札幌観光の決定版!魅力あふれる必見スポット15選と楽しみ方完全ガイド

本記事にはプロモーションが含まれています。
札幌観光の決定版!魅力あふれる必見スポット
  • URLをコピーしました!

添乗員ライターがお届けする旅行情報。今回は北海道の玄関口であり、日本有数の観光都市として人気を誇る札幌の魅力に迫ります。四季折々の自然、豊かなグルメ文化、歴史的建造物が調和する札幌は、一度訪れたら何度でも足を運びたくなる街です。観光スポット選びに迷っている方、限られた時間で効率よく札幌を楽しみたい方に向けて、絶対に外せない観光名所とその魅力を徹底解説します。

目次

札幌観光で注意したいポイント

札幌は魅力的な観光都市ですが、訪れる前に知っておくべき点があります。まず、札幌市内の観光スポットは広範囲に点在しており、徒歩だけで全てを巡るのは現実的ではありません。地下鉄やバスなどの公共交通機関を活用する必要があるため、初めて訪れる方は路線図の確認や交通系ICカードの準備が不可欠です。

北海道特有の気候も見逃せません。冬季は積雪や路面凍結により、歩行時間が通常より長くかかることがあります。特に11月から3月にかけては防寒対策と滑りにくい靴の準備が必須です。また、夏季でも朝晩の気温差が大きいため、上着を持参することをおすすめします。

観光施設の営業時間や定休日も事前確認が重要です。季節によって営業時間が変動する施設や、改修工事で一時休館している名所もあります。せっかく訪れても閉館していたという残念な事態を避けるため、公式サイトでの最新情報確認を忘れないようにしましょう。

札幌を代表する歴史的ランドマーク

札幌市時計台 – 140年以上の歴史を刻む北海道のシンボル

札幌市時計台は、札幌観光で最も象徴的な建造物のひとつです。正式名称を「旧札幌農学校演武場」といい、1878年に札幌農学校の施設として建設されました。白い壁と赤い屋根が印象的な木造2階建ての洋風建築で、創建以来140年以上にわたり札幌の街を見守り続けています。

建物内部は資料館として公開されており、時計台の歴史や札幌農学校に関する展示が充実しています。1階展示室では時計台の建設経緯や札幌の開拓史を紹介するパネル展示があり、時計台が単なる時計塔ではなく、北海道開拓時代の教育施設として重要な役割を果たしていたことが分かります。特に興味深いのは、時計台を建設した札幌農学校初代教頭であるクラーク博士に関する資料です。

2階には当時の演武場を再現したホールがあり、札幌農学校の学生たちがここで入学式や卒業式、体育の授業を行っていた様子を想像することができます。天井が高く開放的な空間で、明治時代の建築技術の高さを実感できます。

時計台の鐘は1881年から鳴り続けており、現在も1時間ごとに札幌の街に時を告げています。この鐘の音は「残したい日本の音風景100選」にも選ばれ、札幌市民にとっても親しみ深い存在です。塔時計そのものは1881年にアメリカから輸入されたもので、機械式として日本最古級の時計として稼働し続けています。

国の重要文化財に指定されているこの建物は、外観も見どころのひとつです。建物前の広場からは正面全体を撮影できるフォトスポットがあり、多くの観光客が記念撮影を楽しんでいます。夜間はライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出します。

札幌駅から徒歩約10分、地下鉄大通駅からは徒歩約5分とアクセスも良好です。札幌観光の最初に訪れて、北海道開拓の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎) – 重厚な煉瓦建築の傑作

赤レンガ庁舎の正面と花々
赤レンガ庁舎の正面と花々

北海道庁旧本庁舎は、「赤れんが庁舎」の愛称で道民に親しまれている歴史的建造物です。1888年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の煉瓦建築で、当時の北海道開拓使が威信をかけて建設しました。使用された煉瓦は約250万個にのぼり、その重厚な佇まいは圧倒的な存在感を放っています。

建物の外観は、どの角度から見ても絵になる美しさです。正面から見る重厚な煉瓦の壁面、中央にそびえる八角形のドーム、左右対称の均整の取れたデザインは、明治時代の建築技術の粋を集めた傑作といえます。周囲は庭園として整備され、四季折々の花々が建物を彩ります。春には桜、夏には緑の木々、秋には紅葉、冬には雪化粧と、季節ごとに異なる表情を楽しめます。

敷地内には池があり、カモが泳ぐ姿を見ることができます。都会の中心部にありながら、静謐で落ち着いた雰囲気が漂う空間です。建物と池、樹木が調和した景観は、まるで一枚の絵画のような美しさで、多くの写真愛好家が訪れるフォトスポットとしても知られています。

内部は北海道の歴史や文化を紹介する展示施設として活用されており、北海道開拓の歩みや歴代長官に関する資料が展示されています。特に興味深いのは、樺太関係資料室です。かつて日本領土だった樺太(サハリン)に関する貴重な資料が保管されており、北方領土の歴史を知る上で重要な展示となっています。

2025年7月25日にリニューアルオープンを迎え、新たな魅力が加わりました。国の重要文化財に指定されているこの建物は、札幌観光では外せない名所のひとつです。JR札幌駅から徒歩約8分、地下鉄さっぽろ駅からも徒歩圏内で、アクセスも良好です。北海道の歴史と文化に触れながら、明治時代の建築美を堪能できる貴重なスポットです。

