円山動物園でおすすめの動物展示とその魅力徹底ガイド

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北海道 円山動物園
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添乗員ライターがお届けする北海道情報。今回は、札幌市民はもちろん、多くの観光客にも愛されている「札幌市円山動物園」の魅力を、ファミリー目線で徹底的にご紹介します!お子様連れのお出かけスポットを探しているパパママ必見!見どころ満載の動物展示から、グルメ、イベント、アクセス情報まで、これを読めば円山動物園のすべてがわかります。さあ、一緒に動物たちの世界へ出発しましょう!

目次

札幌市円山動物園の魅力を徹底紹介

北海道で一番有名な動物園といえば「旭山動物園」ですが、実はもうひとつ注目すべきスポットがあります。それが札幌市の「円山動物園」です。

北海道のベテランバスガイドさんが、こんな事を言っていました。旭山動物園は山の斜面に位置しているため、園内はアップダウンが多く、見学にはかなりの体力を要します。一方、円山動物園は展示に同じように力を入れており、園内が比較的平坦で移動しやすいのが魅力です。小さなお子様連れやシニアの方にも優しい設計になっているため、ゆったりと動物たちを観察することができます。

北海道で動物園を訪れるなら、アクセスしやすく快適に楽しめる円山動物園がおすすめの選択肢ですよ。

札幌市円山動物園とは?魅力や特徴を紹介

「動物園って、冬は寒くて動物もあまり動かないイメージ…」「小さな子供を連れて行くと、途中で飽きちゃうかも?」「広い園内で疲れてしまわないか心配…」そんな風に思っていませんか?確かに、動物園に行く際は天候に左右されたり、お子様のコンディションが気になることもありますよね。

北海道 円山動物園のチンパンジー
北海道 円山動物園のチンパンジー

でも、ここ札幌市円山動物園は、そんな心配を吹き飛ばしてくれる魅力と工夫がいっぱいの場所なんです!北海道の厳しい自然環境を活かした展示や、動物たちが生き生きと暮らせるような環境づくり(環境エンリッチメント)への熱心な取り組みが特徴です。冬には雪の中で元気に活動する動物たちの姿が見られたり、屋内施設も充実しているので天候を気にせず楽しめます。また、子供たちが動物と触れ合える「こども動物園」や、学びながら楽しめるイベントも盛りだくさん。園内には休憩スペースやレストランも整備されているので、小さなお子様連れでも安心して過ごせますよ。

札幌市円山動物園の歴史

札幌市円山動物園は、1951年(昭和26年)5月5日のこどもの日に、北海道では初、全国で10番目の動物園として開園しました。移動動物園の成功をきっかけに設立されたこの動物園は、多くの市民に支えられ、長年にわたり愛され続けています。開園当初はわずか8種30点の動物たちからのスタートでしたが、現在では約160種800点(2024年4月1日現在)もの動物たちに出会える、北海道を代表する動物園へと発展しました。その歴史の中で、日本初のホッキョクグマの自然繁殖成功や、アジアゾウの繁殖など、数々の輝かしい実績も残しています。

観光スポットとしての札幌市円山動物園の魅力

円山動物園の魅力は、なんといってもその立地と環境です。札幌市中心部からのアクセスが良いにも関わらず、円山原始林の豊かな自然に囲まれており、都会の喧騒を忘れさせてくれます。動物たちの展示方法も工夫が凝らされており、生息環境を再現した施設で、動物たちがより自然に近い姿で過ごしている様子を観察できます。これは、お子様の教育的な観点からも非常に価値があります。また、季節ごとに異なる表情を見せる園内は、いつ訪れても新しい発見があり、リピーターが多いのも納得です。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々の美しい風景と共に動物たちを楽しめるのは、円山動物園ならではの大きな魅力と言えるでしょう。

