添乗員ライターがお届けする旅行情報。今回は沖縄本島北部、本部町に位置する「沖縄美ら海水族館」をご紹介します。沖縄旅行を計画中の方や、美ら海水族館に行ってみたいと考えている方に向けて、その魅力を余すことなくお伝えします。
沖縄美ら海水族館で叶える、忘れられない感動体験へ
沖縄旅行の計画を立てる際、多くの方がまず思い浮かべるであろう「沖縄美ら海水族館」。しかし、「本当に一日中楽しめるの？」「混雑しているって聞くけど、スムーズに回れるかな？」といった不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。確かに、日本を代表する人気観光地ゆえに、その広大さや情報量の多さに戸惑うこともあるでしょう。
しかし、ご安心ください。沖縄美ら海水族館は、事前の準備とちょっとした知識があれば、その全てを最大限に満喫できる場所です。世界最大級の水槽で泳ぐジンベエザメの迫力、色とりどりのサンゴ礁が織りなす神秘的な世界、そしてイルカたちとの心温まるふれあい。これらは、まさに五感を刺激する忘れられない感動体験となるでしょう。この記事では、沖縄美ら海水族館の全てを知り尽くし、最高の思い出を作るための秘訣を、添乗員の視点から徹底解説します。
美ら海水族館の基本情報と読み方
美ら海水族館の正式名称と読み方
「沖縄美ら海水族館」の正式名称は、「沖縄美ら海水族館」です。読み方は「おきなわちゅらうみすいぞくかん」となります。「ちゅら」とは沖縄の方言で「美しい」「清らか」という意味を持ち、その名の通り、美しく豊かな沖縄の海を再現した水族館です。
美ら海水族館が人気の理由
沖縄美ら海水族館がこれほどまでに多くの人々を魅了し続けるのには、いくつかの理由があります。まず、何と言ってもそのスケールの大きさです。世界最大級のアクリルパネルを持つ「黒潮の海」水槽は、訪れる人々を圧倒します。そこで悠々と泳ぐジンベエザメやマンタは、まさに圧巻の一言。また、サンゴ礁をテーマにした大規模な展示や、沖縄ならではの珍しい海洋生物の紹介など、展示内容の充実度も人気の要因です。さらに、イルカショーやマナティー、ウミガメなどの解説プログラムも充実しており、ただ見るだけでなく、学びや発見に満ちた体験ができることも、多くのリピーターを生み出しています。
沖縄美ら海水族館の施設概要
沖縄美ら海水族館は、国営沖縄記念公園（海洋博公園）内にある主要施設の一つです。水族館自体は地上3階、地下1階建ての構造で、沖縄の海を忠実に再現した様々な水槽が配置されています。館内は「サンゴの海」「熱帯魚の海」「黒潮の海」「深層の海」など、テーマごとにエリアが分かれており、沖縄の海の多様性を体系的に学ぶことができます。また、水族館の外には、オキちゃん劇場（イルカショー）、ウミガメ館、マナティー館などの関連施設があり、海洋博公園全体で「海」をテーマにした様々な楽しみ方ができるのが特徴です。
美ら海水族館の目玉展示―ジンベイザメと生き物たち
巨大水槽とジンベイザメの魅力
沖縄美ら海水族館の代名詞ともいえるのが、巨大水槽「黒潮の海」です。高さ8.2m、幅22.5m、奥行き27mというスケールは、まさに圧巻の一言。この巨大な水槽には、世界最大の魚類であるジンベエザメが複数頭悠々と泳ぎ、その隣をマンタや多種多様な回遊魚たちが群れをなして泳ぎ回る姿は、まるで海の中にいるかのような感覚を味わわせてくれます。ジンベエザメの迫力はもちろんのこと、そのゆったりとした動きや、他の魚たちとの共存の様子は、時間を忘れて見入ってしまうほどの魅力があります。特に餌やりの時間は、ダイナミックな姿を間近で見ることができるため、見逃せません。
多彩な生き物・サンゴ展示
黒潮の海の他にも、沖縄美ら海水族館には魅力的な展示が盛りだくさんです。まず、「サンゴの海」は、自然光が差し込む屋外型水槽で、約800群体のサンゴが飼育されています。色とりどりのサンゴ礁と、その間を泳ぎ回る熱帯魚たちの姿は、まさに沖縄の美しい海そのものです。また、「熱帯魚の海」では、クマノミやルリスズメダイなど、沖縄の海で暮らすカラフルな熱帯魚たちを間近で観察できます。さらに、深海に生息する珍しい生物たちを集めた「深層の海」では、光の届かない世界で生きる不思議な生き物たちの生態を知ることができます。