自然とアートが融合する都市型公園

大通公園 – 札幌の中心を貫く緑のオアシス

札幌大通公園とさっぽろテレビ塔
札幌大通公園とさっぽろテレビ塔

大通公園は、札幌市の中心部を東西約1.5キロメートルにわたって貫く、日本でも珍しい形状の都市公園です。幅約105メートルの空間に美しい花壇や芝生、92種類約4700本もの樹木が植えられ、都会のオアシスとして市民や観光客に親しまれています。

公園は大通西1丁目から大通西12丁目まで13のブロックに分かれており、各ブロックにはそれぞれ特徴的な施設や彫刻、噴水が配置されています。西1丁目にはテレビ塔が聳え立ち、公園全体を見渡すことができます。西3丁目には噴水があり、夏季には涼を求める人々の憩いの場となります。西7丁目には札幌市を代表するイサム・ノグチ設計の「ブラック・スライド・マントラ」という彫刻作品があり、アート鑑賞を楽しめます。

大通公園の最大の魅力は、四季折々で表情を変える景観です。春には約100種類のライラックが咲き誇り、「さっぽろライラックまつり」が開催されます。初夏にはバラやツツジが色鮮やかに咲き、花壇が最も美しい季節を迎えます。秋には紅葉が公園を彩り、黄金色のイチョウ並木が見事な景観を作り出します。

冬季には世界的に有名な「さっぽろ雪まつり」の会場となります。大小様々な雪像や氷像が公園全体に展示され、国内外から200万人以上の観光客が訪れます。精巧に作られた大雪像は圧巻で、夜間にはライトアップやプロジェクションマッピングが施され、幻想的な世界が広がります。

夏には「YOSAKOIソーラン祭り」の舞台となり、全国から集まった踊り子たちが華やかな演舞を繰り広げます。秋の「さっぽろオータムフェスト」では、北海道各地のグルメが集結し、食の祭典として賑わいます。このように、大通公園は一年を通じて様々なイベントが開催され、いつ訪れても新しい発見がある場所です。

公園沿いには多くのベンチが設置されており、散策の合間に休憩しながら街の風景を楽しむことができます。札幌駅から徒歩約10分、地下鉄大通駅からは直結というアクセスの良さも魅力です。札幌観光の拠点として、まず最初に訪れたいスポットです。

モエレ沼公園 – 彫刻家イサム・ノグチが描いた大地のアート

モエレ沼公園は、世界的彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手がけた、「公園全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトの下に造られた芸術公園です。総面積188.8ヘクタールという広大な敷地に、幾何学的な造形美を持つ施設や遊具が配置され、自然とアートが融合した唯一無二の空間が広がっています。

公園の中心的存在である「ガラスのピラミッド」は、ひときわ目を引く建築物です。高さ約32メートルのガラス張りのピラミッド型建造物で、内部にはギャラリー、レストラン、ショップが入っています。自然光が差し込む明るい空間は、建物自体がアート作品のような美しさです。冬季には施設内の暖かい空間で休憩しながら、雪景色の公園を眺めることができます。

「モエレ山」は、公園内で最も人気のある施設のひとつです。廃棄物を利用して造られた人工の山で、高さ約62メートルの頂上からは札幌市街や石狩平野を一望できます。春から秋にかけては山腹の遊歩道を散策しながら登ることができ、頂上に着いた時の達成感と眺望は格別です。冬季には山の斜面がソリ遊びの場となり、子どもから大人まで楽しめます。

「海の噴水」は、直径48メートルの円形水盤から水が吹き上がる大規模な噴水です。1日に3回から4回、音楽に合わせた噴水ショーが行われ、最大25メートルの高さまで水が噴き上がる様子は壮観です。夏の暑い日には水遊びをする子どもたちで賑わい、家族連れに人気のスポットとなっています。

「プレイマウンテン」は、子どもたちが自由に登って遊べる山型の遊具です。イサム・ノグチがデザインしたこの遊具は、単なる遊び場ではなく芸術作品としての側面も持ち合わせています。幾何学的な造形が美しく、写真撮影スポットとしても人気です。

「テトラマウンド」は、3つのステンレス製の三角錐が組み合わさった造形物です。内部に入ることができ、幾何学的な空間を体験できます。光の入り方によって表情を変える不思議な空間は、訪れる時間帯によって異なる魅力を見せてくれます。

公園内にはサイクリングコースも整備されており、自転車をレンタルして広大な敷地を巡ることができます。春には桜が咲き誇り、夏には緑豊かな芝生が広がり、秋には紅葉が美しく、冬には一面の雪景色が楽しめます。四季それぞれの表情を持つモエレ沼公園は、何度訪れても新しい発見がある場所です。

札幌中心部から車で約30分、地下鉄東豊線環状通東駅からバスで約25分とアクセスは少し離れていますが、その分静かで落ち着いた時間を過ごせます。アートと自然が融合した特別な空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

札幌グルメとショッピングの中心地

すすきの – 東京以北最大の歓楽街

すすきのは、東京以北最大の歓楽街として知られ、約4000軒以上の飲食店やエンターテインメント施設が集まる札幌の夜の顔です。ネオンが輝く街並みは、札幌を代表する夜景スポットのひとつとなっており、多くの観光客で賑わいます。