札幌市円山動物園のおすすめ展示

ホッキョクグマ展示の見どころと飼育情報

北海道 円山動物園のホッキョクグマ
北海道 円山動物園のホッキョクグマ

円山動物園のアイドルといえば、やはりホッキョクグマ!「ホッキョクグマ館」では、陸上だけでなく、巨大なプールでダイナミックに泳ぐ姿や、水中トンネルから見上げる迫力満点の姿を観察できます。特に人気なのは、メスの「リラ」。おもちゃで遊ぶ愛らしい仕草や、豪快に水に飛び込む姿は、子供から大人まで大人気です。運が良ければ、ガラス越しに間近で見ることも!円山動物園はホッキョクグマの繁殖にも力を入れており、その飼育技術の高さも注目されています。

ゾウ展示の特徴と誕生エピソード

2019年にオープンした「ゾウ舎」は、アジアゾウがより快適に暮らせるよう、国内最大級の広さを誇る屋内展示場と屋外放飼場を備えています。ここでは、4頭のアジアゾウ(パール、シュティン、ニャイン、シーシュ)が暮らしており、群れで生活するゾウたちの社会的な行動や、水浴び、砂浴びなど、自然に近い姿を間近で見ることができます。特に、2023年8月に誕生したメスの子ゾウ「タオ」の成長ぶりは大きな注目を集めています。お母さんゾウや他のゾウたちとの微笑ましいやり取りは必見です。ゾウたちが健康に、そして幸せに暮らせるような様々な工夫が凝らされたゾウ舎は、動物福祉について考えるきっかけも与えてくれます。

その他注目の展示の数々

北海道 円山動物園のミーアキャット
北海道 円山動物園のミーアキャット

円山動物園には、ホッキョクグマやゾウ以外にも魅力的な動物たちがたくさんいます!

  • レッサーパンダ:愛らしい姿で大人気!木登りしたり、笹を食べたりする姿に癒されます。
  • ユキヒョウ:美しい毛皮と鋭い眼光が魅力。岩場を軽やかに移動する姿は必見です。
  • シンリンオオカミ:遠吠えを聞くことができたらラッキー!群れで行動する様子を観察できます。
  • エゾヒグマ館:北海道を代表するエゾヒグマ。その迫力と大きさに圧倒されます。ガラス越しに間近で見られる展示も。
  • は虫類・両生類館:ワニやカメ、ヘビなど、多種多様なは虫類や両生類を展示。ちょっとドキドキするけれど、興味深い生き物たちです。

これらの動物たちも、それぞれの生息環境を再現した展示場で、生き生きとした姿を見せてくれます。

札幌市円山動物園の各エリアの動物と見学ポイント

ホッキョクグマ・アザラシ館

「ホッキョクグマ館」は、先ほどご紹介したホッキョクグマに加え、隣接するプールでゴマフアザラシも展示されています。アザラシが水中をスイスイと泳ぎ回る姿は、見ていて飽きません。運が良ければ、ホッキョクグマとアザラシがガラス越しに顔を合わせる瞬間も見られるかもしれません。水中トンネルは、まるで海の中にいるような気分を味わえる人気の撮影スポットです。

ゾウ舎

広大な「ゾウ舎」では、ゾウたちがのびのびと過ごす様子を様々な角度から観察できます。屋内展示場には観覧デッキがあり、ゾウたちの食事風景や水浴びを上から見下ろせます。また、ゾウの生態や保護の重要性について学べる展示パネルも充実しており、お子様の自由研究にも役立ちそうです。タイミングが合えば、飼育員さんによるガイドも聞けるかもしれません。

アフリカゾーン(カバ・ライオン館)

北海道 円山動物園のキリン
北海道 円山動物園のキリン

「アフリカゾーン」では、カバ、ライオン、ブチハイエナ、サーバルキャット、キリン、ダチョウなど、アフリカのサバンナに生息する動物たちに出会えます。「カバ・ライオン館」では、大きな口を開けるカバや、百獣の王ライオンの迫力ある姿を間近で見学できます。特にライオンの咆哮は圧巻!キリンやダチョウは屋外の広い放飼場で混合展示されており、まるでアフリカにいるかのような気分を味わえます。

エゾシカ・オオカミ舎

北海道ならではの動物たちに出会えるのが「エゾシカ・オオカミ舎」です。ここでは、北海道に生息するエゾシカとシンリンオオカミが展示されています。広い放飼場で群れをなして暮らすエゾシカの優雅な姿や、森のハンターであるオオカミの精悍な表情を観察できます。北海道の自然や生態系について学ぶ良い機会になるでしょう。

