれあいを希望する方にはおすすめのプログラムです。

ウミガメ館とマナティー館

ウミガメ館

ウミガメの生態や保護について学べる施設です。複数の種類のウミガメが飼育されており、水中を泳ぐ姿を観察できます。2025年4月26日より、「ウミガメ給餌体験」が再開されました。ウミガメに直接餌をあげながら、その生態について学ぶことができます。

マナティー館

カリブ海に生息する海の哺乳類、マナティーを飼育している施設です。愛らしいマナティーが水中をゆっくりと泳ぐ姿に癒されます。金・土・日・祝日には「マナティー体験学習」が開催されており、1ヶ月前からの事前予約制です。給餌やふれあいを通して、マナティーの生態について詳しく学ぶことができます。

所要時間と効率的な回り方

滞在時間の目安

沖縄美ら海水族館の一般的な滞在時間の目安は、約2〜3時間です。これは水族館本体のみをじっくり見て回る場合の目安であり、海洋博公園内の他の施設(オキちゃん劇場、ウミガメ館、マナティー館など)も合わせて楽しむ場合は、半日〜一日を見込んでおくのがおすすめです。

効率的な見学プラン

半日満喫プラン(約4時間)

  1. 開館直後に入館し、「黒潮の海」へ向かいジンベエザメやマンタをじっくり鑑賞
  2. 「サンゴの海」「熱帯魚の海」を巡り、色とりどりの魚たちに癒される
  3. 「深層の海」で神秘的な深海生物の世界を体験
  4. オキちゃん劇場で迫力満点のイルカショーを観覧
  5. お土産コーナーでショッピング

一日満喫プラン(約6〜8時間)

上記半日プランに加えて、以下の施設も訪れることで一日中楽しめます。

  • ウミガメ館、マナティー館で珍しい海洋生物を観察
  • 海洋博公園内の熱帯ドリームセンターや海洋文化館を訪れる
  • 園内のレストランやカフェでランチや休憩
  • エメラルドビーチで沖縄の美しい海を満喫(季節や天候による)

効率よく回るためのポイント

事前に行きたい場所をリストアップ

水族館の公式サイトで館内マップを確認し、特に見たい展示や参加したいプログラムを事前にチェックしておきましょう。給餌解説やイルカショーの時間を確認して、それに合わせて行動計画を立てることが重要です。

混雑を避ける時間帯を狙う

開館直後(8:30〜9:30頃)または閉館間際(16:00以降)は比較的空いている時間帯です。特にゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの繁忙期は、可能であれば平日に訪れることをおすすめします。

順路を意識する

水族館の展示は、効率よく回れるように順路が設定されています。基本的にこの順路に沿って進むことで、見落としなく楽しめます。4階の「大海への誘い」から3階「サンゴ礁への旅」、2階「黒潮への旅」、1階「深海への旅」の順に階を降りながら、沖縄の海を浅瀬から深海へと体感できます。

休憩を適度にとる

広大な施設なので、途中で疲れてしまうこともあります。カフェや休憩スペースを利用して、適度に休憩を挟みながら楽しんでください。

館内のカフェ・レストラン

オーシャンビューレストラン「イノー」

「黒潮の海」大水槽を眺めながら食事ができるレストランです。ジンベエザメやマンタが泳ぐ姿を見ながらの食事は、まさに非日常体験。沖縄料理や洋食、和食など、幅広いメニューが揃っています。

水族館4階に位置しており、水族館に入館しなくても利用できます。モーニングとディナーはアラカルト形式、ランチは沖縄の食材を使ったバイキング形式で提供されています。

窓際の席は人気なので、早めの時間帯に利用するか、少し時間をずらして利用するのがおすすめです。

営業時間

  • モーニング:8:00〜10:30(L.O. 10:00)
  • ランチ:11:00〜15:00(L.O. 14:30)
  • ディナー:17:00〜19:30(L.O. 19:00)

カフェ「オーシャンブルー」

「黒潮の海」水槽のすぐ横に位置するカフェで、軽食やドリンクを楽しめます。大きな窓から水槽を眺めながら、コーヒーを飲んだり、スイーツを楽しんだりする時間は格別です。

水族館1階に位置しており、ジンベエザメソフトクリームやマンタ柄のラテアートなど、美ら海水族館ならではのメニューが人気です。

営業時間

  • 9:00〜17:30(L.O. 17:00)

