添乗員ライターがお届けする旅行情報。今回は東京都中央区の高層ビル群の足元に広がる、江戸時代から続く約250,000㎡の日本庭園「浜離宮恩賜庭園」をご紹介します。
徳川将軍家の別邸として始まり、明治維新後は皇室の離宮として利用され、1946年に一般公開されたこの庭園は、都心にありながら海水を引き入れた珍しい「潮入の池」や四季折々に咲き誇る花々、樹齢300年を超える黒松など、江戸時代の大名庭園の粋を今に伝える貴重な空間です。国の特別名勝および特別史跡の二重指定を受けた文化財でありながら、300円という手軽な入園料で誰もが江戸の風情を体験できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 浜離宮恩賜庭園 |
| 住所 | 〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園1-1 |
| 開園時間 | 9:00〜17:00(入園は16:30まで) |
| 休園日 | 年末年始(12月29日〜1月1日) |
| 指定 | 国の特別名勝・特別史跡 |
都心で訪れる前に知っておきたいこと

浜離宮恩賜庭園は美しい庭園である一方、アクセス面での注意点があります。最寄り駅の汐留駅から徒歩約5〜7分と近いですが、一般来園者用の駐車場がないため、マイカーでの来園は事実上できません。周辺の時間貸し駐車場を利用することになりますが、桜・コスモス・紅葉のシーズンは特に混雑が激しく、駐車スペースの確保が難しくなります。公共交通機関を使った来園が現実的な選択肢となっています。
また、園内には中島の御茶屋以外に飲食施設がないため、昼食をとりながらゆっくり滞在したい場合は、事前に食料を準備するか、周辺エリアで食事を済ませてから入園することを考慮する必要があります。再入園は原則不可です。
さらに、広さ約250,000㎡の園内を一周すると1時間から1時間半かかります。観光の合間に立ち寄る場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことが求められます。
江戸から現代へ受け継がれる庭園の歴史

鷹狩場から将軍家の別邸へ
浜離宮恩賜庭園の歴史は、江戸時代初期の寛永年間(1624〜1644年)に遡ります。当時この一帯は一面の芦原で、徳川将軍家の鷹狩場として利用されていました。庭園の原型が築かれたのは承応3年(1654年)のことで、4代将軍家綱の弟である松平綱重(徳川綱重)が、将軍から下賜されたこの土地の海を埋め立て、「甲府浜屋敷」と呼ばれる別邸を建てました。
「浜御殿」の誕生と江戸大名庭園の完成
大きな転機が訪れたのは宝永4年(1707年)です。綱重の長男である綱豊が6代将軍家宣として就任したことを契機に、この屋敷は将軍家の別邸となりました。家宣は大規模な改修を行い、東京湾の海水を引き入れた大池(潮入の池)を造り、池に架かるお伝い橋、中島の御茶屋、大手門などを整備しました。この地を「浜御殿」と名付け、京都から訪れる公家たちへの接待の場として活用したのです。池に船を浮かべて音楽を聴き、和歌を詠み、庭園内の水田で田植えの様子を見せるなど、文化的な饗応が繰り広げられました。
以降、歴代将軍によって幾度も造園や改修が行われ、11代将軍家斉の時代にほぼ現在の姿が完成しました。潮入の池を中心に趣の異なる5つの御茶屋と3つの築山が配置され、近景に池や築山、中景に品川湾の白帆船、遠景に富士山を望む雄大な眺望を誇る回遊式庭園として完成を迎えたこの時代が、浜御殿の最盛期とされています。
明治維新と「浜離宮」への転身
明治維新により幕府が倒壊すると、将軍の庭であった浜御殿は大きな変貌を遂げます。明治2年(1869年)5月、イギリス皇子エジンバラ公アルフレートの来日に合わせて、日本初の本格的洋風建築「延遼館(えんりょうかん)」が完成しました。明治3年(1870年)10月、宮内省の所管となり「浜離宮」と改称され、皇室の離宮として整備が進みました。
特に著名なのは、明治12年(1879年)に来日した元アメリカ大統領ユリシーズ・グラント将軍の滞在です。グラントは約2ヶ月半にわたり延遼館に宿泊し、8月10日には明治天皇が浜離宮に行幸して中島の御茶屋で2時間にわたり会談を行いました。この夜会には800人が参集し、浜離宮は国際外交の重要な舞台としての役割を確立しました。
戦災からの復興と都民の庭園へ
大正12年(1923年)の関東大震災では延遼館をはじめとする多くの建造物が焼失し、第二次世界大戦の空襲では御茶屋など歴史ある建築物や貴重な樹木がほぼ全て失われました。戦後の昭和20年(1945年)11月に東京都へ下賜(恩賜)され「浜離宮恩賜庭園」と改称、昭和21年(1946年)4月に一般公開が始まりました。昭和27年(1952年)11月には、国の特別名勝および特別史跡の二重指定を受けました。これは文化財保護法に基づく最高ランクの指定で、東京都内では小石川後楽園と浜離宮恩賜庭園の2庭園のみが持つ栄誉です。
東京に残る4つの江戸大名庭園のうち、最高峰の二重指定を持つ庭園
江戸時代、大名は約300諸侯がそれぞれ庭園を構えており、その数は約1,000か所にも及んだといわれています。しかし明治以降の都市化や戦災により大半が失われ、江戸時代の大名庭園として現在まで遺構を残しているのは、小石川後楽園・旧芝離宮恩賜庭園・六義園・浜離宮恩賜庭園の4庭園のみです。1,000あった庭園の0.4%が辛うじて生き残った、まさに奇跡の庭園群といえます。
その中でも浜離宮恩賜庭園が抜きん出ているのが、文化財としての指定レベルです。4庭園のうち浜離宮は「国の特別名勝」と「特別史跡」の二重指定を受けており、これは文化財保護法に基づく最高ランクにあたります。東京都内でこの二重指定を持つのは小石川後楽園と浜離宮のみで、旧芝離宮恩賜庭園や六義園は「名勝」指定にとどまります。さらに浜離宮は、現在も実際に海水が出入りする潮入の池を維持する唯一の都内庭園という点でも、他の3庭園にはない唯一性を持ち続けています。
都心では唯一の「潮入の池」が見せる時間ごとの表情