こども動物園

北海道 円山動物園のニホンノウサギ
北海道 円山動物園のニホンノウサギ

小さなお子様連れのファミリーに特におすすめなのが「こども動物園」です。ここでは、ヒツジやヤギ、ミニブタ、ウサギ、モルモットといった、身近でかわいらしい動物たちと触れ合うことができます(ふれあい時間は公式サイトでご確認ください)。動物にエサをあげたり(有料・数量限定)、優しく撫でたりすることで、動物をより身近に感じ、命の大切さを学ぶことができます。屋内施設「ドキドキ体験ベース」では、小動物の観察や、様々な体験プログラムも実施されています。

円山動物園オフィシャルショップ

動物園の思い出に欠かせないのがお土産!正門横と西門横にある「オフィシャルショップ」では、円山動物園オリジナルのグッズがたくさん販売されています。ホッキョクグマやレッサーパンダなど人気動物のぬいぐるみやキーホルダー、お菓子、文房具など、品揃えも豊富。ここでしか手に入らない限定グッズもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。お子様もきっとお気に入りの一品が見つかるはずです。

動物園で開催されるイベント

円山動物園では、動物たちのことをもっと深く知ることができる様々なイベントが開催されています。名称や内容は定期的に変更になる事もありますので、最新情報は現地で必ずご確認ください。

円山ZOOガイド

「円山ZOOガイド」は、飼育担当者が動物の生態や特徴、動物園での暮らしぶりなどを分かりやすく解説してくれるプログラムです。普段聞けないような裏話や、動物たちの個性的なエピソードを聞けるチャンスも!開催日時やテーマは公式サイトで告知されるので、事前にチェックして参加してみてください。動物たちへの理解が深まり、観察が一層楽しくなりますよ。

生き物観察プログラム

「ドキドキ体験」として、様々な生き物観察プログラムが用意されています。例えば「動物の食卓拝見」では、動物たちが何を食べているのか、どのように準備されているのかなど、普段は見られない動物園の裏側を垣間見ることができます。他にも、季節に合わせた特別プログラムや、動物の骨格標本を観察できるものなど、子供たちの知的好奇心を刺激する内容が盛りだくさんです。こちらも公式サイトでスケジュールを確認しましょう。

冷蔵庫ツアー

過去には、動物たちのエサが保管されている大きな冷蔵庫や冷凍庫を見学できる「冷蔵庫ツアー」といった特別なイベントも開催されていました。現在は「ドキドキ体験」の中の「動物の食卓拝見」プログラムなどで、動物たちの食に関する貴重な情報に触れることができます。こうした特別な体験は、子供たちにとって忘れられない思い出になるでしょう。最新のイベント情報は動物園で確認してくださいね。

グルメや食事スポット特集

動物園内のグルメ・カフェ情報

園内散策でお腹が空いたら、レストランやカフェでひと休みしましょう。モンキーハウス近くの「ネイチャーカフェ・アース」では、ハヤシライス、ハンバーグプレートなどの定番メニューが楽しめます。円山動物園の動物たちをイメージしたどうぶつメニューや季節ごとに変わるデザートメニューは要チェックです。

また、第一レストハウス内の「ダニーズレストラン」では、ガレットなどを提供しています。キッズメニューにもガレットがあり、推しのメニューです。修学旅行生には割引もあり。天気の良い日には、テイクアウトして屋外のベンチでピクニック気分を味わうのも良いですね。

こども連れにおすすめの食事スペース

円山動物園はファミリーに優しい設計です。レストランには子供用の椅子が用意されていることが多いですし、アレルギー対応メニューについては事前に確認しておくと安心です。また、園内には各所に休憩スペースやベンチが設置されているので、持参したお弁当を広げることもできるでしょう(レストラン内への持ち込みはご遠慮ください)。

