厄除け総本山 由加神社本宮完全ガイド|岡山・倉敷の最強厄払いスポット

厄除け総本山 由加神社本宮
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添乗員ライターがお届けする旅行情報。今回は岡山県倉敷市にある厄除け総本山 由加山 由加神社本宮について詳しくご紹介します。二千年以上の歴史を誇る由加神社本宮は、全国に52の分社を持つ厄除けの総本山として親しまれ、年間100万人以上が参拝に訪れる岡山県屈指のパワースポットです。

目次

なぜ由加神社本宮が厄除けに選ばれ続けるのか

由加神社本宮の備前焼で出来た鳥居および子連れ獅子と本殿
由加神社本宮の備前焼で出来た鳥居および子連れ獅子と本殿

厄除けの神社は全国に数多く存在しますが、由加神社本宮が「厄除け総本山」として長年にわたって多くの参拝者に選ばれ続ける理由があります。その背景には、古代から続く磐座信仰を起源とした深い歴史と、江戸時代から続く確かな実績があります。二千年以上にわたり人々の厄除けと安寧を見守ってきた由加神社本宮には、備前藩主池田氏の庇護を受けた格式の高さと、全国52の分社を持つ信仰の広がりがあります。

ただし、多くの参拝者が訪れる人気の神社だからこそ、快適な参拝のために知っておきたい点もあります。正月三が日には35万人以上の参拝者が訪れるため、ゆっくりと参拝したい方は時期をずらすことをお勧めします。また、祈祷を受ける場合は事前に受付時間(朝9時から夕方4時の1時間おき)を確認しておくとスムーズです。

二千年の歴史が紡ぐ神聖なる由加山

由加神社本宮の参道の入口
由加神社本宮の参道の入口

古代から続く磐座信仰の聖地

由加神社本宮の起源は、太古の昔に山中にある巨岩を御神体として信仰したことに遡ります。この磐座信仰こそが、現在まで続く由加山の神聖性の源流です。標高273.1メートルの由加山は、古くから霊山として崇められ、自然そのものが持つ神秘的な力が信仰の対象となってきました。

神仏習合時代の瑜伽大権現

由加神社本宮の奥の院の入口
由加神社本宮の奥の院の入口

天平5年(733年)、高僧行基によってこの地に十一面観音が祀られると、由加山は神社仏閣が一体となった「瑜伽大権現(由加大権現)」として発展しました。神仏習合という日本独特の宗教形態を体現する聖地として、多くの修行僧や信者が訪れるようになったのです。この時代から、由加山は厄除けや災難除けの霊験あらたかな場所として知られるようになりました。

江戸時代の繁栄と池田藩主の庇護

江戸時代中期以降、由加神社本宮は備前藩主池田氏の祈願所として厚い庇護を受けました。正月・5月・9月には藩主自らが参拝し、武運長久や領民の安寧を祈願したと記録されています。この時代に確立された厄除けの祈祷法は現在まで受け継がれており、その歴史の重みが由加神社本宮の権威を支えています。

厄除けパワーを最大化する境内の見どころ

日本一の備前焼大鳥居

由加神社本宮の備前焼で出来た鳥居
由加神社本宮の備前焼で出来た鳥居

境内への入口を飾るのは、圧倒的な存在感を放つ「日本一の備前焼大鳥居」です。備前焼特有の深みのある色合いと堂々とした佇まいは、参拝者を神聖な世界へと導きます。この鳥居をくぐる瞬間から、厄除けの神域に足を踏み入れることになります。

願いが叶う摩訶不思議な御神木

参道を進むと、大きな楠の御神木が参拝者を迎えます。この御神木には興味深い言い伝えがあり、右回りに三回廻ると男の子が授かり、左回りに三回廻ると女の子が授かると言われています。厄除けだけでなく、子宝祈願や願い事成就のパワースポットとしても親しまれています。

厄除けの石段と表参道

由加神社本宮の参道の石段
由加神社本宮の参道の石段

由加神社本宮の表参道には、厄除けに関連した意味深い石段が設けられています。19段、25段、33段、42段、61段と続く石段は、それぞれ厄年に関連した数字で構成されており、この石段を上ることで厄を払い清めるとされています。参拝者は一段一段を踏みしめながら、心を清めて本殿へと向かいます。