オキちゃんパーラー

軽食やスナック、ソフトクリームなどを気軽に楽しめるファーストフードコーナーです。小腹が空いた時や、手軽に食事を済ませたい時に便利です。オキちゃん劇場に近い場所にあり、イルカショーの前後に利用できます。

お土産・グッズショップ

ブルーマンタ

水族館の出口付近に位置する、最も品揃えが豊富なお土産ショップです。ジンベエザメやマンタのぬいぐるみ、キーホルダー、Tシャツ、文房具など、定番のお土産から限定品まで幅広く扱っています。

人気のお土産

ジンベエザメグッズ

美ら海水族館のシンボルであるジンベエザメをモチーフにした商品が最も人気です。ふわふわの手触りのぬいぐるみや、可愛らしいデフォルメが施されたキーホルダーは、子供から大人まで幅広い層に支持されています。

マンタグッズ

ジンベエザメに並ぶ人気者のマンタのグッズも豊富です。優雅に泳ぐマンタをデザインしたトートバッグや、リアルなフィギュアなども見られます。

オリジナルお菓子

沖縄の特産品とコラボレーションしたお菓子や、ジンベエザメの形をしたクッキー、チョコレートなど、美ら海水族館でしか手に入らない限定のお菓子は、職場や友人へのお土産にぴったりです。特に「美ら海まんじゅう」は、美ら海水族館オリジナルの饅頭で人気があります。

海洋生物モチーフの雑貨

イルカ、ウミガメ、サンゴ、熱帯魚など、様々な海洋生物をモチーフにした食器、アクセサリー、タオル、文房具なども人気です。日常使いできるものから、インテリアとして飾れるものまで幅広いラインナップです。

オキちゃんショップ

イルカショーが行われるオキちゃん劇場の近くにあるコンパクトなショップです。品揃えは少ないですが、団体訪問時でも比較的空いていることが多く、混雑を避けたい方には最適です。

やんばるの杜ショップ

駐車場やバス乗降場の近くの総合案内所「ハイサイプラザ」内にあるショップです。水族館に入館しなくても利用でき、帰りの時間が限られている方にも便利です。

お土産選びのコツ

限定品をチェック

「沖縄美ら海水族館限定」の文字がある商品は、ここでしか手に入らない貴重なアイテムです。特にシーズン限定の商品は、その時期にしか販売されないこともあるため、見つけたら早めの購入をおすすめします。

購入タイミング

重い荷物を持って館内を歩き回るのは大変なので、退館する直前にお土産を購入するのがおすすめです。ただし、修学旅行などの団体と同じタイミングになると、レジが長蛇の列になる傾向があります。レジが空いているタイミングを見計らって購入しましょう。

館内の写真撮影スポット

黒潮の海大水槽前

言わずと知れた一番人気の撮影スポットです。ジンベエザメやマンタが悠々と泳ぐ姿は、まさに圧巻。魚影が少ないタイミングや、給餌時を狙うとよりダイナミックな写真が撮れます。

水槽の前に座れるスペースもあるので、人が少ない時間帯を狙ってじっくりと撮影するのもおすすめです。特に開館直後の8:30〜9:30頃は比較的空いています。

アクアルーム

半ドーム状の空間で天井を見上げると、頭上をジンベエザメやマンタが泳ぐ姿を撮影できます。まるで海中にいるような感覚で、幻想的な写真が撮れるスポットです。

サンゴの海

自然光が差し込み、色とりどりのサンゴと熱帯魚が泳ぐ姿は、まるで海中を覗いているようです。特に晴れた日中は、光が水面に反射してキラキラと輝き、幻想的な写真が撮れます。

サメ博士の部屋

巨大なサメの顎の標本は、その大きさに圧倒されます。口の中に入って写真を撮れば、インパクトのある一枚になること間違いなしです。

深層の海エリア

青い光に包まれた深海の展示は、神秘的な雰囲気を醸し出します。ユニークな深海生物たちを被写体に、アーティスティックな写真を狙ってみましょう。

撮影のコツ

フラッシュは使用しない

フラッシュは魚たちにストレスを与える可能性があるため、使用は避けましょう。また、水槽に光が反射して写真が台無しになることもあります。

連写機能を活用する

動きの速い魚やイルカショーでは、連写機能を活用すると、ベストな瞬間を捉えやすくなります。

広角レンズを活用する

広大な「黒潮の海」水槽全体を収めたい場合は、スマートフォンであれば広角モードを、一眼レフであれば広角レンズを使用すると良いでしょう。

海洋博公園の見どころ

公園の概要

海洋博公園は、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会の跡地を整備して作られた、約71.6ヘクタールの広大な国営公園です。美ら海水族館を中心に、様々な展示施設、広場、そして美しいビーチを有しています。