浜離宮恩賜庭園の最大の特徴は、園内中央に広がる「潮入の池」です。この池は東京湾と水門でつながっており、潮の干満に応じて水位が変化する珍しい構造を持っています。かつては東京都内の複数の庭園で見られた潮入の池も、埋め立てや都市化により、現在では実際に海水が出入りする池はここだけとなりました。
潮の満ち引きによって池の表情は刻々と変化し、ボラ、ハゼ、ウナギ、コイなどの魚類が生息するほか、サギやカモなどの水鳥も訪れます。潮入の池に浮かぶ中島へは、全長118メートルの「お伝い橋」が架けられています。橋の上から水面を見下ろすと、四季の花々や御茶屋、背景の高層ビル群が映り込む、浜離宮ならではの景色を楽しめます。
橋を渡った中島には「中島の御茶屋」があり、畳席やテーブル席で抹茶と季節の生菓子を味わえます。宝永4年(1707年)に6代将軍徳川家宣が建てた御茶屋を史資料に基づいて1983年に再建したもので、池に突き出した露台からは庭園の絶景を一望できます。営業時間は9:00〜16:30で、抹茶と薯蕷饅頭のセットや季節の上生菓子との組み合わせが提供されています。
四季が織りなす花々の競演

春:菜の花と桜が彩る黄金の景色
浜離宮恩賜庭園の春は、約30万本の菜の花から始まります。2月中旬から3月中旬にかけて、3,000㎡のお花畑が鮮やかな黄色に染まり、周囲の高層ビル群とのコントラストが印象的な景色を作り出します。菜の花が見頃を迎える頃、園内約130本の梅も紅白の花を咲かせ、二色のハーモニーが楽しめます。
3月下旬から4月中旬にかけては、約80本の桜が開花します。ソメイヨシノやヤエザクラに加えて、緑色の花を咲かせるギョイコウ(御衣黄)、淡い黄色のウコン、早咲きのカンヒザクラなど多品種が植えられており、開花時期が少しずつずれるため長期間楽しめます。4月下旬から5月上旬には藤棚の藤が見頃を迎え、甘い香りが漂います。
夏と秋:コスモスとビル群の唯一無二のコントラスト
7月から8月にかけてはキバナコスモスが約15万本咲き誇り、見頃は8月から9月上旬です。そして9月中旬から10月中旬にかけて、約15万本のコスモスが満開を迎えます。ピンクや白の花々が秋風に揺れ、高層ビルを背景にした光景は浜離宮でしか見られない独特の美しさです。
5月中旬から6月上旬にかけては花菖蒲が咲き、7品種のアジサイも初夏の庭園を彩ります。
秋:紅葉が映える水辺の風景