県指定重要文化財の本殿

由加神社本宮の本殿
由加神社本宮の本殿

由加神社本宮の本殿は岡山県指定重要文化財に指定されており、江戸時代の優れた神社建築を現代に伝える貴重な建造物です。唐破風付きの荘厳な造りは、参拝者に深い畏敬の念を抱かせます。本殿では毎日、厄除け祈願をはじめとする各種祈祷が執り行われており、「有求必應(求めが有れば必ず應じて下さる)」の御神徳を求めて多くの人々が訪れます。

厄橋による厄除けの御利益

由加神社本宮の厄ばし
由加神社本宮の厄ばし

拝殿に上がるための「厄橋」は、由加神社本宮独特の厄除け施設です。この橋を渡ることで厄除け・災難除け・病魔退散の御利益があるとされ、参拝者にとって重要な儀式の一部となっています。

幣殿・拝殿は国の登録有形文化財

本殿が岡山県指定重要文化財であるのに加え、幣殿と拝殿は国の登録有形文化財に指定されています。これらの建造物は一体となって、由加神社本宮の荘厳な佇まいを形成しており、参拝者に深い感銘を与える歴史的価値の高い建築群です。

備前焼の子連れ獅子

由加神社本宮にある備前焼の子連れ獅子
由加神社本宮にある備前焼の子連れ獅子

備前焼大鳥居の両側には、備前焼で造られた子連れ獅子が鎮座しています。これは文政12年(1829年)に、当時の備前天城・池田氏によって奉納されたもので、備前焼の風格ある佇まいが参拝者を迎え入れます。

境内に点在するユニークな祈願スポット

由加神社本宮の境内には、本殿以外にも数多くの境内社や祈願スポットが点在しており、それぞれが独自の御利益を持っています。

稲荷宮で商売繁盛を祈願

由加神社本宮の稲荷宮と磐座群
由加神社本宮の稲荷宮と磐座群

江戸時代より信仰が厚く、県内をはじめ東は関東奥羽地方、西は遠く九州地方から商売繁盛や事業繁栄の祈願に訪れる人々が絶えない稲荷宮。御祭神は倉稲魂命で、商売や事業の成功を願う方には特にお勧めの参拝スポットです。

天満宮と合格石段

学業成就や合格祈願の神様として菅原道真公を祀る天満宮も境内にあります。菅原道真公は901年に九州太宰府に配流される途中、倉敷市児島唐琴の浦に数日滞在されました。道真公の死後、この地に光明が差し瑞雲が現れ、道真公の魂魄が帰ったと言い伝えられています。受験生や学業成就を願う方々に人気の参拝スポットです。

縁結びの御利益

素盞嗚尊を祀る縁結びのスポットでは、男性は女獅子へ、女性は男獅子へお参りすることで良縁に恵まれるとされています。恋愛成就や良縁を願う参拝者に親しまれています。

タコ神様で海上安全祈願

由加神社本宮のタコ神様
由加神社本宮のタコ神様

海上安全・航海安全の神様として大綿津見命を祀るタコ神様は、由加神社本宮ならではのユニークな境内社です。児島・下津井・鷲羽山は有数の漁場でタコが特に有名なことから、地元の漁業組合やホテル旅館、魚店などの方々によって奉納されました。毎年7月第3日曜日には海上安全祈願祭と共に魚供養も執り行われます。

消痛の小槌

江戸時代より続く不思議な小槌で、神社本宮の財産目録にも登録されています。痛いところをさすれば痛みが取れると言われており、多くの参拝者が願いを込めてこの小槌を使用しています。

銭洗い弁財天で金運上昇

由加神社本宮の七福神とのぼりがある銭洗い弁財天
由加神社本宮の七福神とのぼりがある銭洗い弁財天

由加神社本宮の本殿地下200メートルより湧出する霊験あらたかな霊水を使った銭洗い弁財天は、金運アップを願う参拝者に人気です。この霊水で金銭を洗い清めると不浄の塵垢が消え、清浄の福銭となり、福徳利益を授かって洗銭が何倍にもなって返ってくると言われています。