熱帯ドリームセンター

色鮮やかな熱帯・亜熱帯の花々や果樹が鑑賞できる植物園です。巨大な温室の中には、2,000株以上の蘭のコレクションや、様々なトロピカルフルーツの木が植えられています。

展望台からは、公園全体や周辺の東シナ海を見渡せ、美しい景色を楽しめます。特に天気の良い日には、伊江島や瀬底島も望むことができます。

入館料

区分料金
大人760円
高校生480円
小・中学生無料

美ら海水族館の年間パスポート所持者は半額で入館できます。

海洋文化館

沖縄と太平洋の島々の海洋文化に関する展示を行っています。特に、実物大で再現された伝統的な帆船の展示は圧巻です。また、プラネタリウムも併設されており、美しい星空と南の島々で語り継がれてきた星の物語を楽しむことができます。

入館料

区分料金
大人190円
高校生無料
小・中学生無料

おきなわ郷土村

昔ながらの沖縄の集落を再現したエリアです。赤瓦の古民家や石垣など、沖縄の伝統的な建築様式や生活様式を体験できます。17〜19世紀の沖縄の農村集落が再現されており、歴史や文化を身近に感じることができます。入場は無料です。

エメラルドビーチ

海洋博公園内にある、その名の通りエメラルドグリーンの透明度の高い海が特徴の美しいビーチです。白い砂浜が広がり、海水浴はもちろん、ビーチでのんびり過ごしたり、夕日を眺めたりするのにも最適です。

「遊びの浜」「眺めの浜」「憩いの浜」の3つのエリアに分かれており、それぞれ異なる楽しみ方ができます。遊泳期間は4月1日から10月31日までで、遊泳時間は8:30〜19:00(10月は17:30まで)です。

夕陽の広場

海洋博公園の西端に位置し、美しい夕日を眺められる絶景スポットです。東シナ海に沈む太陽は圧巻で、一日の終わりを締めくくるのに最適な場所です。

アクセス情報

那覇空港からのアクセス

レンタカー

那覇空港から沖縄美ら海水族館までは、沖縄自動車道を利用して約2時間〜2時間30分です。許田ICで降りた後、国道58号線と国道449号線を経由して向かいます。観光スポットを自由に巡りたい方には最もおすすめの手段です。

主なルート

  1. 那覇空港 → 沖縄自動車道(豊見城・名嘉地IC)
  2. 許田IC → 国道58号線
  3. 国道449号線 → 海洋博公園

高速バス

那覇空港から美ら海水族館方面へ直行する高速バスが複数運行されています。

やんばる急行バス

  • 那覇空港 → 記念公園前(美ら海水族館)
  • 所要時間:約2時間50分
  • 運行本数:1日4〜5便程度

沖縄エアポートシャトル

  • 那覇空港 → 美ら海水族館
  • 所要時間:約3時間
  • 運行本数:1日2〜3便程度

バスの運行本数や時刻表は、各バス会社の公式サイトで事前に確認してください。予約制のバスもあるため、早めの予約がおすすめです。

路線バス

那覇バスターミナルから名護方面行きの路線バス(111番)に乗り、名護バスターミナルで乗り換え、海洋博公園方面行きのバス(65番・66番・70番)に乗る方法です。乗り換えが必要で時間もかかりますが、費用を抑えたい方には選択肢の一つとなります。

駐車場情報

海洋博公園内には無料で利用できる駐車場が複数あります。

主な駐車場

  • P7駐車場:美ら海水族館に最も近い(約750台)
  • P5駐車場:オキちゃん劇場に近い(約360台)
  • P1駐車場:中央ゲート近く(約315台)

ピーク時には満車になることもあるため、開館直後の早めの到着をおすすめします。駐車場から水族館までは徒歩数分〜10分程度です。

周辺観光スポット

備瀬のフクギ並木

美ら海水族館から車で約5分の場所に位置する、昔ながらの沖縄の風景が残る癒しのスポットです。フクギの木が立ち並ぶ小道を散策すると、涼しい風が心地よく、心が落ち着きます。レンタサイクルで散策するのもおすすめです。