イルカショーやイルカとのふれあい体験
沖縄美ら海水族館を訪れたら、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「オキちゃん劇場」で開催されるイルカショーです。美しい沖縄の海を背景に、イルカたちがダイナミックなジャンプや華麗な演技を披露する姿は、大人から子供まで誰もが笑顔になれる最高のエンターテイメントです。イルカたちの賢さや愛らしさに、きっと心を奪われることでしょう。また、別途プログラムとして、イルカと直接触れ合える「イルカタッチ」や「イルカのおやつタイム」といった体験も用意されています。これらの体験は、イルカたちとの距離を縮め、より深くその魅力を感じることができる貴重な機会となります。
美ら海水族館のチケット・割引・入館手続き
チケット購入方法と料金
沖縄美ら海水族館のチケットは、主に以下の方法で購入できます。
- 水族館窓口での購入: 当日、水族館の入口にあるチケットカウンターで購入する方法です。ピーク時には混雑が予想されるため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
- コンビニエンスストアでの購入: 沖縄県内の主要なコンビニエンスストア（ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンなど）で前売り券を購入できます。事前に購入しておくことで、当日スムーズに入場できます。
- オンラインチケットでの購入: 公式サイトや提携するオンライン旅行サイトで事前に購入する方法です。スマートフォンなどでQRコードを提示するだけで入場できるため、最もスムーズな入場方法と言えるでしょう。
料金については、年齢区分によって異なり、大人、高校生、小・中学生、6歳未満の幼児に分かれています。
お得な割引情報とキャンペーン
沖縄美ら海水族館では、様々なお得な割引やキャンペーンが実施されていることがあります。
- 団体割引: 20名以上の団体で利用する場合に適用される割引です。
- 年間パスポート: 年に複数回訪れる予定がある方には、年間パスポートがおすすめです。2回以上の来館で元が取れるため、大変お得です。
※4時からチケットは、夕方からの来館時に利用出来たお得なチケットでしたが、2022年度末をもって販売が終了しました。
入館の流れ
入館は、チケットを購入後、入口で提示するだけでスムーズに行えます。オンラインチケットの場合は、窓口に並ぶ必要もなく、スマートフォンなどでQRコードを提示するだけの非接触型で入場ができます。
美ら海水族館の所要時間と満喫プラン
モデルプラン・滞在時間の目安
沖縄美ら海水族館の魅力は多岐にわたるため、どれくらいの時間があれば満喫できるのか気になる方も多いでしょう。一般的な滞在時間の目安は、約3～4時間です。しかし、これは水族館本体のみをじっくり見て回る場合の目安であり、海洋博公園内の他の施設（オキちゃん劇場、ウミガメ館、マナティー館など）も合わせて楽しむ場合は、半日～一日を見込んでおくのがおすすめです。
半日満喫プラン（約4時間）
- 入館後、すぐに「黒潮の海」へ向かい、ジンベエザメやマンタをじっくり鑑賞。
- 「サンゴの海」「熱帯魚の海」を巡り、色とりどりの魚たちに癒される。
- 「深層の海」で神秘的な深海生物の世界を体験。
- オキちゃん劇場で迫力満点のイルカショーを観覧（時間を確認して計画的に）。
- お土産コーナーでショッピング。
一日満喫プラン（約6～8時間）
上記半日プランに加えて、
- ウミガメ館、マナティー館で珍しい海洋生物を観察。
- 海洋博公園内の熱帯ドリームセンターや海洋文化館を訪れる。
- 園内のレストランやカフェでランチや休憩。
- エメラルドビーチで沖縄の美しい海を満喫（季節や天候による）。
効率よく回るためのポイント
限られた時間で美ら海水族館を効率よく回るためには、いくつかのポイントがあります。