すすきのの魅力は、何といってもその多様な飲食店です。北海道の海の幸を味わえる寿司店、新鮮な魚介を使った居酒屋、ジンギスカンの専門店、札幌ラーメンの名店など、あらゆるジャンルの飲食店が軒を連ねています。特にラーメン横丁は、札幌を代表するラーメン店が集まる名所として有名です。

ラーメン横丁には17軒のラーメン店が集まっており、それぞれの店が独自の味を競い合っています。札幌ラーメンの特徴である味噌ラーメンはもちろん、醤油、塩、豚骨など様々な種類のラーメンを楽しむことができます。狭い路地に小さな店舗が並ぶ昔ながらの雰囲気は、昭和の香りが漂い、ノスタルジックな気分に浸れます。

海鮮料理を楽しむなら、すすきの周辺には新鮮な魚介類を提供する店が数多くあります。毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニなどの蟹料理、ウニやイクラを贅沢に使った海鮮丼、ホッケやキンキの焼き魚など、北海道ならではの海の幸を堪能できます。多くの店では産地直送の食材を使用しており、鮮度抜群の味わいを楽しめます。

ジンギスカンは北海道を代表する郷土料理で、すすきのには専門店が数多く存在します。炭火で焼く本格的なジンギスカンから、気軽に楽しめるカジュアルな店まで、様々なスタイルの店があります。柔らかいラム肉を特製のタレにつけて食べるジンギスカンは、一度食べたら忘れられない味です。

すすきのは夜だけでなく、昼間も活気があります。ランチタイムには海鮮丼やスープカレーの名店が賑わい、カフェでゆっくり過ごす観光客の姿も見られます。地下鉄すすきの駅からすぐという立地の良さも魅力で、札幌観光の夕食や夜の散策にぴったりのエリアです。

二条市場 – 活気あふれる海鮮市場

二条市場は、明治初期から続く歴史ある市場で、新鮮な海産物や野菜、果物、加工品などを扱う店舗が約50軒ほど集まっています。観光客向けの市場として整備されており、北海道の食材を見て、買って、食べて楽しめるスポットです。

市場内を歩くと、威勢の良い掛け声とともに、色鮮やかな海産物が並ぶ光景が目に飛び込んできます。毛ガニ、タラバガニ、花咲ガニなどの蟹類、ホタテ、ウニ、イクラ、鮭など、北海道を代表する海の幸が豊富に揃っています。店頭では試食を提供している店もあり、味を確かめてから購入できるのも嬉しいポイントです。

市場内には海鮮丼やお寿司を提供する飲食店も複数あり、朝から新鮮な海の幸を味わうことができます。特に朝食として海鮮丼を食べることができる店は、観光客に大変人気です。ウニやイクラ、カニなどの高級食材をたっぷりと使った贅沢な丼は、北海道旅行の思い出に残る一品となるでしょう。

お土産選びにも最適で、乾物や珍味、お菓子なども取り扱っています。真空パックされた海産物は持ち帰りやすく、自宅用にもお土産用にも便利です。店員さんとの会話を楽しみながら買い物ができるのも、市場ならではの魅力です。

札幌中心部に位置し、地下鉄大通駅やすすきの駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力です。早朝から営業している店も多いため、観光の最初に立ち寄って朝食を楽しむのもおすすめです。活気ある市場の雰囲気を味わいながら、北海道の食文化に触れることができます。

動物たちとの出会いを楽しむ

札幌市円山動物園 – 北海道ならではの動物たちに会える

北海道 円山動物園の正面入口
北海道 円山動物園の正面入口

札幌市円山動物園は、1951年に開園した北海道を代表する動物園です。約170種900点の動物を飼育しており、北海道の自然環境に生息する動物から、アフリカやアジアの動物まで、幅広い種類の動物たちに出会えます。

園内は複数のエリアに分かれており、それぞれのエリアで特色ある展示が行われています。「ホッキョクグマ館」は、2018年にオープンした人気施設です。館内には18メートルの水中トンネルがあり、ホッキョクグマが泳ぐ姿を間近で観察できます。力強く泳ぐ姿は迫力満点で、まるで北極の海の中にいるような体験ができます。陸上展示エリアでは、ホッキョクグマが雪の中で遊ぶ姿や、休息する様子を見ることができます。

「ゾウ舎」では、アジアゾウのファミリーが暮らしています。広々とした屋内外の施設で、ゾウたちが自然に近い環境で過ごす様子を観察できます。特に親子のゾウが一緒に過ごす微笑ましい光景は、多くの来園者の心を和ませています。給餌タイムには、飼育員の解説を聞きながらゾウの生態を学ぶことができます。

「アフリカゾーン」には、キリンやカバ、ライオンなど、アフリカの大地に生息する動物たちが展示されています。キリンの長い首を間近で見ることができる展望デッキや、カバが水中で動く様子を横から観察できる水槽など、工夫された展示が特徴です。

「は虫類・両生類館」では、ヘビやトカゲ、カエルなど、様々な爬虫類と両生類を観察できます。温室のような環境で飼育されており、熱帯雨林の雰囲気を感じながら珍しい生き物たちを見ることができます。

