滋賀にはとてもたくさんの美術館があり、おしゃれな時間を楽しむことができるようになっています。子供も大人も楽しむことができるように展示が工夫されていることろも多く、ワークショップなどが開かれているところもあります。滋賀の美術館について、情報を紹介します。
滋賀で美術館巡りをしよう!
滋賀にはおしゃれな美術館が豊富にあって楽しいひと時を自由に過ごすことができます。子供にもおすすめなスポットやワークショップなどが開かれているところなど、さまざまな個性あふれるところがいっぱいです。滋賀にある美術館について、アクセスや料金などの情報とあわせて紹介していきます。ぜひ、行ってみてください。
滋賀のおすすめ美術館を厳選してご紹介
滋賀は、近畿地方に位置している県の一つであり、日本一大きい湖である琵琶湖のある県としても知られています。
滋賀には、とても豊富な観光スポットが存在していて、個々人の趣味や考えにあった場所を自由に選択することができます。
滋賀には、じっくりとアート鑑賞をすることができるおしゃれな美術館も大変充実していて、のんびりとした時間を堪能することができるようになっています。
滋賀の美術館の展示内容は大変バラエティーに富んでいて、子供が分かりやすいように工夫が凝らされた展示がされているところもあります。
ワークショップが開かれていたり、展示解説や講演会などがあるところもあって、さまざまな楽しみ方をすることが可能です。
雨の日の子供連れファミリーのお出かけスポットや、カップルデートにもおすすめなところも多く、それぞれの時間をまったりと満喫できます。
滋賀にあるぜひ押さえておいて欲しい人気があっておすすめのい美術館について、選りすぐったところを5つだけ紹介していきます。
滋賀の美術館は見ごたえのある展示が豊富
滋賀の美術館は、とても広くておしゃれ感も満載で子供も大人も心から楽しむことができるような展示が工夫されている見ごたえのあるところが多くなっています。
迫力満点の展示を解説を眺めながらゆっくりと自分のペースで見て回ることができる他にも、ワークショップ・講演会などの多彩な形で展示内容やその世界観を理解することができる機会が設けられています。
接しにくいともされがちなアートの世界を身近に感じて、より深く知り・堪能できるようにしっかりと工夫されていて一日たっぷりと楽しめるところも多くなっています。
展示されている内容のジャンルも多岐にわたっていて、絵画や彫刻をはじめ、焼き物など、さまざまとなっています。
滋賀のおすすめ美術館(1)MIHO MUSEUM
滋賀にある「MIHO MUSEUM」は、1997年に開館した世界的に良く知られている建築家のI.M.ペイさんが設計してつくられた大変おしゃれな美術館です。滋賀県・甲賀市の信楽町田代桃谷にあります。
緑豊かな山あいにあって、しっかりと四季の美しさを堪能できてまるで異世界や桃源郷にいるかのような気持ちにさせてくれるスポットです。
有名建築家が手掛けたおしゃれなスポット
「MIHO MUSEUM」は、フランスのパリにあるルーブル美術館のピラミッドなども手掛けた超有名な建築家であるI.M.ペイさんが設計したおしゃれさ満点のスポットです。
自然と建物と美術品の融合をテーマとした展示がされていて、日本の古美術はもちろん、古代エジプトやギリシャ・ローマなどの美術品・陶磁器・書画などがおおよそ3000点も収蔵・展示されています。
展示スペースは、美術館棟の2階であって特別展が行われている北館と、常設展を中心とした美術館棟の1階と地下1階である南館に分かれていて、好きなところから自由に観賞ができるようになっています。
ミュージアムショップやカフェなども併設されていて、疲れた身体を癒しながら見たアートについて語り合うこともできます。
詳細情報
「MIHO MUSEUM」の開館時間は、10時から16時までであり、最終入館時間は15時となっています。休館日は、春・夏・秋のそれぞれの開館期間中にある月曜日と、展示替えの日、そして12月の中旬から3月の中旬頃までの冬です。
料金は、大人が1300円・高大学生が1000円・小中学生は無料となっています。20名以上の場合は団体料金が適用となり、それぞれ200円安くなります。
「MIHO MUSEUM」へのアクセス方法は、JRの「石山駅」で降りてバスに乗り換えて約50分の「ミホミュージアムバス停」で降りると行けます。