- 事前に行きたい場所をリストアップ: 水族館の公式サイトで館内マップを確認し、特に見たい展示や参加したいプログラムを事前にチェックしておきましょう。
- 開館直後または閉館間際を狙う: 比較的空いている時間帯を狙うことで、混雑を避けてゆっくりと鑑賞できます。
- 一方通行の順路を意識する: 水族館の展示は、効率よく回れるように順路が設定されています。基本的にこの順路に沿って進むことで、見落としなく楽しめます。
- イルカショーの時間をチェック: オキちゃん劇場でのイルカショーは時間が決まっています。事前に時間を調べて、それに合わせて行動計画を立てましょう。
- 休憩を適度にとる: 広大な施設なので、途中で疲れてしまうこともあります。カフェや休憩スペースを利用して、適度に休憩を挟みながら楽しんでください。
混雑状況とおすすめの時間帯
沖縄美ら海水族館は年間を通して人気の観光地ですが、特にゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの長期休暇中は非常に混雑します。週末や祝日も平日よりは混雑する傾向にあります。
混雑を避けるためのおすすめの時間帯は、以下の通りです。
- 開館直後（午前8時30分～9時30分頃）: 入場者が少ない時間帯なので、ゆっくりとメインの水槽を鑑賞できます。
- 閉館間際（午後4時以降）: 日中のピーク時よりは空いている傾向にあります。
- 平日: 可能であれば、土日祝日を避けて平日に訪れるのが最もおすすめです。
沖縄美ら海水族館のイベント・SNS・写真スポット
季節ごとのイベントと開催情報
沖縄美ら海水族館では、年間を通して様々な季節ごとのイベントが開催されています。夏にはサマースクールや夜間特別展示、冬にはクリスマスイベントなど、時期によってテーマが変わり、何度訪れても新しい発見があるのが魅力です。これらのイベントは、特定の生物に焦点を当てた特別解説や、普段は見られない貴重なバックヤードツアー、子供向けの体験プログラムなど多岐にわたります。
例えば、過去には以下のようなイベントが開催されていました。
- 「イノーの生き物たち」タッチプールでの特別解説: 普段は触れることのできない生物について、飼育員さんが詳しく解説してくれるイベント。
- 「黒潮の海」水槽のバックヤードツアー: ジンベエザメが泳ぐ巨大水槽の裏側を見学できる、貴重な体験。
- 夜間特別開館「ナイトアクアリウム」: ライトアップされた幻想的な水族館を体験できる。
これらのイベント情報は、水族館の公式サイトで定期的に更新されますので、訪れる時期に合わせて事前にチェックし、参加したいイベントがあればスケジュールに組み込むことをおすすめします。特に人気のあるイベントは、事前予約が必要な場合もあるので注意が必要です。
SNS映え写真・おすすめスポット
沖縄美ら海水族館は、どこを切り取っても絵になる、SNS映えする写真スポットの宝庫です。
- 「黒潮の海」大水槽前: 言わずと知れた一番人気の撮影スポット。ジンベエザメやマンタが悠々と泳ぐ姿は、まさに圧巻。魚影が少ないタイミングや、餌やり時を狙うとよりダイナミックな写真が撮れます。水槽の前に座れるスペースもあるので、人が少ない時間帯を狙ってじっくりと撮影するのもおすすめです。
- 「サンゴの海」水槽: 自然光が差し込み、色とりどりのサンゴと熱帯魚が泳ぐ姿は、まるで海中を覗いているよう。特に晴れた日中は、光が水面に反射してキラキラと輝き、幻想的な写真が撮れます。
- 「サメ博士の部屋」のサメの顎標本: 巨大なサメの顎の標本は、その大きさに圧倒されます。口の中に入って写真を撮れば、インパクトのある一枚になること間違いなしです。
- 「深層の海」エリア: 青い光に包まれた深海の展示は、神秘的な雰囲気を醸し出します。ユニークな深海生物たちを被写体に、アーティスティックな写真を狙ってみましょう。
- オキちゃん劇場でのイルカショー: イルカたちがジャンプする瞬間や、トレーナーと触れ合う愛らしい姿を撮影するのもおすすめです。背景に広がる沖縄の海も魅力的な要素です。
- 「美ら海プラザ」のウミガメのモニュメント: 可愛らしいウミガメのモニュメントは、子供にも人気です。記念撮影にぴったりです。