周辺エリアのランチ・おすすめグルメ

円山動物園の周辺、円山公園エリアには、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあります。特に北海道名物のスープカレーは、一度は味わってみたいもの。スープジャンルではないものの、話題のカレー屋さんを挙げると、「円山教授。円山本店」があります。おすすめは海鮮の出汁が効いた「煮込み浜カレー」です。2号店の方が並ばないそうです。

動物園を楽しんだ後に、少し足を延ばしてランチやディナーを楽しむのもおすすめです。パンケーキが人気のカフェや、北海道の食材を活かしたイタリアン、落ち着いた雰囲気の和食店など、選択肢は豊富。事前に調べておくと、スムーズに食事ができますよ。

写真映えスポットと撮影のコツ

動物とのふれあいや写真撮影エリア

北海道 円山動物園で自由に歩き回るアヒル
北海道 円山動物園で自由に歩き回るアヒル

円山動物園には、思わずカメラを向けたくなるようなシャッターチャンスがたくさん!「ホッキョクグマ館」の水中トンネルや、「ゾウ舎」の観覧デッキは定番の人気撮影スポットです。「こども動物園」でのふれあい体験の様子も、素敵な思い出の一枚になるでしょう。動物たちが活発に動いている午前中や、食事の時間が狙い目です。動物たちの自然な表情を捉えるには、少し離れた場所から静かに観察し、連写機能を使うのもコツです。フラッシュ撮影は動物たちを驚かせてしまうので控えましょう。

季節ごとのおすすめ写真スポット

円山動物園は、四季折々の自然も魅力の一つ。春には桜並木の下で動物たちを撮影したり、夏には青々とした緑を背景にしたり。秋には紅葉と動物たちのコラボレーション、冬には雪景色の中で元気に遊ぶ動物たちの姿など、季節ごとに異なる美しい写真を撮ることができます。特に雪の中のホッキョクグマやレッサーパンダは、北海道ならではの光景です。園内の風景と動物たちを一緒にフレームに収めると、より印象的な写真になりますよ。

開園・閉園時間や料金など基本情報

北海道 円山動物園の正面入口
北海道 円山動物園の正面入口

札幌市円山動物園の開園・閉園時間・営業時間

開園時間:

  • 3月1日~10月31日:9時30分~16時30分(最終入園16時00分)
  • 11月1日~2月末日:9時30分~16時00分(最終入園15時30分)

休園日:

  • 毎月 第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)
  • 4月 第3週の月曜日~金曜日
  • 11月 第2週の月曜日~金曜日
  • 年末(12月29日~12月31日)

※上記は基本的な情報です。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

札幌市円山動物園の入園料の詳細

  • 大人(高校生以上):800円
  • 小人(中学生以下):無料
  • 年間パスポート(高校生以上):2,000円(購入日から1年間有効)

※団体割引(30名以上)などもあります。詳細は公式サイトをご確認ください。

札幌市円山動物園の割引情報

円山動物園では、お得な割引制度がいくつか用意されています。年間2回以上訪れる予定なら、断然「年間パスポート」がお得です。また、札幌市内にお住まいの65歳以上の方は、敬老優待乗車証(おでかけパス)などの提示で入園料が無料になります(証明書が必要)。その他、特定のイベントや提携施設との連携で割引が適用される場合もあるので、お出かけ前に公式サイトの情報をチェックしてみましょう。

札幌市円山動物園のアクセス・駐車場・周辺情報

公共交通機関でのアクセス・徒歩ルート・距離の目安

地下鉄:
札幌市営地下鉄東西線「円山公園」駅下車。3番出口から徒歩約15分。または、円山バスターミナル(駅直結)からJR北海道バス[円15]動物園線「動物園前」下車すぐ。

バス:
JR札幌駅バスターミナルからJR北海道バス[円14][西14]「総合グラウンド前」下車、徒歩約10分。
または、JR北海道バス[円15]動物園線「動物園前」下車すぐ(冬季運休の場合あり、要確認)。

円山公園駅から動物園までは、気持ちの良い散策路が続いています。円山公園内を通り抜けるルートは、自然を感じながら歩けるのでおすすめです。ベビーカーや小さなお子様連れの場合は、バスの利用も便利です。

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