フクギ並木の中には、おしゃれなカフェやレストラン、雑貨店も点在しており、のんびりとした時間を過ごすことができます。

今帰仁城跡

世界遺産にも登録されている、琉球王国の歴史を感じられる場所です。美しい石積みの城壁からは、東シナ海を一望でき、特に桜の季節(1月下旬〜2月上旬)には、沖縄で最も早く桜が咲く名所としても知られています。

美ら海水族館から車で約20分の距離に位置し、琉球王国時代の北山の居城跡として歴史的価値が高い施設です。

古宇利島

美ら海水族館から車で約30分ほどの場所にある、美しいエメラルドグリーンの海に囲まれた離島です。全長約2kmの古宇利大橋を渡るドライブは、沖縄の中でも特に開放感があり、絶景を楽しめます。

主な見どころ

  • 古宇利オーシャンタワー:島の高台に位置する展望施設
  • ハートロック:テレビCMで有名になったハート型の岩
  • ティーヌ浜:透明度の高い美しいビーチ

島内には、おしゃれなカフェやレストランも多く、沖縄そばや海鮮丼などのグルメも楽しめます。

瀬底島

本部町から全長約762mの瀬底大橋で渡れる離島で、透明度の高い「瀬底ビーチ」が有名です。シュノーケリングやダイビングのポイントとしても人気があり、美しいサンゴ礁と熱帯魚を間近で観察できます。

美ら海水族館から車で約15分とアクセスしやすく、水族館とセットで訪れる観光客も多い人気のビーチです。

JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)

2025年7月25日にグランドオープンした、沖縄北部の新テーマパークです。美ら海水族館から車で約30分、今帰仁村に位置し、世界自然遺産「やんばる」の大自然を舞台にした「Power Vacance!!(パワーバカンス)」をコンセプトとしています。

施設の特徴

約60万平方メートル(東京ドーム約13個分)の広大な敷地に、亜熱帯ジャングルを活かしたアウトドアアクティビティが満載です。USJの再建で知られる森岡毅氏が率いるマーケティング集団「刀」が手掛けており、体験型エンターテイメントに定評があります。

主なアトラクション

  • DINOSAUR SAFARI(ダイナソーサファリ):装甲車に乗り込み、肉食恐竜から逃げるスリル満点のアトラクション
  • BUGGY VOLTAGE(バギー ボルテージ):やんばるの大自然を駆け抜けるバギー体験
  • TITAN’S SWING(タイタンズ スウィング):絶叫系のスイングアトラクション
  • YAMBARU FRIENDS(やんばるフレンズ):ヤンバルクイナなど地元の動物と触れ合える体験

SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)

総面積26,000㎡を誇る世界最大級のスパ施設で、82㎡の「インフィニティ風呂」はギネス世界記録に認定されています。やんばるの大自然と繋がったような絶景を楽しみながら、地下1,600mから湧く天然温泉「今帰仁の湯」で心身をリフレッシュできます。

入場料金

チケット種別大人(国内在住者)小人(国内在住者)
フリーパス6,930円4,950円
スパ施設2,640円1,540円
パーク&スパ1Dayチケット9,570円6,490円

※一般(国内在住者以外)料金は別途設定あり

美ら海水族館と合わせて訪れることで、沖縄北部の「海」と「森」の両方を満喫できる、新しい沖縄観光のスタイルが楽しめます。

やんばる国立公園

沖縄本島北部、通称「やんばる」と呼ばれる地域は、手つかずの豊かな自然が残る場所です。亜熱帯の森には、ヤンバルクイナやノグチゲラなど、固有種の希少な動植物が生息しています。

トレッキングやカヌー、カヤックなどのアクティビティを楽しむことができ、自然体験を希望する方におすすめです。大石林山や辺戸岬など、自然の神秘を感じられるスポットも点在しています。

周辺の宿泊施設

本部町

美ら海水族館から最も近く、徒歩圏内や車で数分の場所にホテルやコンドミニアム、ペンションなどが点在しています。朝早く水族館へ行きたい方や、周辺観光を効率的に行いたい方には最適です。

主なホテル

  • センチュリオンホテル沖縄美ら海:水族館まで徒歩約15分
  • ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ:水族館目の前の好立地
  • アラマハイナ コンドホテル:広々とした客室が魅力