- 海洋博公園内の「アダン」の木々: 熱帯の植物が生い茂る海洋博公園内も、自然豊かな美しい写真が撮れるスポットです。
思い出を残すための撮影ポイント
より良い思い出の写真を残すために、いくつかの撮影ポイントをご紹介します。
- 照明を意識する: 水槽の照明や自然光の当たり具合によって、写真の雰囲気が大きく変わります。逆光にならないように、光の方向を意識して撮影しましょう。
- フラッシュは使用しない: フラッシュは魚たちにストレスを与える可能性があるため、使用は避けましょう。また、水槽に光が反射して写真が台無しになることもあります。
- 連写機能を活用する: 動きの速い魚やイルカショーでは、連写機能を活用すると、ベストな瞬間を捉えやすくなります。
- 構図を工夫する: ただ魚を撮るだけでなく、水槽の構造や背景、人物などを取り入れて構図を工夫することで、より魅力的な写真になります。
- 人物を入れる場合: 水槽の前に人物を入れて撮影する際は、水槽の明るさに合わせて露出を調整すると、人物と背景の両方が綺麗に写ります。
- 広角レンズを活用する: 広大な「黒潮の海」水槽全体を収めたい場合は、スマートフォンであれば広角モードを、一眼レフであれば広角レンズを使用すると良いでしょう。
- 動画も活用する: 魚たちが泳ぐ姿やイルカショーの迫力は、写真だけでなく動画でも残すと、後で見返したときに楽しさが増します。
美ら海水族館のお土産・グッズ・カフェ情報
人気のお土産と限定グッズ
沖縄美ら海水族館での楽しい思い出を形に残すには、お土産選びも大切な要素です。館内には複数のお土産ショップがあり、様々なお土産や限定グッズが販売されています。
- ジンベエザメグッズ: 美ら海水族館のシンボルであるジンベエザメをモチーフにしたぬいぐるみ、キーホルダー、Tシャツ、文房具など、多種多様なグッズが揃っています。特に、ふわふわの手触りのぬいぐるみや、可愛らしいデフォルメが施されたアイテムは子供から大人まで人気です。
- マンタグッズ: ジンベエザメに並ぶ人気者のマンタのグッズも豊富です。スタイリッシュなデザインのものや、リアルなフィギュアなども見られます。
- オリジナルデザインのお菓子: 沖縄の特産品とコラボレーションしたお菓子や、ジンベエザメの形をしたクッキー、チョコレートなど、美ら海水族館でしか手に入らない限定のお菓子は、職場や友人へのお土産にぴったりです。
- 海洋生物モチーフの雑貨: イルカ、ウミガメ、サンゴ、熱帯魚など、様々な海洋生物をモチーフにした食器、アクセサリー、タオル、文房具なども人気です。日常使いできるものから、インテリアとして飾れるものまで幅広いラインナップです。
- 沖縄美ら海水族館限定品: ここでしか買えない限定のオリジナルグッズは、コレクターアイテムとしても人気です。シーズンごとに新しい商品が登場することもあるので、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。
館内カフェ・レストランのおすすめメニュー
水族館でたっぷり遊んだ後は、館内のカフェやレストランで休憩を取りましょう。沖縄美ら海水族館には、食事や軽食を楽しめるスポットがあります。
- オーシャンビューレストラン「イノー」: 「黒潮の海」大水槽を眺めながら食事ができるレストランです。ジンベエザメやマンタが泳ぐ姿を見ながらの食事は、まさに非日常体験。沖縄料理や洋食、和食など、幅広いメニューが揃っています。特に、窓際の席は人気なので、早めの時間帯に利用するか、少し時間をずらして利用するのがおすすめです。
- カフェ「オーシャンブルー」: 「黒潮の海」水槽のすぐ横に位置するカフェで、軽食やドリンクを楽しめます。大きな窓から水槽を眺めながら、コーヒーを飲んだり、スイーツを楽しんだりする時間は格別です。
- ファーストフード「オキちゃんパーラー」: 軽食やスナック、ソフトクリームなどを気軽に楽しめるファーストフードコーナーです。小腹が空いた時や、手軽に食事を済ませたい時に便利です。