11月中旬から12月上旬にかけて、園内約260本の樹木が紅葉します。イロハモミジ、ハゼノキ、イチョウ、ケヤキ、トウカエデなど9種類の木々が赤や黄色、オレンジ色に色づき、潮入の池の水面に映り込む紅葉は格別の美しさを見せます。
冬:椿と梅の静謐な美
冬の庭園では、椿や冬牡丹、水仙が静かに花を咲かせます。蝋梅の黄色い花と甘い香りも冬ならではの魅力で、来園者の少ない静かな空間で庭園を独り占めできる季節でもあります。
歴史を伝える御茶屋と樹齢300年の松

四つの御茶屋
浜離宮恩賜庭園には、潮入の池の周囲に四つの御茶屋が点在しています。これらは歴代の将軍が賓客との会食や調度品鑑賞、鷹狩りの休憩に使用した建物です。
中島の御茶屋
唯一営業している御茶屋で、抹茶と和菓子を楽しめます。毎月異なる意匠の生菓子は、その時期の草花をかたどった美しい練り切りで、訪れるたびに新しい発見があります。
松の御茶屋
復元建物で、木曜日の11時から14時まで各回約20分の入れ替え制で内部見学が可能です(中学生以上先着25名、靴下着用必須)。江戸時代の建築材料や工法を忠実に再現した建物で、内装の細部まで見応えがあります。
燕の御茶屋・鷹の御茶屋
外観のみの見学となりますが、池の畔に佇むその姿は江戸時代の風情を今に伝えています。
三百年の松と鴨場
園内で最も有名な樹木が「三百年の松」です。6代将軍家宣が庭園を大改修した際にその偉業を称えて植えられたと伝えられるこの黒松は、太い枝が低く張り出し、都内最大級の黒松として知られています。
園内には「庚申堂鴨場」と「新銭座鴨場」の二つの鴨場もあります。どちらも1700年代後半に作られた施設で、鴨場の近くには狩猟で獲物となった鴨の霊を慰めるための鴨塚が建てられています。富士見山からは、晴れた日に遠く富士山を望むことができ、江戸時代の人々も同じ景色を眺めたことに思いを馳せられます。
入園料と年間パスポート

| 区分 | 一般料金 | 団体料金(20名以上) | 園結びチケット |
|---|---|---|---|
| 一般 | 300円 | 240円 | 400円 |
| 65歳以上 | 150円 | 120円 | 200円 |
| 小学生以下 | 無料 | — | — |
無料公開日:みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
都内在住・在学の中学生は証明書の提示で無料で入園できます。
浜離宮恩賜庭園と旧芝離宮恩賜庭園(徒歩約15分)の両方に入園する場合は「園結びチケット」がお得です(有効期限なし)。
| パスポートの種類 | 浜離宮恩賜庭園パス | 9庭園共通パス |
|---|---|---|
| 年間パスポート(一般) | 1,200円 | 4,000円 |
| 年間パスポート(65歳以上) | 600円 | 2,000円 |
9庭園共通年間パスポートは、浜離宮恩賜庭園・旧芝離宮恩賜庭園・小石川後楽園・六義園・向島百花園・清澄庭園・旧古河庭園・旧岩崎邸庭園・殿ヶ谷戸庭園で利用できます。年4回以上訪れる予定がある方には、年間パスポートの購入がおすすめです。
アクセス情報