名護市

本部町よりも規模の大きいリゾートホテルが多く、ショッピングモールや飲食店も充実しています。美ら海水族館まで車で約30分〜40分ほどの距離で、沖縄北部観光の拠点として便利です。

恩納村

西海岸に広がるリゾートエリアで、美しいビーチや豪華なリゾートホテルが立ち並びます。美ら海水族館までは車で約1時間ほどの距離ですが、沖縄観光の拠点として非常に人気があります。

マリンアクティビティが充実しており、ダイビングやシュノーケリング、SUPなどを楽しみたい方にもおすすめです。

美ら海水族館での過ごし方のヒント

季節ごとの楽しみ方

春(3月〜5月)

春は比較的混雑が少なく、快適に観覧できる季節です。沖縄では3月頃から海開きが始まり、エメラルドビーチでの海水浴も楽しめます。桜の季節(1月下旬〜2月上旬)には、今帰仁城跡や八重岳での桜鑑賞と組み合わせるのもおすすめです。

夏(6月〜8月)

夏は最も混雑する季節ですが、海洋博公園全体が最も活気づく時期でもあります。エメラルドビーチでの海水浴、イルカショー、水族館見学と、一日中アクティブに過ごせます。暑さ対策として、日焼け止めや帽子、水分補給を忘れずに。

秋(9月〜11月)

秋は台風シーズンではありますが、10月以降は天候も安定し、快適に観光できます。夏ほど混雑しないため、ゆっくりと館内を回ることができます。

冬(12月〜2月)

沖縄の冬は本土に比べて温暖で、観光にも適しています。館内は空調が整っているため、寒さを気にせず快適に過ごせます。イルカショーは屋外のため、防寒対策があると安心です。

子供連れでの訪問

ベビーカーでの入館

館内はエレベーターやスロープが整備されており、ベビーカーでの移動もスムーズです。ベビーカーの無料貸し出しサービスも提供されています。

授乳室・おむつ交換スペース

館内には授乳室やおむつ交換スペースが複数箇所に設置されており、小さなお子様連れでも安心です。

タッチプール

「イノーの生き物たち」のタッチプールでは、ナマコやヒトデを直接触ることができ、子供たちに大人気です。海の生き物を身近に感じられる貴重な体験となります。

雨の日の楽しみ方

沖縄旅行中に雨が降っても、美ら海水族館は屋内施設なので天候に左右されず楽しむことができます。むしろ、雨の日は混雑が少なくなる傾向にあるため、ゆっくりと観覧できるメリットもあります。

ただし、オキちゃん劇場でのイルカショーは屋外のため、雨天時は中止になる場合があります。天候が不安定な日は、事前に公式サイトで開催状況を確認することをおすすめします。

まとめ:沖縄美ら海水族館で最高の思い出を

沖縄美ら海水族館は、世界最大級の水槽で泳ぐジンベエザメやマンタ、色鮮やかなサンゴ礁、神秘的な深海生物など、沖縄の海の魅力を余すことなく体験できる施設です。

訪問前のチェックポイント

  • JALダイナミックパッケージや前売り券でお得に入館
  • オンライン予約で当日の窓口混雑を回避
  • 給餌解説やイルカショーの時間を事前確認
  • 開館直後または閉館間際の混雑の少ない時間帯を狙う
  • 海洋博公園内の他施設も含めた一日プランを立てる
  • 周辺の観光スポットと組み合わせて効率的に回る

事前の準備とちょっとした知識があれば、沖縄美ら海水族館の魅力を最大限に満喫できます。世界を魅了するジンベエザメ、色鮮やかなサンゴの海、そして愛らしいイルカたちとの出会いは、きっとあなたの心に深く刻まれる忘れられない思い出となるでしょう。

さあ、感動の沖縄美ら海水族館へ。あなたの忘れられない旅が、ここから始まります。

項目詳細
施設名沖縄美ら海水族館
所在地〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町字石川424番地(海洋博公園内)
電話番号0980-48-3748
営業時間通常期:8:30〜18:30(入館締切 17:30)<br>繁忙期:8:30〜20:00(入館締切 19:00)
休館日12月の第1水曜日とその翌日
入館料大人:2,180円<br>高校生:1,440円<br>小・中学生:710円<br>6歳未満:無料
駐車場無料駐車場あり(約1,800台)
アクセス那覇空港から車で約2時間<br>高速バスで約2時間50分
公式サイトhttps://churaumi.okinawa/

今すぐジャルパック ダイナミックパッケージをチェック!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次