力石と磐座群

境内には力石や磐座群も残されており、古代からの信仰の痕跡を今に伝えています。特に磐座群は、由加神社本宮の起源である磐座信仰を物語る重要な遺構です。

水子の母

水子供養のための「水子の母」も境内に設けられており、様々な事情で亡くなった子供たちの冥福を祈る場所として、静かに参拝者を迎えています。

こんぴらさんとの深いつながり

由加神社本宮の祈祷受付内の待合所からの眺め
由加神社本宮の祈祷受付内の待合所からの眺め

由加神社本宮の特徴的な信仰形態として、香川県の金刀比羅宮(こんぴらさん)との「両まいり」があります。この習慣は江戸時代中期から始まり、由加山とこんぴらさんの両方を参拝することで、より大きな御利益を得られるとされてきました。現在でも多くの参拝者がこの両まいりを実践しており、瀬戸内海を挟んだ二つの聖地を結ぶ信仰の絆は今なお強固です。

参道の門前町風情

由加神社本宮の参道沿いには、往時の門前町の風情が今も残されています。両まいりで栄えた江戸時代の面影を感じながら参拝できるのは、由加神社本宮ならではの魅力です。参道を歩きながら、かつて多くの参拝者で賑わった歴史に思いを馳せることができます。

年中行事と特別な祭事

正月の大祭と初詣

由加神社本宮の正月三が日は、年間で最も多くの参拝者が訪れる時期です。35万人以上が厄除けや一年の安泰を祈願し、境内は参拝者で溢れかえります。この時期の祈祷は特に霊験あらたかとされ、新年の厄除けを求める人々が全国から参拝に訪れます。

火渡り大祭の迫力

11月3日に執り行われる火渡り大祭は、由加神社本宮の年中行事の中でも特に印象深い祭事です。両ご神火による火渡り神事は、参拝者に深い感動と神聖な体験を提供します。この祭事を通じて、厄除けや災難除けの御利益がより一層強化されるとされています。

人形供養祭の温かい心遣い

毎月24日に執り行われる人形供養祭は、由加神社本宮の温かい心遣いを示すものです。長年親しんできた人形やぬいぐるみを、ゴミとして処分するのではなく、丁寧に供養してくれるこの取り組みは、多くの人々に感謝されています。思い出の品を安心して送り出すことができます。

厄除け祈祷の詳細ガイド

祈祷の受付時間と流れ

由加神社本宮の祈祷受付
由加神社本宮の祈祷受付

由加神社本宮では毎日、厄除け祈願をはじめとする各種祈祷を執り行っています。平素の祈祷は朝9時から夕方4時まで、1時間おきに開始されます。当日申し込みだけでなく、事前予約も可能です。祈祷を希望する場合は、開始時間の少し前に受付を済ませることをお勧めします。

リズミカルな祈祷が心に響く

由加神社本宮の祈祷受付内の待合所
由加神社本宮の祈祷受付内の待合所

由加神社本宮の祈祷の大きな特徴の一つが、太鼓の音と共に執り行われるリズミカルな祈祷です。祈祷殿に響き渡る太鼓の音は、場を清め神様の存在を知らせる神聖な役割を持っています。力強く、そして心地よいリズムで打ち鳴らされる太鼓の音に合わせて唱えられる祝詞は、参拝者の心に深く響き、厄除けの願いをより強く神様に届けてくれるかのようです。

この独特のリズミカルな祈祷スタイルは、他の神社ではなかなか体験できない由加神社本宮ならではの魅力です。太鼓の音が祈祷殿全体に響き渡る様子は、まさに厄除け総本山としての威厳と力強さを感じさせます。多くの参拝者が「心に残る印象的な祈祷だった」と語るのも、このリズミカルな祈祷体験があってこそです。

厄玉の儀で厄を払い清める

由加神社本宮の厄玉の儀の納め処
由加神社本宮の厄玉の儀の納め処

由加神社本宮ならではのユニークな厄除け体験が「厄玉の儀」です。これは、「厄」と書かれた陶器の玉に自分の厄を込めて息を吹きかけ、壁に向かって全力で投げつけて割るという儀式です。陶器の玉が壁に当たって割れる瞬間、玉に込めた厄が払われると信じられています。

一度で割れなくても心配はいりません。何度でも挑戦できるため、必ず厄を落とすことができます。自分の手で厄玉を投げ、割る音を聞き、砕け散る様子を見ることで、厄が確かに払われたという実感を得られるのです。この体験型の厄除けは、特に印象深く心に残ると参拝者から高い評価を受けています。