「エゾシカ・オオカミ舎」では、北海道に生息する野生動物を展示しています。エゾシカの群れが草を食む姿や、オオカミが遠吠えする姿など、北海道の自然を感じられる展示です。

園内には子ども動物園もあり、ウサギやモルモットなどの小動物と触れ合うことができます。動物たちとの距離が近く、子どもたちに大人気のエリアです。

四季折々の表情も円山動物園の魅力です。春には桜が咲き誇り、お花見を楽しみながら動物観察ができます。夏には緑豊かな園内で涼しげな動物たちの姿を見ることができ、秋には紅葉が美しく園内を彩ります。冬には雪の中で元気に過ごす動物たちの姿が見られ、特にホッキョクグマやアザラシは冬季が最も活発に動く時期です。

地下鉄東西線円山公園駅から徒歩約15分、またはバスで約5分とアクセスも良好です。家族連れはもちろん、動物好きの大人も楽しめる施設です。

札幌の文化と歴史を学ぶ

サッポロビール博物館 – ビール産業の歴史を体感

サッポロビール博物館は、日本で唯一のビール博物館として、サッポロビールの歴史や製造工程を学べる施設です。1987年に開館し、北海道のビール産業の発展と深く結びついた歴史を紹介しています。

博物館が入る建物は、1890年に製糖工場として建てられた赤レンガの建造物で、北海道遺産にも選定されています。レトロな外観は撮影スポットとしても人気があり、建物自体が歴史的価値を持つ貴重な存在です。

館内は3つのフロアに分かれており、1階ではサッポロビールの創業から現在までの歴史を時系列で紹介しています。開拓使麦酒醸造所として始まった明治時代の資料や、当時使用されていた醸造器具、歴代のポスターや広告など、貴重な展示物が並びます。特に興味深いのは、明治時代の麦酒醸造の様子を再現したジオラマです。当時の職人たちがどのようにビールを作っていたのか、臨場感を持って理解することができます。

2階では、ビールの原料や製造工程について詳しく学ぶことができます。麦芽、ホップ、酵母といった原料の実物展示があり、実際に香りを嗅いだり触れたりすることで、ビール作りの基礎を体感できます。発酵タンクの模型や、醸造設備の説明パネルも充実しており、現代のビール製造技術についても理解を深められます。

3階には試飲スペースがあり、有料でサッポロビールの各種製品を試飲できます。特におすすめは「復刻札幌製麦酒」です。創業時のレシピを再現したこのビールは、博物館でしか味わえない限定品で、明治時代の味わいを現代に蘇らせた貴重な一杯です。クラシックな味わいと深いコクが特徴で、ビール愛好家には特におすすめです。

併設されている「サッポロビール園」では、ジンギスカンとビールを楽しむことができます。広々とした店内で、できたての生ビールと北海道名物のジンギスカンを味わう贅沢な時間は、札幌観光のハイライトとなるでしょう。

地下鉄東豊線東区役所前駅から徒歩約10分、または札幌駅からバスで約10分とアクセスも良好です。ビール好きはもちろん、北海道の産業史に興味がある方にもおすすめの施設です。

北海道博物館 – 北海道の自然と歴史を総合的に学ぶ

北海道博物館は、野幌森林公園内にある総合博物館で、北海道の自然環境、歴史、文化をテーマに約14000点の資料を収蔵しています。2015年に開館した比較的新しい施設で、最新の展示手法を用いながら北海道の成り立ちを分かりやすく紹介しています。

博物館の常設展示は5つのテーマに分かれています。「北海道120万年物語」では、北海道の大地の成り立ちから現代までの自然史を紹介しています。マンモスやナウマンゾウの化石レプリカ、アンモナイトの化石など、太古の北海道を物語る貴重な展示物が並びます。特に見応えがあるのは、氷河期の北海道を再現したジオラマです。当時の動物たちが生息していた環境を立体的に表現しており、古代の北海道の姿を想像することができます。

「アイヌ文化の世界」では、北海道の先住民族であるアイヌの人々の文化や生活様式を詳しく紹介しています。伝統的な衣装、木彫りの工芸品、儀式に使われる道具など、貴重な民族資料が展示されています。アイヌ語の音声ガイドもあり、言語文化についても学ぶことができます。アイヌの人々が自然と共生しながら築いてきた独自の文化は、現代を生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれます。

「北海道らしさの秘密」では、北海道の気候や地形、植生など、自然環境の特徴を解説しています。なぜ北海道には固有の動植物が多いのか、どのような気候条件が北海道の自然を形作っているのか、科学的な視点から理解を深めることができます。四季折々の自然の変化を映像で紹介するコーナーもあり、北海道の美しい自然を視覚的に楽しめます。

「わたしたちの時代へ」では、近現代の北海道の発展を紹介しています。開拓時代の農機具や生活用品、昭和期の家電製品、札幌オリンピックの資料など、時代ごとの暮らしぶりが分かる展示が充実しています。特に炭鉱の歴史に関する展示は詳細で、北海道の産業発展を支えた炭鉱労働者たちの姿を知ることができます。

