東京都中央区の都会に広がる浜離宮恩賜庭園は、都会の疲れを癒やしてくれるオアシス。歴史を感じられる観光スポットとしても知られていて、紅葉やコスモスが大人気!東京観光にもおすすめの浜離宮恩賜庭園の魅力や入園料、アクセス方法などを紹介していきます。
【東京】都会のオアシス?浜離宮恩賜庭園とは?
東京都中央区に位置し、江戸時代に庭園として造成された浜離宮恩賜庭園。周囲には高層ビルも並ぶ都会にあることから、東京都のオアシスと呼ばれて親しまれてます。東京観光としても人気があり、東京都民に限らず多くの人が足を運びます。
また、浜離宮恩賜庭園は秋には見事な紅葉を楽しめる紅葉の名所でもあるので、東京都内で気軽に楽しめる紅葉スポットとしてもおすすめです。
当記事では、そんな浜離宮恩賜庭園の魅力に迫っていきます。人気の理由やおすすめの見どころ、紅葉の見頃時期、入園料、アクセス方法など、東京観光にも便利な耳寄り情報を紹介。浜離宮恩賜庭園に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
浜離宮恩賜庭園はパワースポットとしても有名
東京都の都立庭園で知られる浜離宮恩賜庭園は、龍脈があると言われていてパワースポットとしても人気があります。観音堂や鐘楼堂跡、300年松など、浜離宮恩賜庭園の中には、至る所にパワースポットが点在していると評判です。
中には、空気の暖かさや違いを感じられる人もいるようです。仕事運アップのご利益が一番あると言われているのでおすすめのスポットです。
浜離宮恩賜庭園は、園内を観光して回ると1時間から1時間半ほどの広さになってます。休憩や観光で浜離宮恩賜庭園に来たときには、パワースポットを探してみるのもおすすめ。緑が広がる庭園なので、癒やし効果も期待できるでしょう。
浜離宮恩賜庭園が人気の理由
東京のオアシスとして親しまれている浜離宮恩賜庭園。ランチ休憩や散歩などでも利用する人が多い、人気の都立庭園です。そんな浜離宮恩賜庭園ですが、なぜ多くの人に人気があるのでしょう。まずは、その人気の理由について迫っていきます。
静かな時間を満喫できる浜離宮恩賜庭園の人気の秘密に触れると、浜離宮恩賜庭園について詳しく知らないという方は、どんな場所なのかを知ることができるでしょう。では、どんな理由で人気があるのかを見ていきましょう。
アクセスの良さ
緑が豊かな浜離宮恩賜庭園の人気の理由1つ目は、アクセスの良さでしょう。東京都のオアシスとして知られているのですが、浜離宮恩賜庭園があるのは都会です。そのため、周囲には高層ビルなどが並んでいるのですが、その分アクセスがしやすくなってます。
汐留駅や新橋駅など主要駅も近くにあるので、東京都民はもちろん観光客も足を運びやすいと言えるでしょう。
近隣のビルで勤務している方の中には、浜離宮恩賜庭園でランチを楽しむ人もいるほどです。わかりやすい場所にありアクセスがしやすいと、気軽に利用ができるので人気の理由と言えます。駅からは徒歩でもアクセスできるのでおすすめです。
紅葉とコスモスを楽しめる
浜離宮恩賜庭園はコスモスの名所としても有名で、約30万株のキバナコスモスが広がる花畑は人気があります。一面がオレンジ色と黄色に染まっている光景は絶景と言われているおすすめのスポット。キバナコスモスの花期は7月から9月です。
キバナコスモスが見頃を迎えるのは例年8月から9月上旬にかけてになり、キバナコスモスの見頃が終わるとコスモスが花期を迎えます。
オレンジの後に広がるのは、一面がピンク色のコスモス畑。東京都内とは思えない景色が広がっているので、一見の価値があります。高層ビルとコスモスのコラボレーションは、他では見られない浜離宮恩賜庭園ならではの景色と言えるでしょう。
コスモスの時期が終わる頃に楽しめるのが、浜離宮恩賜庭園の紅葉です。9種類の約260本の木が色づき赤や黄色、緑で浜離宮恩賜庭園を彩っていきます。山などの紅葉のように派手さはありませんが、水面に映る紅葉など見どころがあります。
のんびりと散策を楽しみながら満喫できる紅葉の景色も風流で、コスモスと同じく都会さを忘れて楽しめるでしょう。浜離宮恩賜庭園にアクセスする時には、コスモスや紅葉の時期を目掛けるのもおすすめ。都会のオアシスの光景を楽しみましょう。
浜離宮恩賜庭園の見どころ