厄玉の儀のみ行う事も出来ますが、祈祷を受ける場合は、祈祷後に厄玉を頂く事ができます。厄玉の儀を祈祷とセットで行うことで、より一層厄除けの効果を実感できるでしょう。

厄年と祈祷のタイミング

厄年は男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳とされており、これらの年齢の方は特に厄除け祈祷を受けることが推奨されています。また、前厄・本厄・後厄の3年間を通じて祈祷を受ける方も多く、継続的な厄除けの効果が期待されています。

アクセスと参拝の準備

車でのアクセス

由加神社本宮の駐車場
由加神社本宮の駐車場

瀬戸中央自動車道児島ICから約21分、水島ICから約20分の便利な立地にあります。表参道第一駐車場をはじめ、複数の駐車場が整備されているため、車での参拝も安心です。ナビゲーションシステムを使用する場合は、「岡山県倉敷市児島由加3335」で検索すると、表参道第一駐車場前まで案内されます。

公共交通機関でのアクセス

JR瀬戸大橋線児島駅から車で約16分の距離にあります。駅からはタクシーを利用するのが便利です。路線バスでは神社までのアクセスが困難なため、公共交通機関を利用する場合はタクシーの利用をお勧めします。

参拝時の服装と持ち物

神聖な場所への参拝となるため、清潔で節度のある服装を心がけましょう。祈祷を受ける場合は特に、正装に近い服装が望ましいとされています。また、御朱印帳やカメラなども忘れずに準備しておくと良いでしょう。

由加神社本宮周辺の観光スポット

瀬戸大橋と瀬戸内海の絶景

由加山からは、天気が良ければ瀬戸大橋や瀬戸内海の美しい景色を望むことができます。厄除け参拝と併せて、瀬戸内海の多島美を楽しむことで、心身ともにリフレッシュすることができます。

倉敷美観地区との組み合わせ

倉敷美観地区の遊覧船
倉敷美観地区の遊覧船

倉敷市内に位置する由加神社本宮は、倉敷美観地区とセットでの観光コースとしても人気です。厄除け参拝の後に、江戸時代の風情が残る美観地区を散策することで、充実した岡山・倉敷観光を楽しむことができます。

児島地区の観光資源

児島地区はデニムの聖地としても知られており、由加神社本宮参拝と併せて、ジーンズストリートやデニム関連施設を巡ることも可能です。また、瀬戸大橋記念公園や鷲羽山などの観光スポットも近隣にあります。

瀬戸大橋を渡って「両まいり」完結の旅へ

由加神社本宮に掲示の両詣りの案内と本殿
由加神社本宮に掲示の両詣りの案内と本殿

江戸時代から続く伝統的な信仰形態である「両まいり」を実践するなら、瀬戸大橋を渡って香川県の金刀比羅宮(こんぴらさん)を訪れることをお勧めします。由加神社本宮から金刀比羅宮までは、瀬戸大橋経由で車で約90分の距離です。

金刀比羅宮は象頭山の中腹に鎮座する海の神様として知られ、御本宮まで785段、奥社まで1,368段という長い石段が特徴です。大物主神を祀り、海上安全や商売繁盛の御利益があるとされています。

瀬戸大橋の開通により、かつては一大巡礼だった両まいりが日帰りでも可能になりました。由加神社本宮で厄除け・災難除けの御利益を授かり、金刀比羅宮で海上安全や商売繁盛を祈願する。この二つの聖地を巡ることで、より大きな御利益が得られるとされる両まいりは、今なお多くの参拝者に実践されている意義深い信仰の形です。

両まいりを計画する際は、それぞれの神社で十分な参拝時間を確保することが大切です。特に金刀比羅宮は石段が多いため、体力と時間に余裕を持った計画をお勧めします。瀬戸内海を挟んだ二つの霊山を巡る旅は、きっと心に残る特別な体験となるでしょう。

