茨城県に海外でも知られている「死ぬまでに見るべき場所」ともいわれているネモフィラの丘があることはご存知でしょうか?「ネモフィラの丘」と言えば、日本全国に何ヵ所かありますが、今回はマスコミでもたくさん取り上げられた茨城県の国営ひたち海浜公園にある「みはらしの丘」のネモフィラについて、見頃からアクセス、混雑状況までご案内いたします。
死ぬまでに見るべき茨城の「ネモフィラ」
東京ドーム74個分と言う広大な敷地を持つ、茨城県にある国営ひたち海浜公園は、春夏秋冬それぞれの季節によって違う景色を楽しむことができ、中でも春に楽しむことができるネモフィラは世界でも注目を集めています。今回はこの茨城県の国営ひたち海浜公園にあるみはらしの丘の「ネモフィラ」の見頃や開花についてご紹介していきます。
ネモフィラの花々が風にそよぎ、まるで青い絨毯のよう🩵
— 国営ひたち海浜公園【公式】 (@HitachiKaihin) April 14, 2024
自然の美しい景色は心癒されますね✨ #hitachiseasidepark #ひたち海浜公園 #ネモフィラ pic.twitter.com/HLPHuJgPQJ
茨城のみはらしの丘のネモフィラをもっと詳しく
みはらしの丘にある「ネモフィラ」ってどんな花?
ネモフィラの一つ一つは小さな花ですが、見頃にたくさん開花するとネモフィラの丘のような絶景を作りだします。ネモフィラの別名は赤ちゃんの澄んだ綺麗な瞳という意味から「ベビーブルーアイズ」と言われており、和名では瑠璃色の花を持ち、葉が唐草模様なので「瑠璃唐草」と言われています。花言葉は「可憐」「清々しい心」です。
みはらしの丘が「ネモフィラの丘」になるまで
茨城の国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」では、毎年11月頃になると、20cm間隔でネモフィラの種播きを行います。さらに開花の時期がバラバラにならないように温度や生育状態を管理し、保温シートの外す時期などを調整しています。雑草の除去も手作業でされています。ネモフィラの丘を作り上げるには、非常に時間と労力がかかっているそうです。
国営ひたち海浜公園へネモフィラを見に行ってみよう
国営ひたち海浜公園みはらしの丘のネモフィラの見頃
茨城の国営ひたち海浜公園にある「みはらしの丘」のネモフィラの見頃は4月中旬から5月上旬です。太平洋も一緒に見渡せるみはらしの丘では、一面に広がる450万本のネモフィラの開花を見ることができます。「天国のようだ」と話題になるのも納得の光景で、開花時期のネモフィラの丘での写真はインスタ映え間違いなしです。
【休園中の花日記】
— 国営ひたち海浜公園【公式】 (@HitachiKaihin) April 10, 2020
みはらしの丘のネモフィラは現在「見頃(7分咲き)」です。昼下がり、青一色の世界にぽっかりと、白い綿雲が浮かんでいました。#ひたち海浜公園 #hitachiseasidepark #ネモフィラ #nemophila #花 #春 #綿雲 #休園中の公園 #花日記 #flower #blue #花写真 #家で過ごそう #StayHome pic.twitter.com/40uC0eA8EJ
2025年3月末の公式情報によると、「みはらしの丘」では、ネモフィラが現在生育中です。昨年より2日早く、5ヶ年平均より1日遅い、4月11日頃に「見頃(7分咲き)」を迎え、17日頃に「見頃」になると予想しています。見頃のピークは1週間~10日程となります。
遠方でもネモフィラを見に行けるチャンス
例年、国営ひたち海浜公園みはらしの丘のネモフィラの見頃の時期がちょうどゴールデンウィークにかかっていることもあり、遠方からも国営ひたち海浜公園のネモフィラを訪れやすいです。花に興味がない人でも、一面に開花するネモフィラの光景に感動すること間違いなしですので、見頃の時期に家族や友達、カップルで茨城の国営ひたち海浜公園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ペットと一緒にネモフィラ鑑賞