浜離宮恩賜庭園が人気の理由について触れてきました。コスモスや紅葉など、見事な景色を楽しめるのにアクセスがしやすい都会にあるのは人気が出る理由となってます。そんな浜離宮恩賜庭園では、コスモスや紅葉以外にも見どころがあります。
先述したように1周を回ると1時間から1時間半はかかると言われているので、見どころを押さえて観光するのがおすすめ。浜離宮恩賜庭園の観光ポイントにも繋ながりますので、おすすめの見どころがどこなのかをチェックしていきましょう。
湖入の池
最初に紹介する浜離宮恩賜庭園でおすすめの見どころは、東京都内で唯一の海水が入る池として知られる「湖入の池」です。昔は、東京都内でも色々な場所に海水が引かれている池はありましたが、埋め立てなどが進むにつれ浜離宮恩賜庭園のみとなりました。
潮入の池は、名前からも想像がつくように潮の干満によって変化していきます。海水の状態によって、さまざまな景観を見られる池になってます。
東京湾との繋ながりは水門になっていて、シーバスやウナギ、ボラ、コイなどの魚も生息しています。水面に映り込む景色を楽しみながら水辺でノンビリと過ごすのもおすすめ。また、池には118メートルの橋もあり中島に渡れるようになってます。
季節の移ろいを感じる花木
浜離宮恩賜庭園では、先述したようにコスモスや紅葉が有名で人気があります。ですが、浜離宮恩賜庭園では四季折々の花木を楽しめます。春にはサクラやウメが花を咲かせて、浜離宮恩賜庭園を綺麗な色で彩っていきます。
特にサクラは、ソメイヨシノやヤエザクラなど約100本植えられているので、花見を楽しむ人で賑わいを見せます。
そして、夏にはキバナコスモスの他にも紫陽花が咲きほこります。紫陽花もたくさん植えられていて、7品種で約175本あるので色とりどりの紫陽花を観察できるでしょう。そして、菖蒲が咲き出していきキバナコスモスへと変わっていきます。
秋にはコスモスや紅葉の他にも、彼岸花の綺麗な赤を見つけられます。赤や白の品種があるのですが、彼岸花はごくわずかなので探してみるのもおすすめです。彼岸花が咲いた後は、冬の花へと変わっていきます。冬も綺麗な花が見られるのでおすすめ。
冬に浜離宮恩賜庭園を彩っていくのは、冬牡丹や水仙です。どちらもコスモスやサクラなどに比べると数は少ないですが、冬の寒い時期を彩ってくれる花木として人気がありおすすめ。水仙は各所に咲いているので、こちらも探してみてください。
趣ある建物
浜離宮恩賜庭園は江戸時代にまで遡る歴史がある庭園になり、当初は徳川将軍の鷹狩場でした。その後に建物などが建てられていき別邸が立っていた場所でもあります。そして、明治維新の後には皇室の離宮として活用されていた場所です。
そんな浜離宮恩賜庭園には趣を感じられる建物があり、当時の歴史に触れられる場所でもあります。現在の姿は再建された形ですが、和を感じられる風景になってます。
一つ目は、先述した潮入の池から橋を渡っていける中島にある御茶屋。浜離宮恩賜庭園で唯一、お茶を提供しているお店で、畳席から眺める浜離宮恩賜庭園の光景に癒されると人気があります。散策の休憩場所として利用するのもおすすめです。
他にも、松の御茶屋と燕の御茶屋の2件も趣を感じられる建造物としておすすめ。ただ、こちらの2件に関しては実際に御茶を提供しているわけではありません。江戸時代の建物を再建した形で、松の御茶屋は木曜日の13時から15時だけ中を見られます。
20分ほどで交代の入れ替わり制での見学になり、曜日や時間が決まっているので観光で見学したい場合には時間に注意しましょう。
もう一つの燕の御茶屋に関しては、中に入って見学ができません。外から外観を楽しむだけの建物になってますので、当時の歴史を感じながら楽しみましょう。他にも趣を感じられる建物などを見つけられるので、散策をしながら探すのもおすすめです。
浜離宮恩賜庭園の紅葉の見ごろの時期
浜離宮恩賜庭園の紅葉を楽しみにアクセスする場合の見頃ですが、例年11月中旬から12月上旬にかけてになります。天候などによっては前後する場合もありますが、色づき始めると浜離宮恩賜庭園の至る所で見られるようになります。
浜離宮恩賜庭園で紅葉が楽しめるのは、イロハモミジやハゼノキ、イチョウ、ケヤキなどいろいろな種類の樹木です。
浜離宮恩賜庭園内を散策しながら、秋の訪れとなる紅葉を楽しんでみてください。浜離宮恩賜庭園の紅葉の見頃時期の人出は、例年約60000人ほどとなってます。休日などには混雑も予想されますので覚えておくと便利です。