電車でのアクセス
大手門口から入園する場合
- 都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」から徒歩約7分
- 都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」から徒歩約7分
- JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋駅」から徒歩約12分
中の御門口から入園する場合
- 都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」から徒歩約5分
- JR「浜松町駅」から徒歩約15分
水上バスでのアクセス
東京都観光汽船の水上バスを利用して「浜離宮発着場」に下船してのアクセスも可能です。浅草から隅田川を下る船旅は観光としても人気があり、川面から眺める東京の景色は格別です。なお、「浜離宮発着場」では下船のみ可能です。
浜離宮と旧芝離宮、二つの江戸庭園が語るもの
浜離宮恩賜庭園を訪れるなら、徒歩約15分の距離にある旧芝離宮恩賜庭園との関係を知っておくと、両者の魅力がより深く理解できます。この二つの庭園は単に近接しているだけでなく、同じ「東京湾を埋め立てた土地に生まれた江戸の大名庭園」という共通の出自を持ちながら、造られた目的・規模・個性が対照的であるという点で、見比べる価値が大きい組み合わせです。
作られた年代と出自の違い
旧芝離宮恩賜庭園は延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝が4代将軍家綱から土地を拝領し、藩地の小田原から庭師を呼び寄せて作庭した「楽壽園」を起源とします。これは浜離宮の原型(1654年に松平綱重が別邸を構えた時期)より約24年後にあたります。ただし旧芝離宮は大名の「老中」という幕閣の実力者が私的に造った庭園であるのに対し、浜離宮は将軍家の血筋が直接手掛け、後に将軍家の別邸へと昇格した点が根本的に異なります。浜離宮が「権力の頂点が集結した庭」だとすれば、旧芝離宮は「幕政を支えた老中が誇りをかけて整えた庭」といえるでしょう。
規模と空間の対比
面積の差は歴然としており、浜離宮恩賜庭園が約250,000㎡であるのに対し、旧芝離宮恩賜庭園は約43,000㎡とおよそ6分の1の広さです。旧芝離宮は浜松町駅から徒歩1分という驚くほどの駅近立地にあり、所要時間は30分ほどで一周できるコンパクトな庭園です。散策に1〜2時間かかる浜離宮とは対照的に、仕事の合間や移動の隙間に立ち寄れるサイズ感が旧芝離宮の持ち味になっています。
「石の庭」と「水の庭」という個性の差
両庭園の最も際立った違いは、それぞれが何を見せ場にしているかという点です。浜離宮の主役は「潮入の池」という動く水景にあります。東京湾の潮の満ち引きに連動して水位が変わり、海と一体化した生きた庭園として、四季の花や御茶屋の建築と合わさって広大なスケールの景観を生み出しています。
一方の旧芝離宮が誇るのは「石組みの芸術」です。藩地の小田原から運ばれた根府川石や富士の黒朴石を用いた石組みは、回遊式庭園の中に中国の景勝地・西湖の蘇堤を模した石造りの堤を再現するなど、江戸の知識人が抱いた中国への憧憬を地上に具現化しています。中島には中国で仙人が住むと伝わる蓬莱山をかたどった石組みもあり、庭園全体が一種の哲学的な世界観を宿しています。かつては旧芝離宮にも海水を引き込む潮入の池がありましたが、周辺の埋め立てが進んだ結果、現在は淡水の池となっています。潮入の池を今も維持する浜離宮との違いがここにも表れています。
文化財指定レベルが示す格の違い
文化財の指定という観点からも、両庭園には明確な差があります。浜離宮恩賜庭園は「特別名勝」と「特別史跡」の二重指定を受けた文化財保護法上の最高位に位置するのに対し、旧芝離宮恩賜庭園の指定は「名勝」のみです。「名勝」は「特別名勝」より一段階下の指定であり、この差は庭園の芸術的・歴史的価値の評価に直接対応しています。とはいえ、旧芝離宮は東京都内に現存する大名庭園のうち最も作庭が古い部類に入ることが確認されており、石組みの水準は庭園研究者から高い評価を受けています。
二庭園をセットで楽しむ意義
浜離宮と旧芝離宮を同じ日に訪れると、江戸大名庭園の二つの極を一度に体験できます。将軍家が海を取り込んで作った広大な「権力と自然の融合」を浜離宮で堪能した後、老中が石を積み上げて宇宙観を表現したコンパクトな旧芝離宮へ移動する——この対比は、江戸の庭園文化の多様さをそのまま映し出しています。「園結びチケット」を使えば両庭園を割安で入園でき(有効期限なし)、旧芝離宮の入園料150円はきわめて手頃です。同じ海を埋め立てた土地に、まったく異なる美学を刻んだ二つの庭園を比較しながら巡る時間は、東京の庭園散策の中でも格別の体験になるでしょう。
合わせて訪れたい周辺の観光スポット
旧芝離宮恩賜庭園