各店舗で、沖縄の食材を使ったメニューや、美ら海水族館ならではのユニークなメニューが提供されていることもありますので、ぜひチェックしてみてください。
お土産選びのコツとエリア紹介
効率的にお土産を選ぶためのコツと、お土産エリアをご紹介します。
- 目的と予算を決める: 誰に、何を、どれくらいの予算で買いたいかを事前に考えておくと、スムーズにお土産選びができます。
- ショップを比較検討する: 館内の「ショップ・ブルーマンタ」の他に「オキちゃんショップ」、「ショップやんばるの杜」など複数のお土産ショップがあります。それぞれ品揃えが異なる場合があるので、時間があればいくつかのショップを見て回るのも良いでしょう。
- 限定品をチェック: 「沖縄美ら海水族館限定」の文字がある商品は、ここでしか手に入らない貴重なアイテムです。
- 帰る間際に購入: 重い荷物を持って館内を歩き回るのは大変なので、退館する直前にお土産を購入するのがおすすめです。但し、修学旅行などの団体で来ている場合、または団体と同じタイミングの場合、集合時間が近づくにつれ、レジが長蛇の列になる傾向があります。レジが空いているタイミングのうちに購入しましょう。
主要なお土産ショップ:
- ショップ・ブルーマンタ: 水族館の出口付近に位置し、品揃えが最も豊富です。ジンベエザメやマンタのぬいぐるみ、お菓子、Tシャツなど、定番のお土産から限定品まで幅広く扱っています。
- オキちゃんショップ: イルカショーが行われるオキちゃん劇場の近くにあるショップです。コンパクトで品揃えは少ないですが、団体訪問時でも比較的すいている事が多く、混雑を避けたい方には最適のショップです。
- ショップやんばるの杜: 駐車場やバス乗降場の近くの総合案内所「ハイサイプラザ」内にあります。修学旅行で外回りの警備担当になってしまい入場できない先生方でも、購入しやすい場所のショップです。
美ら海水族館周辺の観光スポットとビーチ
美ら海水族館周辺のおすすめ観光スポット
沖縄美ら海水族館が位置する本部町周辺には、美ら海水族館と合わせて楽しめる魅力的な観光スポットが数多く点在しています。
- 海洋博公園: 美ら海水族館自体が海洋博公園内にあるため、公園全体の見どころも押さえておきましょう。園内には、熱帯ドリームセンター、海洋文化館、おきなわ郷土村、エメラルドビーチなど、様々な施設があり、一日中楽しめます。
- 備瀬のフクギ並木: 美ら海水族館から車で数分の場所に位置する、昔ながらの沖縄の風景が残る場所です。フクギの木が立ち並ぶ小道を散策すると、涼しい風が心地よく、心が落ち着きます。レンタサイクルで散策するのもおすすめです。
- 今帰仁城跡（なきじんぐすくあと）: 世界遺産にも登録されている、琉球王国の歴史を感じられる場所です。美しい石積みの城壁からは、東シナ海を一望でき、特に桜の季節（1月下旬～2月上旬）には、沖縄で最も早く桜が咲く名所としても知られています。
- 古宇利島（こうりじま）: 美ら海水族館から車で約30分ほどの場所にある、美しいエメラルドグリーンの海に囲まれた離島です。古宇利大橋を渡るドライブは、沖縄の中でも特に開放感があり、絶景を楽しめます。島内には「古宇利オーシャンタワー」、「ハートロック」などの人気観光スポットや、おしゃれなカフェもあります。
- やんばる国立公園: 沖縄本島北部、通称「やんばる」と呼ばれる地域は、手つかずの豊かな自然が残る場所です。トレッキングやカヌー、カヤックなどのアクティビティを楽しむことができ、亜熱帯の森や希少な動植物に触れることができます。
近隣のビーチでリゾート気分を満喫
沖縄美ら海水族館のすぐ近くには、美しいビーチが広がっています。水族館を楽しんだ後、ビーチでリラックスするのもおすすめです。
- エメラルドビーチ: 海洋博公園内にあり、美ら海水族館から徒歩圏内にある美しいビーチです。その名の通り、エメラルドグリーンの透明度の高い海が特徴で、白い砂浜が広がります。海水浴はもちろん、ビーチでのんびり過ごしたり、夕日を眺めたりするのにも最適です。遊泳期間が設定されているので、事前に確認しましょう。