「生き物たちの北海道」では、現在の北海道に生息する動植物を紹介しています。エゾヒグマやエゾシカ、キタキツネなどの動物の剥製標本が展示され、それぞれの生態について詳しく学べます。昆虫や植物のコレクションも充実しており、北海道の豊かな生物多様性を実感できます。

博物館の建物は野幌森林公園という広大な森の中にあり、周辺の散策も楽しめます。森林公園内には遊歩道が整備されており、北海道の自然林を歩きながらバードウォッチングや森林浴を楽しむことができます。博物館見学と合わせて、自然散策の時間を取るのもおすすめです。

JR新札幌駅からバスで約15分、地下鉄新さっぽろ駅からもバスでアクセスできます。札幌中心部からは少し離れていますが、その分静かな環境でゆっくりと展示を楽しめます。北海道の歴史や文化を深く知りたい方には必見の施設です。

白い恋人パーク – お菓子の世界を体験できるテーマパーク

白い恋人パークは、北海道を代表する銘菓「白い恋人」を製造する石屋製菓が運営するお菓子のテーマパークです。1995年の開園以来、年間約75万人が訪れる札幌の人気観光スポットとなっています。ヨーロッパの街並みを思わせる美しい建物と庭園が広がり、見て、作って、味わって楽しめる施設です。

パーク内は無料エリアと有料エリアに分かれています。無料エリアでは、メルヘンチックな「チュダーハウス」でのショッピングや、美しく整備された中庭の散策が楽しめます。中庭には「からくり時計塔」がシンボルとして立ち、毎時ちょうどに人形たちが動き出すショーが行われます。季節ごとに咲く花々も見どころで、春から秋にかけてはローズガーデンが美しく、バラの香りに包まれます。

有料エリアの「チョコトピア」では、白い恋人の製造ラインを見学できます。ガラス越しに、ラング・ド・シャクッキーが焼かれ、チョコレートがサンドされ、包装されていく一連の工程を間近で観察できます。機械の精密な動きと、職人の手作業が融合した製造過程は、大人も子どもも興味津々で見入ってしまう魅力があります。

チョコレートの歴史や文化を学べる展示も充実しています。プロジェクションマッピングを使った「チョコレートラウンジ」では、チョコレートを愛する博士とチョコレートの妖精たちが、チョコレートの魅力を楽しく教えてくれます。視覚的に楽しめる演出は、子どもたちに大人気です。

お菓子作り体験も白い恋人パークの大きな魅力です。ハート型の白い恋人を自分で作れる体験コースでは、クッキーにチョコレートをサンドし、オリジナルの缶にデコレーションできます。世界にひとつだけの白い恋人は、特別な思い出の品となるでしょう。その他にも、クッキーのデコレーション体験や、シュークリームにクリームを絞る体験など、様々な体験プログラムが用意されています。

館内の「チョコレートラウンジ・オックスフォード」では、優雅な雰囲気の中で特製スイーツを味わえます。白い恋人ソフトクリームや、パーク限定のケーキ、ホットチョコレートなど、ここでしか味わえないメニューが揃います。特に人気なのは、焼きたてのラング・ド・シャに生チョコレートをサンドした「できたて白い恋人」です。通常の白い恋人とは異なる、温かくとろける食感を楽しめます。

ショップでは、白い恋人パーク限定商品が豊富に揃っています。通常の白い恋人はもちろん、パークでしか購入できない限定パッケージや、チョコレートの妖精「プルミとラムル」をモチーフにした商品など、お土産選びも楽しめます。

冬季にはイルミネーションが施され、幻想的な雰囲気に包まれます。ベルや花々の光が輝く「スイートイルミネーション」は、冬の夜を彩る美しいイベントです。クリスマスシーズンには特別な装飾も加わり、ロマンチックな雰囲気が広がります。

地下鉄東西線宮の沢駅から徒歩約7分とアクセスも良好です。札幌中心部から約35分で到着でき、半日観光にぴったりのスポットです。お菓子好きな方はもちろん、家族連れやカップルにもおすすめの施設です。

北海道大学 – 札幌駅から歩ける広大なキャンパス

北海道大学は、札幌市中心部に位置する国立大学で、広大なキャンパスが一般開放されており、観光スポットとしても人気があります。札幌農学校を前身とする歴史ある大学で、クラーク博士ゆかりの地としても知られています。

キャンパス内で最も有名なスポットが「イチョウ並木」です。北13条通りに沿って東西約380メートルにわたり、70本のイチョウが立ち並びます。10月下旬から11月上旬の紅葉シーズンには、黄金色に染まったイチョウがトンネルのように頭上を覆い、息をのむような美しさです。陽光に透ける鮮やかな黄葉は、まさに絵画のような景色で、多くの観光客や写真愛好家が訪れます。

落ち葉が一面に敷き詰められた黄色い絨毯も見どころのひとつです。イチョウの葉が地面を覆い尽くす様子は、歩くたびに葉が舞い上がり、幻想的な雰囲気を醸し出します。紅葉の見頃時期には「北大金葉祭」が開催され、イチョウ並木のライトアップも行われます。夜間に浮かび上がる黄金のイチョウは、昼間とは異なる神秘的な美しさです。