浜離宮から徒歩約15分の距離にある都立庭園です。上述の通り、浜離宮と並ぶ江戸初期の大名庭園で、壮麗な石組みと中国・西湖を模した石造りの堤が見どころです。JR浜松町駅から徒歩1分という抜群のアクセスで、所要時間約30分と気軽に立ち寄れます。「園結びチケット」を活用すれば両庭園を割安で巡れます。

汐留シオサイト
浜離宮に隣接する高層ビル街で、ショッピングやグルメ、エンターテイメントを楽しめます。カレッタ汐留には展望施設やレストランがあり、庭園散策の前後に立ち寄るのに好都合です。
築地場外市場
新鮮な海鮮料理や食材を扱う店舗が軒を連ねる築地場外市場は、浜離宮から徒歩約10分の距離にあります。新鮮な海鮮丼や寿司、玉子焼きなど、築地ならではのグルメが揃っています。
銀座エリア
浜離宮から徒歩圏内の銀座は、世界有数のショッピングエリアです。老舗百貨店から最新のブランドショップ、高級レストランまで揃っており、庭園散策後のショッピングやディナーに最適な立地です。
周辺のおすすめ宿泊施設

コンラッド東京
浜離宮恩賜庭園の目の前に立地する、ヒルトングループのラグジュアリーブランド「コンラッド」の日本第1号ホテルです。汐留駅直結の東京汐留ビルディングの28〜37階に位置し、全室26階以上から東京湾と浜離宮恩賜庭園の両方を一望できます。スタンダードルームでも都内最大級の48㎡・天井高3mを誇り、ガラス張りのバスルームから庭園の緑と水辺を眺めながら入浴できます。モダンフレンチ「コラージュ」、中国料理「チャイナブルー」、日本料理「風花」など4つのレストランを擁し、最上階のエグゼクティブラウンジではパノラミックな眺望とともに優雅な時間を過ごせます。フォーブス・トラベルアワード4スターを受賞するなど、国際的評価も高い施設です。
メズム東京、オートグラフコレクション
コンラッド東京と同じ汐留ウォーターフロントに位置するラグジュアリーホテルです。「TOKYO WAVES」をコンセプトに、浜離宮恩賜庭園と東京湾の絶景を望むバルコニー付き客室を備えています。ミシュランガイド東京2021のホテル部門で「極めて快適(Top class comfort)」を示す「4パビリオン・ホテル」として評価されています。
第一ホテル東京
新橋駅から地下道で直結する好立地のシティホテルで、銀座まで徒歩約5分という抜群のアクセスを誇ります。創業80年以上の歴史が培ったおもてなしと、ヨーロピアンスタイルを特徴とする品格ある空間が好評です。羽田・成田空港へのリムジンバスがホテル正面から発着しており、航空利用の旅行者にも利便性が高い施設です。
まとめ:都心に息づく江戸の風雅
浜離宮恩賜庭園は、江戸時代から続く歴史と四季折々の花々、潮入の池の独特な景観が調和した、都心の貴重なオアシスです。高層ビル群を背景にした日本庭園という唯一無二の景色は、東京ならではの魅力と言えるでしょう。
国の特別名勝・特別史跡の二重指定を受けた文化財でありながら、入園料300円という手軽さで江戸の風情を体験できる空間は、東京を訪れる旅行者にとって外せないスポットです。春の菜の花と桜、夏のキバナコスモス、秋のコスモスと紅葉、冬の梅と椿。それぞれの季節に訪れることで、日本の四季の美しさを再発見できます。
年間パスポートを購入して季節の移ろいを肌で感じながら一年を通じて楽しむのはもちろん、初めての訪問で300年以上続く庭園の静謐な時間に身を委ねるだけでも、十分に価値ある体験となるでしょう。
潮風を感じながら江戸時代の風雅を都心で体験できる、そんな贅沢な時間が浜離宮恩賜庭園には待っています。