- 備瀬崎（びせざき）ビーチ: 備瀬のフクギ並木のすぐそばにある小さなビーチです。透明度が高く、潮が引いたときにはタイドプールで海の生き物観察も楽しめます。シュノーケリングにもおすすめのスポットです。
これらのビーチは、沖縄の美しい海を満喫できる絶好の場所です。水族館とは異なる「海の魅力」を感じて、リゾート気分を満喫してください。
本部町の魅力的なスポット紹介
沖縄美ら海水族館がある本部町は、美しい海と豊かな自然に恵まれた、魅力あふれる町です。
- もとぶ元気村: 海洋体験プログラムが豊富な施設です。ドルフィンプログラムや、マリンスポーツ、サンゴ礁観察ツアーなど、様々なアクティビティが楽しめます。特に子供連れの家族には人気です。
- 本部市場: 地元の新鮮な食材やお土産が手に入る場所です。沖縄のフルーツや野菜、海産物など、地元の味覚を堪能できます。食堂もあり、地元の料理を味わうこともできます。
- 八重岳（やえだけ）: 桜の名所として知られる山です。1月下旬から2月上旬にかけて、日本で最も早く桜が咲くことで有名です。山頂からは、本部町や周辺の島々を一望できます。
- 瀬底島（せそこじま）: 本部町から橋で渡れる離島で、透明度の高い「瀬底ビーチ」が有名です。シュノーケリングやダイビングのポイントとしても人気があります。
本部町は、美ら海水族館を中心に、自然、歴史、食、体験と、多様な楽しみ方ができるエリアです。沖縄旅行の際には、ぜひ美ら海水族館だけでなく、周辺の本部町の魅力も存分に味わってください。
海洋博公園の見どころガイド
海洋博公園の歴史と成り立ち
沖縄美ら海水族館がある「国営沖縄記念公園（海洋博公園）」は、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会（海洋博）の跡地を整備して作られた公園です。博覧会のテーマであった「海－その望ましい未来」を受け継ぎ、海洋文化や沖縄の歴史・文化、自然をテーマとした施設が点在しています。海洋博開催から半世紀近く経った今も、沖縄の観光を牽引する重要な拠点であり続けています。公園は広大な敷地を持ち、美ら海水族館だけでなく、様々な展示施設、広場、そして美しいビーチを有しています。
博公園内のスポット・施設紹介
海洋博公園内には、美ら海水族館以外にも魅力的な施設が多数あります。
- 熱帯ドリームセンター: 色鮮やかな熱帯・亜熱帯の花々や果樹が鑑賞できる植物園です。巨大な温室の中には、蘭のコレクションや、様々なトロピカルフルーツの木が植えられています。展望台からは、公園全体や周辺の海を見渡せ、美しい景色を楽しめます。
- 海洋文化館: 沖縄と太平洋の島々の海洋文化に関する展示を行っています。特に、実物大で再現された伝統的な帆船「マーラン船」の展示は圧巻です。また、プラネタリウムも併設されており、美しい星空を楽しむことができます。
- おきなわ郷土村: 昔ながらの沖縄の集落を再現したエリアです。赤瓦の古民家や石垣など、沖縄の伝統的な建築様式や生活様式を体験できます。機織りや三線体験など、沖縄の文化に触れることができるプログラムも開催されることがあります。
- オキちゃん劇場: 美ら海水族館の近くにあり、毎日複数回イルカショーが開催されます。無料で観覧できるため、多くの来園者で賑わいます。イルカたちのダイナミックなパフォーマンスは必見です。
- ウミガメ館: ウミガメの生態や保護について学べる施設です。複数の種類のウミガメが飼育されており、水中を泳ぐ姿を観察できます。
- マナティー館: カリブ海に生息する海の哺乳類、マナティーを飼育している施設です。愛らしいマナティーが水中をゆっくりと泳ぐ姿に癒されます。
家族で楽しめるエリア・イベント情報
海洋博公園は、子供連れの家族でも安心して楽しめるよう、様々な工夫がされています。
- 「ちびっことりで」: 大型遊具が設置された広場で、子供たちが体を動かして遊べるスペースです。すべり台やブランコなどがあり、 energeticな子供たちにぴったりです。
- 「夕陽の広場」: 美しい夕日を眺められる広場です。一日の終わりを締めくくるのに最適な場所です。
- 「イベント広場」: 季節ごとに様々なイベントや催し物が開催されます。沖縄の伝統芸能の披露や、物産展など、訪れる時期によって異なる楽しみがあります。