お土産と名物グルメ

由加神社本宮の参道の「元祖とら屋」のあんころ餅
由加神社本宮の参道の「元祖とら屋」のあんころ餅

由加山名物「あんころ餅」

参拝の記念として、由加山名物の「あんころ餅」は絶対に味わいたい一品です。素朴な甘さと柔らかな食感が特徴で、四百年の間愛され続けてきた銘菓です。

太助茶屋(あんころ堂)で味わう出来立ての味

由加神社本宮の太助茶屋
由加神社本宮の太助茶屋

由加山表参道入口に位置する「太助茶屋(あんころ堂)」では、平成12年9月より名物あんころ餅の製造直売を行っています。ここでは出来立ての新鮮なあんころ餅を味わうことができ、特に「あんころ餅とお抹茶セット」は参拝者に大変好評です。

太助茶屋の名前は、江戸時代の実在の人物、塩原太助(多助)に由来しています。継母にいじめられた少年時代を乗り越え、江戸で大商人となった太助は、幕末文政の頃にかねてより信仰していた由加山へ老夫婦そろってお礼参りに訪れ、神社本殿前に玉垣を寄進しました。この歴史的なエピソードを記念して、当時「やきもち」を売っていた茶屋が太助の名を冠するようになったのです。

ゆっくりと座ってお抹茶と共にあんころ餅を楽しめる太助茶屋は、参拝後の休憩にも最適なスポットです。但し、暑い時期の夏季~秋季期間は休業なので、利用予定の方は注意が必要です。

元祖とら屋で江戸時代の味を持ち帰る

由加神社本宮の参道にあり江戸時代前期から続く老舗「元祖とら屋」
由加神社本宮の参道にあり江戸時代前期から続く老舗「元祖とら屋」

参道には江戸時代前期から続く老舗「元祖とら屋」もあります。とら屋の歴史は、備前の藩主池田侯の永代参拝所として由加山を訪れた池田綱政公の大名行列のために、地元の人々があんころ餅でもてなしたことに始まります。

とら屋のあんころ餅は、一口で口に入るくらいの大きさのお餅の上に、すっきりとした甘さのこしあんがたっぷりと塗られ、竹皮に包まれているのが特徴です。昔から変わることなく受け継がれているシンプルながら優しい味は、お土産としても大変喜ばれます。

参道には複数のあんころ餅店がありますが、それぞれが独自の製法と味わいを守り続けており、食べ比べを楽しむのもおすすめです。由加神社本宮参拝の思い出として、ぜひあんころ餅をお持ち帰りください。

オリジナル御朱印帳

倉敷・児島特産の畳縁や倉敷帆布、デニム生地を使ったオリジナル御朱印帳は、由加神社本宮ならではの特別なお土産です。地元の伝統工芸品を活用したこれらの御朱印帳は、コレクターからも高い評価を受けています。

由加神社本宮で心身を清め、新たな一歩を

由加神社本宮の石の鳥居と石段
由加神社本宮の石の鳥居と石段

二千年以上の歴史を持つ厄除け総本山 由加神社本宮は、古代からの磐座信仰に始まり、神仏習合の時代を経て、現代まで多くの人々の厄除けと安寧を見守ってきました。表参道の厄除けの石段を一段一段踏みしめながら上る体験は、まさに心身を清める儀式そのものです。

備前焼の大鳥居をくぐり、御神木に願いを込め、県指定重要文化財の本殿で祈りを捧げる。そして厄橋を渡ることで、日々の生活で溜まった厄を落とし、新たな気持ちで人生を歩み始めることができるのです。

江戸時代から続く「両まいり」の伝統や、年間を通じて執り行われる様々な祭事は、由加神社本宮が単なる観光地ではなく、生きた信仰の場であることを示しています。正月の賑わい、火渡り大祭の神聖な炎、毎月の人形供養祭の温かさ。これらすべてが、由加神社本宮の深い慈愛を物語っています。

岡山・倉敷を訪れる際には、ぜひ由加神社本宮で厄除けの祈祷を受け、瀬戸内海の美しい景色を眺めながら、心身ともにリフレッシュしてください。そして参道で味わう名物のあんころ餅と、地元の伝統工芸を活かした御朱印帳は、きっと素晴らしい思い出となることでしょう。

厄除けで心身を清めた後は、倉敷美観地区や児島のデニムスポット、瀬戸大橋の絶景など、周辺の魅力的な観光地も併せてお楽しみください。由加神社本宮での祈りとともに、岡山・倉敷の豊かな文化と美しい自然が、あなたの旅を特別なものにしてくれるはずです。

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