「ポプラ並木」も北海道大学を代表する景観です。1903年に始まったポプラの植林によって造られた並木道は、約80メートルの遊歩道として整備されています。まっすぐに伸びる高いポプラの木々が作り出す景観は、北海道の開拓時代を感じさせる歴史的な風景です。ウッドチップが敷かれた道を歩きながら、明治時代の雰囲気に浸ることができます。

2000年に植樹された「平成ポプラ並木」もあります。約300メートルの遊歩道の両側に70本のポプラがまっすぐ伸びており、並木越しに牛や羊が草を食む農場の風景を見ることができます。都会の大学キャンパスにありながら、牧歌的な風景が広がる貴重な空間です。

キャンパス内には「大野池」や「中央ローン」など、緑豊かな憩いの場が点在しています。大野池は四季折々の景色が美しく、夏にはスイレンの花が咲き、秋には周囲の木々が紅葉します。広々とした芝生が広がる中央ローンでは、学生たちがくつろぐ様子を見ることができ、大学の開放的な雰囲気を感じられます。

歴史的建造物も見どころです。「古河記念講堂」や「クラーク会館」など、レトロな洋風建築が点在し、建築美を楽しむことができます。これらの建物は外観のみの見学となりますが、明治・大正時代の面影を残す貴重な文化財です。

札幌駅北口から徒歩約15分、地下鉄南北線北12条駅から徒歩約5分とアクセスも抜群です。入場料は無料で、四季を通じて散策を楽しめます。特に秋のイチョウ並木は、札幌観光のハイライトとなる絶景スポットです。歴史と自然が調和したキャンパスで、のんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

眺望を楽しむ展望スポット

さっぽろテレビ塔 – 大通公園を一望する札幌のシンボル

札幌市役所展望回廊から見た札幌テレビ塔
札幌市役所展望回廊から見た札幌テレビ塔

さっぽろテレビ塔は、大通公園の東端に位置する高さ147.2メートルの電波塔です。1957年に完成し、札幌のランドマークとして長年親しまれています。展望台からは札幌市街を360度見渡すことができ、大通公園の美しい並木道や、遠くに連なる山々の眺望を楽しめます。

地上約90メートルの高さにある展望台からの景色は圧巻です。眼下に広がる大通公園の緑の帯、碁盤の目のように整然と並ぶ街並み、天気の良い日には石狩湾や日本海まで見渡すことができます。特に夕暮れ時の景色は格別で、西の空が茜色に染まり、街に灯りが灯り始める瞬間は、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

夜景も見逃せません。札幌の夜景は「日本新三大夜景」のひとつに数えられるほど美しく、テレビ塔からはその輝きを間近に感じることができます。特にさっぽろ雪まつりやホワイトイルミネーションの期間中は、大通公園全体がライトアップされ、幻想的な光の世界が広がります。展望台から見下ろす雪まつりの雪像や、イルミネーションの輝きは、この時期ならではの特別な景色です。

展望台にはオリジナルキャラクター「テレビ父さん」のグッズショップがあり、札幌土産を購入することもできます。テレビ父さんは札幌市民に愛されるキャラクターで、ユニークなグッズが揃っています。

テレビ塔自体も夜間にライトアップされ、季節やイベントに応じて様々な色に変化します。クリスマスには赤と緑、バレンタインにはピンク、ハロウィンにはオレンジなど、時期によって異なる演出が楽しめます。テレビ塔を見上げるだけでも、季節感を味わうことができます。

地下鉄大通駅から徒歩約5分、すすきの駅からも徒歩約10分と、アクセスは非常に便利です。大通公園散策の途中に立ち寄って、上空から札幌の街を眺めてみてはいかがでしょうか。

藻岩山展望台 – 札幌の夜景を一望する絶景スポット

藻岩山は標高531メートルの山で、山頂の展望台からは札幌市街を一望できます。「日本新三大夜景」に選ばれた札幌の夜景を最も美しく見られるスポットとして、多くの観光客やカップルが訪れます。

山頂へはロープウェイとミニケーブルカーを乗り継いで登ります。ロープウェイに乗って高度を上げていくにつれ、眼下に広がる札幌の街並みが徐々に視界に入ってきます。中腹駅からミニケーブルカー「もーりすカー」に乗り換えると、さらに上へと運ばれ、山頂展望台に到着します。

山頂の展望台は屋内と屋外の2つのエリアがあります。屋内展望台はガラス張りで、寒い冬でも快適に景色を楽しめます。カフェも併設されており、温かい飲み物を片手にゆっくりと夜景を眺めることができます。屋外展望台では、遮るものなく360度のパノラマビューを堪能できます。風を感じながら見る夜景は、より臨場感があり格別です。

昼間の景色も素晴らしく、晴れた日には石狩平野や石狩湾、遠くには暑寒別岳や増毛連山まで見渡せます。四季折々の景色も魅力で、春の新緑、夏の青々とした緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れる時期によって異なる表情を見せてくれます。

山頂には「幸せの鐘」と呼ばれる鐘があり、恋人たちの聖地としても知られています。鐘を鳴らしながら願いを込めると、幸せになれるという言い伝えがあり、多くのカップルが訪れます。展望台の手すりには「愛の南京錠」がたくさんかけられており、ロマンチックな雰囲気が漂います。