国営ひたち海浜公園はペットの入園が可能
国営ひたち海浜公園はペットも入場可ですので、一面に開花する青いネモフィラをバックに大好きなペットと一緒にたくさん記念写真撮影してみるのはいかがでしょうか。あたり一面ネモフィラで埋め尽くされているみはらしの丘のどこで撮ってもペットを可愛く撮ることができるので、たとえ茨城県が遠方であっても撮影に出かける価値があります。
みんなが気持ちよくネモフィラを楽しむために
ペットは国営ひたち海浜公園にいる他のお客さんの迷惑にならないように、リードでつないで手から離さないようにしてください。また、立入禁止のロープを超えたところにペットを置いて撮影するなどのルール違反はやめてください。国営ひたち海浜公園はペットの入場は可能ですが一部の場所や施設はペット同伴だと利用できませんので気をつけてください。
ネモフィラの丘はネモフィラ(花)だけじゃない
国営ひたち海浜公園の「みはらしの丘」がネモフィラになる時期に限り、期間限定で食べられるユニークなメニューが登場します。
後味スッキリ!「ネモフィラブルーソフト」
茨城の国営ひたち海浜公園では後味スッキリのラムネ味ネモフィラブルーソフトを販売しています。みはらしの丘でネモフィラブルーに囲まれながら食べてみるのはいかがでしょうか。ネモフィラをバックにソフトクリームを撮影すると可愛く撮ることができます。結構長い行列ができる人気商品で、里の家特設販売店で販売しています。
「ガーデンレストラン」でも、季節限定でネモフィラヨーグルトソフトクリームを販売しています。こちらはオプションでマシュマロを付ける事ができます。
茨城土産に「ネモフィラカレー」
茨城のネモフィラの丘といえば「ネモフィラカレー」です。この衝撃的な見た目のカレーは茨城の国営ひたち海浜公園内にある「ガーデンレストラン」で食べることができます。
入ってすぐのところにある「ショップサンサン」ではお土産用としてネモフィラカレーのレトルトパックが販売されています。インスタ映え間違いなし、ネタとしても、ネモフィラの丘土産におひとついかがでしょうか?
お家でネモフィラの丘気分
茨城の国営ひたち海浜公園では、お土産にネモフィラの種を販売しています。放っていてもよく花を咲かせるので、比較的育てやすいお花です。日当たり・風通しのよい環境を保ちましょう。水をあげ過ぎると花つきが悪くなります。開花中は長雨に弱いので、強い雨の当たらない場所に置いてください。家でもネモフィラの丘の余韻に浸れますよ。
茨城の国営ひたち海浜公園はネモフィラだけじゃない!
みはらしの丘の秋
茨城の国営ひたち海浜公園の中は7つのエリアに分かれていて、みはらしの丘(4~5月はネモフィラの丘)では秋にコキアを見ることができます。国営ひたち海浜公園用に改良されたコキアは、手入れをしなくても丸い形を保つことができます。毎年6月頃にみはらしの丘にコキアの苗が植えつけられます。
四季折々の花が楽しめる
茨城の国営ひたち海浜公園では、季節によって様々な花を楽しむことができます。3月から4月はスイセンとチューリップを見ることができますし、9月~10月はネモフィラが植わっていた場所である「みはらしの丘」で、コキアとコスモスを見ることができます。ネモフィラ以外の季節のお花で彩られた国営ひたち海浜公園も圧巻です。
茨城の国営ひたち海浜公園はアクティビティも充実
茨城の国営ひたち海浜公園では、国内最大級のロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が2019年まで毎年開催されていました。さらにフラワークラフト、茨城の国営ひたち海浜公園ガイドツアー、サイクリングラリーなど時期によって異なるイベントも行われています。遊園地や子供向けの遊具もあります。
茨城の国営ひたち海浜公園へのアクセス
ネモフィラの開花期間中は、大混雑が予想されます。なるべく公共交通機関を利用して向かいましょう。
ひたちなか海浜鉄道とネモフィラシャトルバスを利用する