- 「海辺の遊歩道」: 公園内の海岸線に沿って整備された遊歩道です。散歩しながら、美しい海や自然を満喫できます。
公園内は非常に広いため、効率よく回るためには、事前に公式サイトでマップを確認し、見たい施設や体験したいことをリストアップしておくことをおすすめします。園内バスも運行されているので、移動手段として活用するのも良いでしょう。
アクセス方法・バス・ホテル情報
那覇空港からのアクセスとバス利用案内
沖縄美ら海水族館へのアクセスは、那覇空港からが主な起点となります。主な交通手段は以下の通りです。
- レンタカー: 那覇空港から沖縄美ら海水族館までは、沖縄自動車道を利用して約2時間～2時間30分ほどかかります。観光スポットを自由に巡りたい方には最もおすすめの手段です。
- 高速バス（やんばる急行バス、沖縄エアポートシャトルなど）: 那覇空港から美ら海水族館方面へ直行する高速バスが運行されています。乗り換えなしでアクセスできるため、レンタカーを借りない方には便利です。所要時間は約2時間30分～3時間ほどです。バスの運行本数や時刻表は、各バス会社の公式サイトで事前に確認してください。
- 路線バス: 那覇バスターミナルから名護方面行きの路線バスに乗り、名護バスターミナルで乗り換え、海洋博公園方面行きのバスに乗る方法です。乗り換えが必要で時間もかかりますが、費用を抑えたい方には選択肢の一つとなります。
駐車場・周辺ホテル・宿泊プラン
沖縄美ら海水族館には、広大な駐車場が完備されています。海洋博公園内には無料で利用できる駐車場が複数あり、P7が美ら海水族館に最も近い駐車場です。ピーク時には満車になることもあるため、早めの到着をおすすめします。
美ら海水族館をゆっくり満喫したい方や、周辺観光も楽しみたい方には、本部町や名護市、恩納村などの周辺エリアでの宿泊がおすすめです。
- 本部町: 美ら海水族館から最も近く、徒歩圏内や車で数分の場所にホテルやコンドミニアム、ペンションなどが点在しています。朝早く水族館へ行きたい方や、夜遅くまで周辺を楽しみたい方には最適です。
- 名護市: 本部町よりも規模の大きいリゾートホテルが多く、ショッピングモールや飲食店も充実しています。美ら海水族館まで車で約30分～40分ほどの距離です。
- 恩納村: 西海岸に広がるリゾートエリアで、美しいビーチや豪華なリゾートホテルが立ち並びます。美ら海水族館までは車で約1時間ほどの距離ですが、沖縄観光の拠点として非常に人気があります。
宿泊プランを選ぶ際は、美ら海水族館へのアクセスや、周辺観光の予定に合わせて検討すると良いでしょう。美ら海水族館の入場券がセットになった宿泊プランを提供しているホテルもありますので、チェックしてみてください。
本部町内の移動と交通手段
本部町内を効率よく移動するためには、レンタカーが最も便利です。しかし、レンタカーなしでも、公共交通機関やタクシー、観光バスなどを利用して移動することも可能です。
- 路線バス: 本部町内を運行する路線バスがあります。美ら海水族館から本部町内の主要な観光スポットや港へアクセスできます。
- タクシー: 美ら海水族館周辺や本部町内にはタクシーも走っています。移動距離が短い場合や、複数人での移動には便利です。
- 周遊バス: 時期によっては、本部町内の主要観光スポットを結ぶ周遊バスが運行されていることがあります。観光情報を確認してみましょう。
本部町は、沖縄美ら海水族館を核として、自然豊かな景観や、歴史、文化が息づく魅力的なエリアです。それぞれのニーズに合わせて交通手段を選び、快適な沖縄旅行を楽しんでください。
美ら海水族館への旅、いかがでしたでしょうか？ この記事が、あなたの沖縄旅行の計画に少しでもお役に立てれば幸いです。 世界を魅了するジンベエザメ、色鮮やかなサンゴの海、そして愛らしいイルカたちとの出会いは、きっとあなたの心に深く刻まれるでしょう。
さあ、感動の沖縄美ら海水族館へ飛び込んでみませんか？ あなたの忘れられない旅が、ここから始まります。
今すぐジャルパック ダイナミックパッケージをチェック！