市電の「ロープウェイ入口」電停から無料シャトルバスが運行されており、アクセスも便利です。札幌観光の締めくくりに、美しい夜景を眺めながら旅の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。

札幌郊外の自然を満喫

定山渓温泉 – 札幌の奥座敷で癒しのひとときを

定山渓温泉は、札幌中心部から車で約50分の場所に位置する温泉地です。豊平川沿いに温泉宿が立ち並び、四季折々の自然美と良質な温泉を楽しめる「札幌の奥座敷」として親しまれています。

温泉の歴史は古く、1866年に修験僧の美泉定山が源泉を発見したことに始まります。以来150年以上にわたり、多くの人々に愛される温泉地として発展してきました。泉質はナトリウム塩化物泉で、無色透明のお湯は肌に優しく、疲労回復や冷え性改善に効果があるとされています。

定山渓の魅力は温泉だけではありません。豊かな自然に囲まれた渓谷美も見どころのひとつです。特に秋の紅葉シーズンは圧巻で、燃えるような赤や黄色に染まった山々と、エメラルドグリーンの豊平川のコントラストが美しい景観を作り出します。紅葉の見頃は10月上旬から中旬で、この時期には多くの観光客が訪れます。

「二見吊橋」は定山渓の代表的な観光スポットです。豊平川に架かる全長20メートルの吊橋で、橋の上からは渓谷の美しい景色を眺めることができます。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季それぞれの風景が楽しめます。橋を渡る際の揺れとスリルも魅力のひとつです。

「かっぱ淵」は、定山渓の伝説に登場するかっぱにちなんだ場所です。川沿いの遊歩道を歩くと、様々なかっぱの像が置かれており、フォトスポットとして人気です。かっぱは定山渓のマスコットキャラクターとなっており、街中の至る所でかっぱの姿を見ることができます。

温泉街には日帰り入浴施設もあり、宿泊しなくても温泉を楽しむことができます。露天風呂から渓谷の景色を眺めながら入る温泉は、日頃の疲れを癒してくれる至福のひとときです。温泉上がりには、温泉街を散策したり、地元のグルメを味わったりするのもおすすめです。

札幌中心部からバスで約60分とアクセスも良好で、日帰り旅行にも最適です。観光で歩き疲れた体を温泉で癒し、自然の中でリフレッシュする時間は、札幌旅行をより充実したものにしてくれるでしょう。

羊ヶ丘展望台 – 「少年よ、大志を抱け」の名言が響く丘

羊ヶ丘展望台は、札幌市街地から車で約20分の場所にある展望スポットです。広大な牧草地が広がる丘の上からは、札幌ドームや市街地を一望でき、晴れた日には石狩平野の向こうに連なる山々まで見渡せます。

展望台のシンボルは、クラーク博士の銅像です。「少年よ、大志を抱け(Boys, be ambitious)」という名言で知られるウィリアム・スミス・クラーク博士は、札幌農学校の初代教頭として北海道の教育発展に貢献しました。右手を高く掲げた堂々たる姿の銅像は、多くの人々に勇気と希望を与え続けています。像の前で同じポーズをとって記念撮影するのが定番で、多くの観光客が訪れます。

展望台からの眺望は開放的で、北海道らしい広大な風景が広がります。春から秋にかけては緑の牧草地に羊が放牧され、のどかな牧場風景を楽しめます。羊たちが草を食む姿や、親子で寄り添う様子は、見ているだけで心が和みます。

敷地内には「羊ヶ丘レストハウス」があり、北海道のグルメを味わうことができます。ジンギスカンをはじめ、地元食材を使った料理が提供され、景色を眺めながら食事を楽しめます。特に人気なのは、羊ヶ丘名物のソフトクリームです。濃厚でクリーミーな味わいは、北海道の新鮮な牛乳の美味しさを存分に感じられます。

「さっぽろ羊ヶ丘展望台オーストリア館」では、札幌のウィンタースポーツの歴史を紹介しています。1972年に開催された札幌オリンピックの資料や、スキージャンプの歴史に関する展示があり、スポーツファンには興味深い内容です。

冬季には雪まつりにちなんだ雪だるまが設置されたり、スノーシューを履いて雪原を散策できるアクティビティも用意されています。一面の銀世界に立つクラーク博士像は、雪化粧をまとい、より一層荘厳な雰囲気を醸し出します。

札幌中心部からバスで約40分、車なら約30分とアクセスしやすく、半日観光にぴったりのスポットです。北海道らしい雄大な景色と、クラーク博士の名言に触れて、旅の記念に残る一枚を撮影してみてはいかがでしょうか。

【番外編】札幌の四季を彩る seasonal イベント

札幌観光の魅力をさらに高めてくれるのが、四季折々に開催される大規模イベントです。これらのイベントは観光スポットではありませんが、開催時期に合わせて訪れることで、札幌旅行が一層思い出深いものになります。

さっぽろ雪まつり – 世界的に有名な冬の祭典

さっぽろテレビ塔と氷のオブジェ
さっぽろテレビ塔と氷のオブジェ

さっぽろ雪まつりは、毎年2月上旬に開催される札幌を代表する冬のイベントです。大通公園をメインに、すすきの会場、つどーむ会場の3つの会場で開催され、国内外から約200万人以上の観光客が訪れます。