浜離宮恩賜庭園の入園料
次に浜離宮恩賜庭園の入園料について紹介します。浜離宮恩賜庭園の入園料は、一般が300円で65歳以上が150円です。小学生以下や都内在住、在学の中学生は入園料が無料になってます。
また、浜離宮恩賜庭園では入園料が無料になる日が設けられてます。入園料が無料になるのは、みどりの日と都民の日の年に2回です。
また、浜離宮恩賜庭園では入園料がお得になる年間パスポートも発行してます。発行日から1年利用できるので、入園料をお得に楽しみたい方は利用しましょう。年間パスポートは、一般が1200円で65歳以上は600円で購入できます。
都立庭園の中でも浜離宮恩賜庭園だ家ではなく他の庭園も楽しめる、9庭園共通パスポートも発行されてます。こちらも年間パスポートになっているので、いろいろな庭園を楽しめて一般が4000円、65歳以上が2000円で購入できます。
東京観光時にも入園券がお得になるサービスがあり、浜離宮恩賜庭園の近隣にある旧芝離宮恩賜庭園と入園料が合わさったチケットも販売しているのでおすすめです。こちらのチケットは、一般が400円で65歳以上は200円で購入できます。
浜離宮恩賜庭園の基本情報とアクセス
紅葉の見頃時期や浜離宮恩賜庭園の見どころなど、浜離宮恩賜庭園の魅力について紹介してきました。そんな、浜離宮恩賜庭園の基本情報として入園時間や利用できない休園日なども知っておきたいポイントと言えるでしょう。
また、浜離宮恩賜庭園までのアクセス方法も知らないと魅力を知っても意味がありません。そこで、最後に浜離宮恩賜庭園の基本情報とアクセス情報や駐車場情報について紹介します。浜離宮恩賜庭園にアクセスする時には参考にして役立ててください。
基本情報
都会にある憩いの場として人気がある浜離宮恩賜庭園では、利用できる入園時間が設けられてます。利用時間は9時から17時までとなっているのですが、入園できるのは16時半までになります。ですが、イベント時などでは延長する場合もあります。
浜離宮恩賜庭園の利用できない休園日は、年末年始で12月29日から1月1日までとなってます。年末年始以外は浜離宮恩賜庭園はいつでも利用できる形になっているので、観光時などは休園日を気にせずに楽しめるでしょう。
アクセス
次にアクセス方法になりますが、都営地下鉄大江戸線築地市場駅と汐留駅、ゆりかもめ汐留駅で下車をしたら徒歩で約7分の距離です。JRや東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線で新橋駅を利用した場合には、徒歩で約12分の距離になります。
また、東京都観光汽船で浜離宮水上バス発着場に下船してアクセスする方法もあります。ただ、水上バスは入園料とは別途料金なので注意しましょう。
車でアクセスする場合には、浜離宮恩賜庭園は駅に近いので汐留駅や新橋駅を目印にするとアクセスしやすいでしょう。また、遠方から車でアクセスする場合にはナビで浜離宮恩賜庭園は表示されるので最短ルートなどで向かうのがおすすめです。
駐車場情報
車でアクセスした場合には、浜離宮恩賜庭園の駐車場情報もチェックしておきたい要素です。ですが、残念ながら浜離宮恩賜庭園には駐車場が完備されてません。そのため車でアクセスした場合には、周辺の駐車場をチェックしておくのがおすすめです。
最寄りの駐車場では、高速道路の下で海岸通の地下に汐留駐車場があります。455台停車できる大きめの駐車場になっています。ですが、春の桜の時期や紅葉シーズンには浜離宮恩賜庭園のアクセス数が増えるため、満車になる可能性もあります。
住所 | 東京都中央区浜離宮庭園1-1 |
電話番号 | 03-3541-0200 |
都会のおすすめスポットの浜離宮恩賜庭園へ行ってみよう!
東京都中央区の都会にある浜離宮恩賜庭園。江戸時代からの歴史を持ち、貴重な建造物だけではなく一面に広がるコスモスの花畑や紅葉を楽しめるおすすめのスポットです。もちろん、四季折々の景色が楽しめるのも魅力と言えるでしょう。
静かな時間を楽しむことができるので、東京都内に在住の方も観光旅行で回る時にも浜離宮恩賜庭園を散策してみてはいかがでしょうか。歴史を感じながら、美しい景色を眺めると都会ということも忘れて楽しむことができるでしょう。