車では、新名神高速道路の「信楽インターチェンジ」から約15分・「草津田上インターチェンジ」から約20分・名神高速道路の「栗東インターチェンジ」から約30分などで行けます。
滋賀のおすすめ美術館(2)滋賀県立美術館
滋賀にある「滋賀県立美術館」は、琵琶湖や比叡山などの自然をたっぷりと感じることができる場所にある郊外型美術館です。滋賀県・大津市の瀬田南大萱町にあります。
びわこ文化公園の敷地の中にあるので誰もが行きやすい美術館であり、日本庭園が隣接していて、とてもおしゃれでモダンで開放的なつくりとなっています。
体験ワークショップ・子供用スペース完備
「滋賀県立美術館」は、日本国内や海外の近代日本画や、アール・ブリュットの作品などを中心として作品が収蔵・展示されています。
地元の大津市出身の評判の画家である小倉遊亀さんの作品も多数あり、専用のコーナーも設けられています。
幅広いジャンルの美術に接することができる企画展も随時行われているので、チェックして楽しみに行ってみると良いです。
ゆっくりできるカフェやミュージアムショップもあり、ここでしか手にできないグッズなども豊富に揃っています。
「滋賀県立美術館」には、とても充実した体験ワークショップがあり、こどもプログラムとおとなプログラムに分かれていて誰もがアートをしっかりと理解することができるような工夫がされています。
また、展示室の途中に休憩ができるソファのある部屋があったり、子供用の広々としているキッズ・スペースなどがあり、長時間の集中が難しい子供と一緒でも安心して行くことができるようになっています。
さらには、子供の授乳や着替えなどができるファミリールームや、ファミリートイレなども設けられているので、小さな子供連れでも大丈夫です。
詳細情報
「滋賀県立美術館」の開館時間は、9時30分から17時までで最終入館は16時30分です。休館日は、毎週月曜日や年末年始・施設点検日・展示入替日などです。
料金は、常設展示が大人が540円・高大学生が320円・中学生以下が無料であり、団体料金は大人が430円・高大学生が260円です。企画展はそのたびごとに異なります。
「滋賀県立美術館」に行くには、JRの「瀬田駅」で降りてからバスに乗り換えて「県立図書館・美術館前バス停」または「文化ゾーン前バス停」で降りれば徒歩約5分ほどで行くことができます。
車のときには、新名神高速道路の「草津田上インターチェンジ」を降りれば約5分ほどで到着できる場所にあります。
滋賀のおすすめ美術館(3)佐川美術館
滋賀にある「佐川美術館」は、1998年に開館した大変風光明媚な場所にある美術館です。滋賀県・守山市の水保町北川にあります。
まるで水に浮かぶかのように建てられていて、とてもクールでモダンで抜群のフォトジェニックさとおしゃれさを誇る美術館として知られています。
平山郁夫や佐藤忠良の展示が中心・企画展示も話題
「佐川美術館」は、日本画である平山郁夫さん・現代彫刻である佐藤忠良さん・陶芸家である樂吉左衛門さんの作品を中心とした収蔵・展示がされています。
それぞれ作家の作品について、またその世界観についてなどのことをじっくりと知ることができるようになっていて、展示会も行われています。
特別企画展示も大変話題となっていて、さまざまなジャンルや時代のアート作品や美術品などがたくさん展示され、そのたびごとに訪れると新たな世界と接することができます。
ワークショップをはじめ、講演会・講座・コンサートなどのイベントも多数開かれていて、子供も楽しむことができるものもあります。
オリジナルグッズの販売があるミュージアムショップや、ティータイムをまったりと過ごせるカフェなどもあり、おすすめです。
詳細情報
「佐川美術館」の開館時間は、9時30分から17時までとなっていて、最終入館時間は16時30分と決まっています。毎週の月曜日や年末年始などは休館日として休みです。
料金は、大人が1000円・高大学生が600円・中学生以下は無料です。特別企画展が開かれているときには変動となります。団体料金は200円引きです。
「佐川美術館」へ行きたいと思ったときには、JRの「堅田駅」または「守山駅」で降りてからバスに乗り換えて「佐川美術館前バス停」で降りる、またはタクシーなどを利用すると行くことができます。
車での時には、名神高速道路の「瀬田西インターチェンジ」からおよそ30分・「瀬田東インターチェンジ」からおよそ40分ほどです。