大通会場では、大小様々な雪像や氷像が約1.5キロメートルにわたって展示されます。特に大雪像は圧巻で、高さ15メートルを超える巨大な雪像が並びます。有名な建築物や人気キャラクター、話題のテーマをモチーフにした雪像が毎年制作され、その精巧さとスケールの大きさに多くの人が驚嘆します。

夜間にはプロジェクションマッピングやライトアップが施され、雪像が幻想的に浮かび上がります。最新の映像技術を駆使した演出は、昼間とはまったく異なる雰囲気を作り出し、何度見ても飽きない魅力があります。音楽に合わせて変化する光の演出は、見る者を魅了します。

すすきの会場では、氷を使った彫刻作品が展示されます。透明な氷に彫られた繊細な造形美は、光を透過させることでより美しく輝きます。中には触れることができる氷像もあり、氷の冷たさを直接感じることができます。

つどーむ会場は、子どもから大人まで楽しめる体験型の会場です。雪で作られた巨大な滑り台や、スノーラフティング、スノーモービルなど、雪と親しむアクティビティが充実しています。雪遊びが初めての方でも安全に楽しめるよう配慮されており、家族連れに人気です。

会場周辺には北海道グルメを味わえる屋台も多数出店し、温かい食べ物や飲み物で体を温めながら雪まつりを楽しむことができます。ホットワインやスープカレー、ジンギスカンまん、海鮮焼きなど、バラエティ豊かなグルメが揃います。

さっぽろ雪まつりの時期は札幌が最も賑わう季節です。この時期に札幌を訪れるなら、宿泊施設は早めの予約が必須です。

YOSAKOIソーラン祭り – 熱気あふれる初夏の祭典

YOSAKOIソーラン祭りは、毎年6月上旬に開催される札幌の初夏を彩る祭りです。高知県のよさこい祭りと北海道の民謡「ソーラン節」を融合させた独自のスタイルで、全国から約270チーム、約27000人の踊り子が参加します。

大通公園をメインステージに、市内各所で演舞が披露されます。各チームは華やかな衣装を身にまとい、オリジナルの楽曲に合わせて力強く、時には優雅に踊ります。鳴子を手に持って踊る姿は迫力満点で、観客を魅了します。

演舞のスタイルは多様で、伝統的なソーラン節をアレンジしたものから、現代的なダンスを取り入れたもの、サンバ風の明るい演舞まで、チームごとに個性が光ります。審査員による採点があり、最終日にはファイナルコンテストが行われ、優勝チームが決定します。

祭りの魅力は、見るだけでなく参加できることです。「ワオドリ」と呼ばれる市民参加型の演舞もあり、初めての方でも気軽に参加して踊ることができます。踊り子たちと一体となって盛り上がる体験は、忘れられない思い出になるでしょう。

6月の札幌は気候も爽やかで観光に最適な季節です。祭りと合わせて札幌観光を楽しむのもおすすめです。

札幌旅行をさらに充実させるために

札幌は見どころが豊富で、何日滞在しても飽きることのない魅力的な都市です。歴史的建造物から自然公園、グルメスポット、お菓子のテーマパーク、大学キャンパスまで、様々な顔を持つ札幌を存分に楽しむには、効率的な移動手段と快適な宿泊先の確保が重要です。

特に初めて札幌を訪れる方にとって、観光スポットの選定や移動ルートの計画は悩ましいポイントです。地下鉄やバスなどの公共交通機関を使いこなすことも、土地勘がないと難しく感じるかもしれません。また、季節によって楽しみ方が大きく変わる札幌では、訪れる時期に合わせた服装や持ち物の準備も欠かせません。

そんな札幌旅行を快適に、そして思い出深いものにするために、航空券と宿泊がセットになったダイナミックパッケージの利用がおすすめです。

JALパック ダイナミックパッケージで札幌旅行を快適に

JALパック ダイナミックパッケージなら、航空券とホテルを自由に組み合わせて、あなただけの札幌旅行プランを作ることができます。フライト時間や宿泊先を自由に選べるため、観光したいスポットや滞在日数に合わせた柔軟な旅程を組むことが可能です。

往復の航空券とホテルをまとめて予約できるため、別々に予約する手間が省けます。また、セット価格により、個別に予約するよりもお得になることが多いのも魅力です。予約も簡単で、オンラインで24時間いつでも手続きができます。

札幌市内のホテルは、立地や予算に応じて幅広い選択肢があります。大通公園やすすきの周辺のホテルなら、主要観光スポットへのアクセスが抜群です。札幌駅周辺なら、新千歳空港からのアクセスも便利で、ショッピングや食事にも困りません。

JALの充実した国内線ネットワークを活用すれば、全国各地から札幌へのアクセスも快適です。機内サービスの質の高さや定時運航率の高さも、安心して旅行を楽しめるポイントです。

札幌観光を存分に楽しむために、まずは快適な旅の土台を整えましょう。JALパック ダイナミックパッケージで、あなただけの特別な札幌旅行を計画してみませんか。

今すぐ札幌への旅を予約する ↓↓↓

魅力あふれる札幌の街で、素敵な思い出を作ってください。四季折々の美しい自然、豊かなグルメ、温かい人々との出会いが、あなたを待っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次