国営ひたち海浜公園の最寄り駅は、「ひたちなか海浜鉄道」の「阿字ヶ浦駅」です。ひたちなか海浜鉄道とJRとの接続駅は勝田駅です。品川駅から勝田駅まで特急で約85分、いわき駅から勝田駅まで特急で約60分かかります。勝田駅到着後にひたちなか海浜鉄道・湊線の電車に乗り換え、阿字ヶ浦駅に向かいます。
阿字ヶ浦駅からは無料のネモフィラシャトルバスが利用できます。ネモフィラシャトルバスはひたちなか海浜鉄道の列車に合わせて運行され、ネモフィラの咲く「みはらしの丘」に近い「海浜口」まで阿字ヶ浦駅から約9分で運行しています。
この「ひたちなか海浜鉄道」は、将来的には国営ひたち海浜公園まで延伸する予定で、2030年頃の開業に向けて調整が進んでいます。
バスを利用する
勝田駅から直接バスを利用する事も可能です。勝田駅東口2番乗り場から海浜公園西口、または南口で下車します。所要時間は約25分です。
自動車を利用する
ひたち海浜公園IC すぐの場所に国営ひたち海浜公園があります。東京、宇都宮方面からだと北関東自動車道と常陸那珂有料道路を利用します。いわき・仙台方面からだと、常磐自動車道利用だと日立南太田ICから国道6号水戸方面に入り、孫目十字路を左折し、県道31号に入ります。そのまま直進すると国営ひたち海浜公園に到着します。
また、いわき仙台方面のもう一つの行き方としては、東海スマートIC(中型車・大型車・特大車は利用不可)から国道6号線に入り左折、県道62号線に入り二軒茶屋を右折し国道6号線に入ります。孫目十字路を左折し、県道31号に入ります。そのまま直進すると国営ひたち海浜公園に到着します。
国営ひたち海浜公園の駐車場について
西駐車場
西駐車場は2,000台の駐車が可能で、西口・翼のゲートが近く、「スイセンガーデン」「たまごの森フラワーガーデン」「みはらしの丘(ネモフィラ)」に向かう時に便利な駐車場です。
「ひたち海浜公園IC」の出口にある交差点を那珂方面に左折し、直進します。右側の「西口・翼のゲート」には入らずそのまま直進し、3つ目の信号を右折し到着です。混雑のため駐車場待ちが予想されます。
南駐車場
南駐車場は2,000台の駐車が可能で、中央ゲートとプレジャーガーデンエリアに最も近く、「常陸ローズガーデン」「大草原フラワーガーデン」「フラワーキッズガーデン」「泉の広場フラワーガーデン」に向かう時に便利な駐車場です。また、駐車場の端には「南口・赤のゲート」もあります。
「ひたち海浜公園IC」の出口にある交差点を右折し、直進したところにある最初の信号を左折すると、南駐車場入口があります。混雑のため駐車場待ちが予想されます。
海浜口駐車場
海浜口駐車場は350台の駐車が可能です。先ほどの駐車場とは反対側の海側に位置し、「砂丘ガーデン」「香りの谷」「バーベキュー広場」「グラスハウス」「グリーン工房」に向かう時に便利です。
ひたち海浜公園IC」の出口にある交差点を右折し、突き当たりの信号を常陸那珂港方面に左折します。そのまま直進すると、左側に海浜口駐車場入口があります。混雑のため駐車場待ちが予想されます。
臨時駐車場
西駐車場、南駐車場、海浜口駐車場が混雑すると、臨時駐車場が開設されます。臨時駐車場の案内は誘導員による案内や誘導案内看板によって知ることができます。
団体バス乗降所および駐車場
ツアーなどで訪れる際は、団体バス乗降所を利用する事になります。西駐車場と南駐車場の両方に設置があります。
茨城のひたち海浜公園ICが混雑していたら
ひたち海浜公園ICの混雑時は、1.5キロ先の常陸那珂港IC(ひたち海浜公園IC、常陸那珂港IC間は無料区間)で降りる迂回ルートがあります。常陸那珂港ICで降りて県道62号線に入り、最初の交差点を左折し、県道247号線に向かって道なりに進みます。247号線に入るところを左折し、直進すると2000台停められる西駐車場があります。
花との一時を楽しめる茨城県の公園
茨城の国営ひたち海浜公園、みはらしの丘のネモフィラを紹介いたしました。花だけではなく、海も空も一緒に楽しむことができる国営ひたち海浜公園、特に絶景と言われるネモフィラの丘に行ってみたくなったのではないでしょうか?東京から茨城県へは約2時間で行けますので、休日のリフレッシュがてらにぜひ足を運んでみてください。