滋賀のおすすめ美術館(4)大津絵美術館
滋賀にある「大津絵美術館」は、名刹としても知られている大変歴史のある円満院門跡の敷地の中にある美術館です。滋賀県・大津市の園城寺町にあります。
皇族とのゆかりがある円満院門は、寛和3年(987年)に村上天皇の第3皇子である悟円親王によってつくられた天台宗のお寺です。その由緒正しいお寺の境内に設けられている美術館です。
鳥羽僧正の作品を始めとした大津絵を展示
「大津絵美術館」は、江戸時代に東海道五十三次で有名なたくさんの人々が行き来したことで知られている東海道の宿場町の大津で生まれた大津絵を展示している美術館です。
円山応挙などの超有名画家の他に、鳥獣戯画で話題の鳥羽僧正の「放屁合戦」など、江戸時代の初めころから近代までのものがずらりと展示してあり、その迫力は見事である、ととても評判が高いです。
神仏や人物・動物などを基本としてシンプルでありながらアクセントとしてオレンジ色がたくさん使われている大津絵は、とてもユーモラスでかわいらしくも感じ、オリジナリティあふれるものとなっています。
売店では、現在大活躍している大津絵師の作品やグッズなどの販売も行われているので、記念に手にしてみることをおすすめします。
詳細情報
「大津絵美術館」の開館時間は、9時から16時30分までとなっています。基本的には年中無休営業なので、いつでもじっくりと絵を眺めることができます。
入館料金としては、大人が500円・高校生が300円・中学生以下の人は無料と決まっています。30人以上の団体料金は、大人が400円・高校生が250円となります。
「大津絵美術館」へ電車などを使って行こうと考えている場合には、JRの「大津駅」より歩いておよそ28分、またはJRの「大津京駅」よりバスで「三井寺圓満院前バス停」で降りたらすぐです。
自動車を使っての場合には、名神高速道路・「大津インターチェンジ」よりおよそ10分で行くことができます。
滋賀のおすすめ美術館(5)滋賀県立陶芸の森
滋賀にある「滋賀県立陶芸の森」は、世界中の陶器を眺めることができる陶器のテーマパークとしても知られている美術館です。滋賀県の甲賀市・信楽町勅旨に位置しています。
県立陶芸の森の中にある素敵さやおしゃれさ満点の美術館であり、敷地内には屋外展示もあって、個々人のペースで自由に観賞・散策ができるようになっています。
甲賀市にある焼き物の美術館
「滋賀県立陶芸の森」は、信楽焼で有名な甲賀市にある焼き物の美術館としてとても評判が良く、滋賀県のゆかりの陶芸作品はもちろん、日本国内や海外の陶芸品などを多数所蔵・展示しています。
焼き物とはどのようなものなのか、陶芸・陶器とは何なのか、などのことについて、しっかりと理解できる場所となっています。
時期に応じて展覧会などが開かれ、さまざまな知識を身に着けることができ、子供用の展覧会もあります。
また、親子向けの体験講座・一般向けの講座・ワークショップ・イベントなども開かれていて、実際に手で触れながら学ぶこともできるようになっています。
ミュージアムショップでは、陶芸や美術・滋賀に関わる書籍やグッズがあり、特に人気となっているのが小さな焼き物のがちゃがちゃです。
詳細情報
「滋賀県立陶芸の森」の開館時間は、9時30分から17時までですが、美術館である陶芸館などへの最終入館時間は16時30分となっています。毎週月曜日・年末年始、そして展示替えの期間などは休みとなります。
公園の敷地内へは入園無料ですが、美術館の陶芸館のみ有料であり、料金は展覧会ごとにかわるので最新の情報を得てから行くと良いでしょう。
「滋賀県立陶芸の森」へ電車で行くことを考えているときには、信楽高原鐵道信楽線・「信楽駅」で降りると徒歩おおよそ20分、またはバスで「陶芸の森前バス停」や「陶芸の森(陶芸館前)バス停」で降りればおおよそ5分です。
自動車で行くことを考えている場合には、新名神高速道路・「信楽インターチェンジ」からならおおよそ8分でアクセスすることが可能です。
滋賀の美術館へ行ってみよう
滋賀にはとてもたくさんの美術館があって、楽しくておしゃれなアートタイムを思う存分堪能することができます。カップルデートや子供連れのファミリーの雨天時のお出かけスポットにもぴったりであり、さまざまな刺激を感じることができる場所となっています。滋賀に行くときには、ぜひ美術館にも寄ってみることをおすすめします。